PHPのftp_chdir()関数とは?使い方とサンプルコードをわかりやすく解説
PHPのftp_chdir()関数とは
ftp_chdir()は、FTPサーバー上のカレントディレクトリ(現在の作業ディレクトリ)を変更するための関数です。FTP接続が確立された後、指定したディレクトリへ移動することで、その配下にあるファイルのアップロードやダウンロードなどの操作を行えるようになります。
なお、PHP 8.0以降では第1引数に渡すのはリソースではなくFTP\Connectionクラスのインスタンスとなっている点に注意してください。
構文
ftp_chdir(FTP\Connection $ftp, string $directory): bool
パラメータ
con ―
ftp_connect()で取得したFTP接続(PHP 8.0以降はFTP\Connectionインスタンス)。dir ― 移動先のディレクトリ名。相対パスまたは絶対パスで指定できます。
戻り値
ディレクトリの変更に成功した場合はtrueを、失敗した場合(指定したディレクトリが存在しない、アクセス権がないなど)はfalseを返します。
使用例
以下は、FTPサーバー上でカレントディレクトリを変更し、移動前後のパスを確認する例です。
<?php
$ftp_server = "ftp.example.com";
$ftp_user = "kevin";
$ftp_pass = "tywg61gh";
// FTPサーバーに接続
$con = ftp_connect($ftp_server);
// ログイン
$res = ftp_login($con, $ftp_user, $ftp_pass);
// 「demo」ディレクトリへ移動
ftp_chdir($con, 'demo');
// 現在のディレクトリを表示
echo ftp_pwd($con);
// 親ディレクトリへ戻る
if (ftp_cdup($con)) {
echo "ディレクトリを変更しました!\n";
} else {
echo "ディレクトリの変更に失敗しました!\n";
}
// 移動後の現在のディレクトリを表示
echo ftp_pwd($con);
// 接続を閉じる
ftp_close($con);
?>補足ポイント
移動先ディレクトリのパスを確認したい場合は、
ftp_pwd()関数と組み合わせて使うと便利です。1階層上のディレクトリへ戻りたい場合は、
ftp_cdup()関数を使用します。実運用では、
ftp_chdir()の戻り値を必ずチェックし、失敗時のエラーハンドリングを行うことをおすすめします。SSL/TLSによる安全な接続が必要な場合は、
ftp_ssl_connect()を使って接続を確立してください。
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