Pythonで複素数配列の実部を取得する方法|numpy.real()の使い方を解説
Pythonで複素数の引数から実部(実数部分)を取り出したい場合は、NumPyが提供する numpy.real() メソッドを使用します。このメソッドは、複素数の引数から実部の成分を返します。
戻り値の型には以下のような特徴があります。
- 入力
valが実数のみの場合:入力と同じデータ型が出力に使われます - 入力
valが複素数要素を含む場合:戻り値の型はfloatになります
第1パラメータの val には、対象となる入力配列を指定します。
手順
まず、必要なライブラリをインポートします。
import numpy as np
array() メソッドを使って複素数の配列を作成します。
arr = np.array([56.+0.j , 27.+0.j , 68.+0.j , 23.+0.j])
作成した配列を表示して確認しましょう。
print("Our Array...\n",arr)
配列の次元数を確認します。
print("\nDimensions of our Array...\n",arr.ndim)
データ型を確認します。
print("\nDatatype of our Array object...\n",arr.dtype)
配列の形状(シェイプ)を確認します。
print("\nShape of our Array...\n",arr.shape)
ここで、numpy.real() メソッドを使って複素数の実部を取得します。このメソッドは複素数の引数から実部の成分を返し、入力が複素数要素を持つ場合は結果が float 型になります。
print("\nResult (Real part)...\n",np.real(arr))
サンプルコード全体
これまでの手順をまとめた完全なコード例は以下の通りです。
import numpy as np
# array() メソッドで配列を作成
arr = np.array([56.+0.j , 27.+0.j , 68.+0.j , 23.+0.j])
# 配列を表示
print("Our Array...\n",arr)
# 次元数を確認
print("\nDimensions of our Array...\n",arr.ndim)
# データ型を確認
print("\nDatatype of our Array object...\n",arr.dtype)
# 形状を確認
print("\nShape of our Array...\n",arr.shape)
# numpy.real() メソッドで複素数の実部を取得
print("\nResult (Real part)...\n",np.real(arr))
実行結果
Our Array... [56.+0.j 27.+0.j 68.+0.j 23.+0.j] Dimensions of our Array... 1 Datatype of our Array object... complex128 Shape of our Array... (4,) Result (Real part)... [56. 27. 68. 23.]
出力を見ると、元の配列は complex128 型の1次元配列ですが、np.real() を適用した結果として虚部が取り除かれ、実部だけの [56. 27. 68. 23.] という浮動小数点数の配列が得られていることがわかります。このように numpy.real() を使えば、複素数配列から簡単に実部だけを抽出できます。
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