Matplotlibの3Dプロットで軸ラベルと名前の向きを調整する方法
Matplotlibで3Dプロットを作成する際、軸ラベルや軸名の向き・位置がデフォルト設定では見づらくなることがあります。本記事では、3Dプロットの軸ラベルの向きを調整し、見やすいグラフに仕上げる手順を解説します。
実装の手順
- 図のサイズを設定し、サブプロット間および周囲の余白(パディング)を調整します。
- 背景色を白(facecolor='w')に指定して、新しいfigureを作成または既存のfigureをアクティブ化します。
- 3D投影(projection='3d')を指定して現在のfigureからAxesを取得します。
- linespacing引数を使ってX・Y・Z軸それぞれのラベルを設定します。linespacingの値を変えることでラベルの行間(向きの印象)を調整できます。
- plot()メソッドでデータポイントをプロットします。
- ax.distで軸と視点の距離を設定します。
- show()メソッドで図を表示します。
サンプルコード
import matplotlib.pyplot as plt
plt.rcParams["figure.figsize"] = [7.50, 3.50]
plt.rcParams["figure.autolayout"] = True
figure = plt.figure(facecolor='w')
ax = figure.gca(projection='3d')
xLabel = ax.set_xlabel('X-axis', linespacing=3.2)
yLabel = ax.set_ylabel('Y-axis', linespacing=3.1)
zLabel = ax.set_zlabel('Z-Axis', linespacing=3.4)
plot = ax.plot([1, 2, 3], [1, 2, 3])
ax.dist = 10
plt.show()コードのポイント解説
figure.figsizeとfigure.autolayoutをrcParamsで設定することで、図全体のサイズとレイアウトの自動調整を行っています。これにより、ラベルが図の外にはみ出すのを防げます。
set_xlabel / set_ylabel / set_zlabelの各メソッドに渡しているlinespacingは、ラベルテキストの行間隔を制御するパラメータです。値を大きくするとラベルが軸から離れた位置に表示され、3D空間上での可読性が向上します。X軸は3.2、Y軸は3.1、Z軸は3.4と、各軸ごとに微調整している点がポイントです。
ax.dist = 10は、カメラ(視点)とプロット中心との距離を設定するもので、数値を大きくするとグラフ全体が小さく表示され、軸ラベルとのバランスが取りやすくなります。
出力結果
上記のコードを実行すると、X・Y・Z各軸のラベルが適切な向きと間隔で配置された3Dプロットが表示されます。linespacingやdistの値を変更しながら、自分のデータに合った最適な見た目を探してみてください。
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