Pythonの数値データ型とは?int・long・float・complexの種類と使い方
Pythonの数値データ型とは
数値データ型は、数値を格納するためのデータ型です。変数に値を代入すると、その時点で数値オブジェクトが自動的に作成されます。
var1 = 1
var2 = 10
また、del文を使うことで、数値オブジェクトへの参照を削除することもできます。del文の基本構文は以下の通りです。
del var1[,var2[,var3[....,varN]]]]
del文では、単一のオブジェクトだけでなく、複数のオブジェクトをまとめて削除することも可能です。
del var
del var_a, var_b
Pythonがサポートする4つの数値型
Pythonでは、次の4種類の数値型がサポートされています。
- int:符号付き整数
- long:長整数(8進数や16進数でも表現可能)
- float:浮動小数点実数
- complex:複素数
なお、この4分類はPython 2までの仕様です。Python 3ではlong型は廃止され、int型が任意精度の整数として統一されている点に注意しましょう。
数値の記述例
各数値型の具体的な記述例を以下の表にまとめました。
| int | long | float | complex |
|---|---|---|---|
| 10 | 51924361L | 0.0 | 3.14j |
| 10 | 51924361L | 0.0 | 3.14j |
| 100 | -0x19323L | 15.20 | 15.20j |
| -786 | 0122L | -21.9 | 9.322e-36j |
| 080 | 0xDEFABCECBDAECBFBAEl | 32.3+e18 | 876j |
| -0490 | 535633629843L | -90. | -.6545+0J |
| -0x260 | -052318172735L | -32.54e100 | 3e+26J |
| 0x69 | -4721885298529L | 70.2-E12 | 4.53e-7j |
覚えておきたいポイント
long型には小文字の「l」も使用できますが、数字の「1」と混同しやすいため、大文字の「L」を使うことが推奨されています。Pythonが長整数を表示する際も、大文字の「L」が使われます。- 複素数は「x + yj」という形式で表されます。ここでxとyは実数の浮動小数点数、jは虚数単位を意味します。
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