PHPのpow()関数とは?使い方とサンプルコードをわかりやすく解説
PHPのpow()関数は、第一引数(基数)を第二引数(指数)で累乗した結果、つまり「a の b 乗」を返す数学関数です。べき乗計算が必要な場面で手軽に利用できます。
構文
pow(a,b)
パラメータ
a − 累乗の基数となる数値
b − 指数(何乗するかを指定する数値)
戻り値
pow()関数は、a を b 乗した値を返します。
使用例1:基本的なべき乗計算
<?php echo(pow(3,5) . "<br>"); ?>
出力
243<br>
この例では、3の5乗(3×3×3×3×3=243)が計算され、画面に出力されます。
使用例2:負の数や負の指数を指定する場合
次に、負の数や負の指数を指定した場合の動作を見てみましょう。
<?php echo(pow(-4,6) . "<br>"); echo(pow(-3,-9) . "<br>"); ?>
出力
4096<br>-5.0805263425291E-5<br>
(-4)の6乗は偶数乗のため正の値「4096」となり、(-3)の-9乗は非常に小さな値として浮動小数点数(科学的記数法)で表現されます。
使用例3:NANが返されるケース
負の数を非整数の指数で累乗しようとした場合、その結果は数学的に定義できないため、NAN(Not a Number)が返されます。
<?php echo(pow(-4,-5.3)); ?>
出力
NAN
補足:べき乗演算子「**」との関係
PHP 5.6以降では、べき乗演算子「**」を使って同じ計算を行うことも可能です。たとえば「3 ** 5」は pow(3, 5) と同じ結果を返します。可読性を重視する場合は演算子を使うのも良い選択肢です。
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