PHPのftp_pasv()関数とは?パッシブモード切替の使い方を徹底解説
ftp_pasv()関数は、FTP接続におけるパッシブモード(受動モード)のオン・オフを切り替えるための関数です。ファイアウォールやNAT環境下では、パッシブモードを有効にすることでファイル転送がスムーズに行えるようになります。
構文
ftp_pasv(con, pasv)
パラメータ
con − FTP接続リソース(
ftp_connect()で取得した接続)を指定します。pasv − パッシブモードの状態を指定します。指定できる値は以下の2つです。
TRUE(パッシブモードを有効にする)
FALSE(パッシブモードを無効にする)
戻り値
ftp_pasv()関数は、処理が成功した場合にTRUE、失敗した場合にFALSEを返します。
使用例
以下は、ftp_pasv()関数でパッシブモードを有効にしたうえで、ローカルファイルをFTPサーバーへアップロードするサンプルコードです。
<?php
$ftp_server = "192.168.0.4";
$ftp_user = "tim";
$ftp_pass = "wthbn#@121";
// FTPサーバーへ接続
$con = ftp_connect($ftp_server) or die("$ftp_server に接続できませんでした");
// ログイン
$login = ftp_login($con, $ftp_user, $ftp_pass);
// パッシブモードを有効にする
ftp_pasv($con, true);
$local_file = "localfile.txt"; // ローカル側のファイル
$my_serverfile = "serverfile.txt"; // サーバー側の保存先ファイル名
// ファイルをアップロード
if (ftp_put($con, $my_serverfile, $local_file, FTP_ASCII)) {
echo "ファイルのアップロードに成功しました!";
} else {
echo "ファイルのアップロード中にエラーが発生しました!";
}
// 接続を閉じる
ftp_close($con);
?>
補足:パッシブモードを使うメリット
パッシブモードは、データ接続をクライアント側から開始する通信方式です。多くのファイアウォール環境では、サーバー側からクライアントへ接続を試みるアクティブモードがブロックされるため、実務ではftp_login()の直後にftp_pasv($con, true)を呼び出してパッシブモードを有効化しておくのが一般的なベストプラクティスとされています。
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