SQL Serverデータベースへのログイン方法|SSMSとT-SQLの2つの手順を解説
SQL Serverへのログインは、WindowsやメールアカウントにIDとパスワードでサインインするのと同じように、データベースへアクセスするための基本的な手段です。SQL Serverには、主に以下の4種類のログイン方式が用意されています。
- Windowsのログイン情報を使用する認証(Windows認証)
- SQL Server専用に作成されたログイン(SQL Server認証)
- 証明書から作成されたログイン
- 非対称キーから作成されたログイン
本記事では、このうち実務でよく使われる「Windows資格情報によるログイン」と「SQL Server専用のログイン」の2つに焦点を当てて解説します。
方法1は、Windowsのユーザー名とパスワードをそのまま利用してSQL Serverにログインする手法です。一方、新しく独自のユーザー名とパスワードを作成したい場合は、方法2を使用します。
SQL Serverのログイン情報を作成・変更・削除するには、次の2つの方法があります。
- SQL Server Management Studio(SSMS)を使用する
- T-SQLを使用する
方法1:SQL Server Management Studioでログインを作成する
ステップ1:Loginsフォルダーを開く
SQL Serverインスタンスに接続したら、オブジェクトエクスプローラーから下図のようにLoginsフォルダーを開きます。

SSMSでLoginsフォルダーを開く
ステップ2:「New Login」を選択する
Loginsフォルダーを右クリックし、New Login(新しいログイン)を選択します。すると、下記のような設定画面が表示されます。

ログイン情報を入力する
ステップ3:ログイン名とパスワードを入力して保存する
ログイン名とパスワードを入力し、確認のためにもう一度同じパスワードを入力して「OK」をクリックします。これで新しいログイン情報が作成され、一覧に表示されます。

新しいログイン情報が作成された
方法2:T-SQLスクリプトでログインを作成する
T-SQLを使えば、クエリを1行実行するだけで簡単にログインを作成できます。たとえば、ログイン名「TestLogin」、パスワード「P@ssword」のログインを作成するには、以下のクエリを実行します。
Create login yourloginname with password='yourpassword'
Create login TestLogin with password='P@ssword'
なお、実際の運用環境では、推測されにくい強固なパスワードを設定し、作成したログインを必要なデータベースユーザーに適切にマッピングすることをおすすめします。
-
【初心者向け】SSMSで学ぶSQL Serverのデータベース基本操作ガイド
こんにちは!前回の記事では、SSMS(SQL Server Management Studio)を使ってSQL Serverをインストールし、接続を確立する方法をご紹介しました。 今回はその続きとして、SQL Server Management Studio(SSMS)の画面操作を通じて、SQL Serverにおけるデータベースの最も基本的な操作方法について詳しく解説していきます。それでは早速始めましょう! #1. 新しいデータベースを作成する 手順1:SQL Serverに接続する まず、SQL Server Management Studioを起動し、SQL Serverに接続します。
-
Microsoft SQL Serverのデータベース互換性レベルとは?確認・変更方法とパフォーマンスへの影響を解説
データベース互換性レベルは、データベースレベルの設定のひとつで、データベースの動作に大きな影響を与えます。Microsoft® SQL Server®の新バージョンがリリースされるたびに多くの新機能が追加されますが、その多くは新しいキーワードを必要とし、旧バージョンで存在していた動作にも変更をもたらします。最大限の後方互換性を確保するため、Microsoftでは必要に応じて互換性レベルを設定できる仕組みを提供しています。 データベース互換性レベルのデフォルト値 デフォルトでは、すべてのデータベースは、作成元となったmodelデータベースのバージョンから互換性レベルを引き継ぎます。たとえば、SQ