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PHPのpi()関数とは?使い方と定義済み定数との対応を実例付きで解説

pi()関数の定義と使い方

PHPのpi()関数は、数学定数π(円周率)の値を返す関数です。戻り値はfloat型の「3.14159265359」であり、PHPにあらかじめ定義されている定数M_PIとまったく同じ値になります。

構文

pi ( void ) : float

パラメータ

この関数は引数を受け取りません。引数なしでそのまま呼び出すことができます。

戻り値

pi()関数は数学定数πの値を返し、定義済みの数学定数M_PIと等価です。数式の中では、M_PIの代わりにpi()関数を使うこともできます。

対応するPHPバージョン

この関数はPHP 4.x、PHP 5.x、PHP 7.xのすべてのバージョンで利用可能です。

例1:円の面積を計算する

次の例では、pi()関数を使って円の面積を計算しています。

<?php
    $radius = 5;
    echo "半径 = " . $radius . " の円の面積は " . pi()*pow($radius,2);
?>

出力結果

上記のコードを実行すると、次のような結果が出力されます。

半径 = 5 の円の面積は 78.539816339745

例2:π/2 と π/4 を計算する

次の例では、pi()関数を使ってπ/2とπ/4を計算しています。これらの角度については、PHPにそれぞれM_PI_2M_PI_4という定義済み定数が用意されています。

<?php
    echo "pi/2 = " . pi()/2;
    echo " M_PI_2 = " . M_PI_2 . "\n";
    echo "pi/4 = " . pi()/4;
    echo " M_PI_4 = ". M_PI_4;
?>

出力結果

実行すると、以下の結果が得られます。

pi/2 = 1.5707963267949 M_PI_2 = 1.5707963267949
pi/4 = 0.78539816339745 M_PI_4 = 0.78539816339745

例3:1/π と 2/π を計算する

pi()関数を使って1/πと2/πの値を計算します。これらの値は、それぞれ定義済み定数M_1_PIおよびM_2_PIと一致します。

<?php
    echo "1/pi = " . 1/pi();
    echo " M_1_PI = " . M_1_PI . "\n";
    echo "2/pi = " . 2/pi();
    echo " M_2_PI = ". M_2_PI;
?>

出力結果

実行すると、以下の結果が得られます。

1/pi = 0.31830988618379 M_1_PI = 0.31830988618379
2/pi = 0.63661977236758 M_2_PI = 0.63661977236758

例4:√π と 2/√π を計算する

この例では、pi()関数を使って計算した√π(平方根)と2/√πが、定義済み定数M_SQRTPIおよびM_2_SQRTPIと同じ値になることを示しています。

<?php
    echo "sqrt(pi) = " . sqrt(pi());
    echo " M_SQRTPI = " . M_SQRTPI . "\n";
    echo "2/sqrt(pi) = " . 2/sqrt(pi());
    echo " M_2_SQRTPI = ". M_2_SQRTPI;
?>

出力結果

実行すると、以下の結果が得られます。

sqrt(pi) = 1.7724538509055 M_SQRTPI = 1.7724538509055
2/sqrt(pi) = 1.1283791670955 M_2_SQRTPI = 1.1283791670955

まとめ

pi()関数は引数を必要としないシンプルな関数ですが、数学的な計算において非常に便利です。PHPにはM_PIをはじめ、M_PI_2、M_PI_4、M_1_PI、M_2_PI、M_SQRTPIなど、πに関連するさまざまな定義済み定数が用意されています。pi()関数とこれらの定数を組み合わせることで、三角関数や幾何学計算など、幅広い数値処理を柔軟に実装できます。

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