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Pythonの標準データ型を徹底解説!5つの基本型の特徴と使い方

コンピュータのメモリに保存されるデータには、さまざまな種類があります。例えば、人の年齢は数値として、住所は英数字の文字列として保存されます。Pythonでは、データに対してどのような操作が可能か、またそれぞれどのように保存されるかを定義するために、複数の標準データ型が用意されています。

Pythonには、主に以下の5つの標準データ型があります。

  • 数値(Numbers)
  • 文字列(String)
  • リスト(List)
  • タプル(Tuple)
  • 辞書(Dictionary)

Pythonの数値(Numbers)

数値型は、数値データを格納するためのデータ型です。変数に値を代入すると、その時点で数値オブジェクトが生成されます。Python 3では、整数型(int)、浮動小数点型(float)、複素数型(complex)などが含まれます。

var1 = 1
var2 = 10

Pythonの文字列(String)

Pythonにおける文字列は、引用符で囲まれた連続した文字の集まりとして表現されます。シングルクォート(')とダブルクォート(")のどちらのペアでも使用できます。文字列の一部を取り出すには、スライス演算子([ ] と [:])を使用します。インデックスは文字列の先頭が0から始まり、末尾側は-1から逆順に数えます。

str = 'Hello World'
print(str[0])    # H
print(str[2:5])  # llo
print(str[-1])   # d

Pythonのリスト(List)

リストは、Pythonの複合データ型の中で最も汎用性が高いものです。リストは、カンマで区切った項目を角括弧([])で囲んで表します。ある程度C言語の配列に似ていますが、大きな違いとして、リスト内の各項目は異なるデータ型を持つことができます。また、作成後も要素の追加・削除・変更が自由に行えます。

list = ['abcd', 786, 2.23, 'john', 70.2]
print(list[0])   # abcd
print(list[1:3]) # [786, 2.23]

Pythonのタプル(Tuple)

タプルは、リストと似たシーケンスデータ型の一種です。タプルはカンマで区切られた複数の値で構成されますが、リストとは異なり丸括弧()で囲みます。最大の特徴は「イミュータブル(変更不可)」である点で、一度作成したタプルの要素は変更できません。固定されたデータを安全に扱いたい場合に適しています。

tuple = ('abcd', 786, 2.23, 'john', 70.2)
print(tuple[0])  # abcd
# tuple[0] = 'xyz'  # エラー:タプルは変更不可

Pythonの辞書(Dictionary)

Pythonの辞書は、ハッシュテーブルの一種です。Perlにおける連想配列やハッシュのように機能し、キーと値のペアで構成されます。辞書のキーにはほぼすべてのPython型を使用できますが、通常は数値または文字列が使われます。一方、値には任意のPythonオブジェクトを指定できます。辞書は波括弧({})で囲み、キーを指定することで高速に値へアクセスできます。

dict = {'name': 'john', 'age': 25}
print(dict['name'])  # john
print(dict['age'])   # 25

まとめ

Pythonの標準データ型は、それぞれ特性が異なるため、用途に応じて使い分けることが重要です。変更不可なデータにはタプル、柔軟なデータ操作にはリスト、キーによる高速な検索には辞書といったように、各データ型の特徴を理解して活用することで、より効率的で可読性の高いプログラムを書けるようになります。

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