Matplotlibを使用したコードへの単体テスト作成方法を徹底解説
Matplotlibで描画を行うコードに対して単体テストを作成する方法を解説します。ここでは、配列をx座標として受け取り、y = x² の曲線を描画するプロットを例に考えます。テスト時には、xデータ点に対応する y_data を抽出し、期待値と一致するかどうかを検証します。
手順
- plot_sqr_curve(x) というメソッドを作成します。このメソッドは plot() メソッドを使って x と x² を描画し、そのプロットを返します。
- テストにはPython標準ライブラリの unittest.TestCase を使用します。
- テストメソッド test_curve_sqr_plot() を作成し、以下の処理を記述します。
- 曲線を描画するためのxデータ点を作成する。
- xデータ点をもとにyデータ点(x²)を作成する。
- xデータとyデータを使って曲線を描画する。
- 描画されたプロットオブジェクトからxデータとyデータを抽出する。
- 抽出したデータが期待値と一致しているか(式が真であるか)を検証する。
コード例
import unittest
import numpy as np
from matplotlib import pyplot as plt
def plot_sqr_curve(x):
"""
y = x^2 となるy値でx点を描画する。
"""
return plt.plot(x, np.square(x))
class TestSqrCurve(unittest.TestCase):
def test_curve_sqr_plot(self):
# xデータ点を作成
x = np.array([1, 3, 4])
# xデータ点からyデータ点を作成
y = np.square(x)
# 曲線を描画
pt, = plot_sqr_curve(x)
# プロットオブジェクトからyデータとxデータを抽出
y_data = pt.get_data()[1]
x_data = pt.get_data()[0]
# データが一致することを検証
self.assertTrue((y == y_data).all())
self.assertTrue((x == x_data).all())
if __name__ == '__main__':
unittest.main()ポイント解説
pt.get_data() は、Line2Dオブジェクトが保持している実際の描画データ(x座標とy座標)をタプル形式で返します。これにより、「関数が正しいデータでプロットを生成したか」を直接検証できます。また、(y == y_data).all() のようにNumPy配列全体を一括比較することで、すべての要素が一致していることを確認しています。
実行結果
Ran 1 test in 1.587s OK
テストが正常に完了すると「OK」が表示されます。この手法を応用すれば、グラフのタイトルやラベル、凡例の設定なども get_title() や get_xlabel() などのメソッドを使って同様に検証することが可能です。
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