PHPのtimezone_name_from_abbr()関数の使い方と使用例を解説
概要
PHPのtimezone_name_from_abbr()関数は、タイムゾーンの略称(省略形)をもとに、正式なタイムゾーン名を取得する関数です。たとえば「CET」や「EST」といった略称から、「Europe/Berlin」「America/New_York」のようなIANAタイムゾーン識別子を求められます。この関数はPHP 5.1.3以降で利用可能です。
構文
timezone_name_from_abbr(abbr, gmtOffset, is_dst)
パラメータ
abbr − タイムゾーンの略称(必須)。たとえば「CET」「EST」などを指定します。
gmtOffset − GMT(グリニッジ標準時)からのオフセットを秒単位で指定します。省略した場合はデフォルト値の -1 が使用されます。
is_dst − 夏時間(サマータイム)のインジケータ。夏時間なら 1、夏時間でなければ 0、不明または無視する場合は -1 を指定します。省略時のデフォルトは -1 です。
戻り値
該当するタイムゾーン名を文字列で返します。対応するタイムゾーンが見つからなかった場合は FALSE を返します。
使用例
例1:CETからタイムゾーン名を取得する
<?php
echo timezone_name_from_abbr("CET") . "<br />";
?>
出力結果:
Europe/Berlin
例2:ESTからタイムゾーン名を取得する
<?php
echo timezone_name_from_abbr("EST") . "<br>";
?>
出力結果:
America/New_York
例3:GMTオフセットを指定してタイムゾーン名を取得する
略称を空文字列にして、GMTからのオフセットと夏時間フラグを組み合わせて指定することもできます。
<?php
echo timezone_name_from_abbr("", 3600, 0) . "<br>";
?>
出力結果:
Europe/Paris
まとめ
timezone_name_from_abbr()関数を使うと、短い略称やGMTオフセットから標準的なタイムゾーン名を簡単に特定できます。ただし、同じ略称が複数の地域を指す場合があるため、より正確な判定が必要な場面では、gmtOffset や is_dst のパラメータを併せて指定することをおすすめします。
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