PHPのdate_default_timezone_set()関数の使い方を徹底解説
date_default_timezone_set()関数は、PHPスクリプト内で使用するデフォルトのタイムゾーンを設定するための関数です。日付や時刻を扱う処理では、サーバーの環境設定に依存しないよう、明示的にタイムゾーンを指定することが推奨されています。
基本構文
date_default_timezone_set(timezone)
パラメータ
timezone − 設定したいタイムゾーンを指定します。例えば「UTC」や「Europe/Paris」、「Asia/Tokyo」などが挙げられます。タイムゾーン識別子はPHP公式のサポートリストに準拠している必要があります。
戻り値
指定したタイムゾーンが有効でない場合、この関数はFALSEを返します。タイムゾーンが正しく設定された場合はTRUEを返します。
なお、無効なタイムゾーンを指定した場合は、FALSEが返されると同時にE_WARNINGレベルの警告が発生することにも注意してください。
使用例
まずは基本的な使い方を見てみましょう。以下の例では、タイムゾーンを「Asia/Kolkata」に設定し、その後date_default_timezone_get()関数で現在の設定を取得して表示しています。
<?php
date_default_timezone_set("Asia/Kolkata");
echo date_default_timezone_get();
?>
出力結果
Asia/Kolkata
別の使用例
次に、設定したタイムゾーンとphp.iniの「date.timezone」設定値を比較する例を紹介します。strcmp()関数を使って文字列を比較し、一致するかどうかを判定しています。
<?php
date_default_timezone_set('Asia/Singapore');
$obj = date_default_timezone_get();
if (strcmp($obj, ini_get('date.timezone'))){
echo 'No match!';
} else {
echo 'Match!';
}
?>
出力結果
No match!
この例では、スクリプト内で設定した「Asia/Singapore」と、php.iniに定義されているタイムゾーンの設定値が異なるため、「No match!」と表示されます。
まとめ
date_default_timezone_set()関数を使うことで、スクリプト単位でタイムゾーンを柔軟に制御できます。php.iniの設定を変更できないレンタルサーバー環境などでは特に便利な関数なので、日付処理を行う際には積極的に活用しましょう。
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