インデックス値に基づいてDataFrameの時系列データを切り詰めるプログラムを作成する方法
pandasのDataFrameで時系列データを扱う際、「特定の日付範囲のデータだけを抽出したい」という場面はよくあります。本記事では、truncate()メソッドを使って、インデックス値に基づいて時系列データを切り詰めるプログラムの作成方法を解説します。
処理前後のイメージ
週次の時系列データを持つDataFrameに対してtruncate()を適用すると、指定した範囲のデータのみが残ります。処理前後の出力は以下の通りです。
before truncate: Id time_series 0 1 2020-01-05 1 2 2020-01-12 2 3 2020-01-19 3 4 2020-01-26 4 5 2020-02-02 5 6 2020-02-09 6 7 2020-02-16 7 8 2020-02-23 8 9 2020-03-01 9 10 2020-03-08 after truncate: Id time_series 1 2 2020-01-12
解決手順
以下の手順でプログラムを作成していきます。
- DataFrameを定義する:Id列(1〜10)を持つDataFrameを作成します。
- date_range()で日付列を生成する:start='01/01/2020'、periods=10、freq='W'(週次)を指定したpd.date_range()により、開始日から1週間ごとの日付が10個生成され、df['time_series']に格納されます。
- truncate()でデータを切り詰める:df.truncate()にbefore='01/01/2020'、after='10/02/2020'を指定して呼び出し、結果をresultに保存します。
まず、date_range()で日付列を生成する部分のコードです。
df['time_series'] = pd.date_range('01/01/2020',
periods=10,
freq='W')
続いて、truncate()を適用して結果を取得します。
result = df.truncate(before='01/01/2020', after='10/02/2020')
コード例(全体)
ここまでの手順をすべてまとめた実装例が以下です。
import pandas as pd
d = {'Id': [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10]}
df = pd.DataFrame(d)
df['time_series'] = pd.date_range('01/01/2020',
periods=10,
freq='W')
print(df)
result = df.truncate(before='01/01/2020', after='10/02/2020')
print(result)
実行結果
before truncate: Id time_series 0 1 2020-01-05 1 2 2020-01-12 2 3 2020-01-19 3 4 2020-01-26 4 5 2020-02-02 5 6 2020-02-09 6 7 2020-02-16 7 8 2020-02-23 8 9 2020-03-01 9 10 2020-03-08 after truncate: Id time_series 1 2 2020-01-12
補足:truncate()メソッドのポイント
truncate()は、before引数で指定した値より前の行と、after引数で指定した値より後ろの行を除外し、その間のデータだけを残すメソッドです。時系列データから特定の期間だけを分析対象にしたい場合などに活躍します。なお、日付文字列で範囲を指定する場合は、対象となるインデックスが適切にソートされている必要がある点に注意しましょう。
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