MySQLコマンドラインクライアントでSELECT時にデータ内のスペースを確認する方法
MySQLでデータ内のスペースを可視化するには?
MySQLのコマンドラインクライアントでSELECT文を実行すると、文字列に含まれるスペースはそのまま空白として表示されるため、空文字列('')なのか、スペースが1つ入っているのか、複数のスペースが入っているのかを目視で判別するのは困難です。
このような場合に役立つのがquote()関数です。quote()関数を使うと、値が引用符(')で囲まれて表示されるため、スペースの有無や数を一目で確認できます。
quote()関数の基本構文
select yourColumnName, quote(yourColumnName) from yourTableName;
動作を確認するためのサンプルテーブルを作成する
概念を理解するために、まずテーブルを作成しましょう。テーブル作成のクエリは以下の通りです。
mysql> create table seeSpacesDemo
-> (
-> spaceValue varchar(10)
-> );
Query OK, 0 rows affected (0.42 sec)
テストデータを挿入する
insertコマンドを使って、空文字列やスペースを含むレコードをいくつか挿入します。クエリは以下の通りです。
mysql> insert into seeSpacesDemo values("");
Query OK, 1 row affected (0.70 sec)
mysql> insert into seeSpacesDemo values(" ");
Query OK, 1 row affected (0.45 sec)
mysql> insert into seeSpacesDemo values(" ");
Query OK, 1 row affected (0.21 sec)
mysql> insert into seeSpacesDemo values(" ");
Query OK, 1 row affected (0.16 sec)
通常のSELECT文で表示を確認する
select文ですべてのレコードを表示してみます。
mysql> select *from seeSpacesDemo;
出力結果は以下の通りです。
+------------+ | spaceValue | +------------+ | | | | | | | | +------------+ 4 rows in set (0.00 sec)
このように、通常のSELECT文ではすべての行が同じように見え、どの行にスペースが含まれているのか判別できません。
quote()関数を使ってスペースを確認する
そこで、quote()関数を使用してデータ内のスペースを確認します。クエリは以下の通りです。
mysql> select spaceValue, quote(spaceValue) from seeSpacesDemo;
出力結果は以下の通りです。
+------------+-------------------+ | spaceValue | quote(spaceValue) | +------------+-------------------+ | | '' | | | ' ' | | | ' ' | | | ' ' | +------------+-------------------+ 4 rows in set (0.00 sec)
結果の見方
quote()関数の出力を見ると、次のことがわかります。
- ''(空):空文字列。スペースは含まれていない
- ' ':スペースが1つ以上含まれている(引用符の中の幅でスペースの数がわかる)
このように、quote()関数を使えば、一見同じに見えるデータの違いも簡単に見分けられます。NULLと空文字列の区別にも役立つため、データのクレンジングやデバッグの際にぜひ活用してください。
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