【iOS開発】iPhone / iPadのツールバーに「戻る」矢印ボタンを追加する方法
ツールバー上にボタンを作成するには、iOSの2つの異なるコンポーネントと、戻る矢印(バックアロー)画像が必要です。まず、それぞれのコンポーネントが何なのかを見ていきましょう。
必要な2つのコンポーネント
- Toolbar(ツールバー):iOSネイティブのコンポーネントで、画面下部にアイテムやボタン類を表示するために使用されます。
- Bar Button Item(バー ボタン項目):ツールバーやナビゲーションバー上に配置されることが多いボタンです。
ツールバーをStoryboardで配置すると、デフォルトでBar Button Itemが1つ自動的に付属します。これを利用すれば、追加のパーツをゼロから作る必要はありません。
実装手順
1. プロジェクトの準備
まず新しいプロジェクトを作成し、main.storyboard上にあるViewControllerに、分かりやすいよう任意の背景色を設定しておきましょう。
2. ツールバーの配置と制約の設定
オブジェクトライブラリからToolbarをドラッグ&ドロップで、ViewControllerの画面下部に配置します。このときBar Button Itemも自動的に一緒に作成されます。
次にツールバーを選択し、Auto Layoutの制約として「下・左・右:0」「高さ:50」を設定してください。これにより、どのデバイスサイズでも画面下端にぴったりと固定されます。
3. 戻る矢印画像の設定
「戻る」用の矢印画像(back画像)を用意してプロジェクトに追加します。その後、ツールバー上のBar Button Itemを選択し、アトリビュートインスペクタ(Attributes Inspector)からImage欄で矢印画像を指定しましょう。
同じアトリビュートインスペクタでは、画像のほかにタイトル(Title)、ティントカラー(Tint Color)などのプロパティも設定できますので、デザインに合わせて調整するとよいでしょう。
4. 実行して確認
ここまでの設定が完了したらプロジェクトを実行します。以下のように画面下部に矢印ボタン付きのツールバーが表示されます。

補足:ツールバーのアイテム自動配置について
ツールバーは、配置されたアイテムの数に応じて自動的に間隔を計算し、等間隔で整列してくれます。複数のボタンを並べたい場合も、レイアウトを手動で調整する必要はほとんどありません。
このように、Storyboardとわずかな設定だけで、iPhone / iPadアプリのツールバーに簡単に「戻る」矢印ボタンを実装できます。
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