C#の算術演算子とは?7つの演算子の使い方をサンプルコードで解説
演算子(オペレーター)とは、コンパイラに対して特定の数学的な処理や論理的な操作を実行するよう指示するための記号です。C#にはさまざまな種類の演算子がありますが、その中でも基本となるのが「算術演算子」です。
算術演算子は、数値の加算・減算・乗算・除算など、日常的な計算処理を行うために使用されます。以下の表に、C#で使用できる主な算術演算子とその説明、使用例をまとめました。
| 演算子 | 説明 | 使用例 |
|---|---|---|
| + | 2つのオペランド(被演算子)を加算します | A + B = 30 |
| - | 最初のオペランドから2番目のオペランドを減算します | A - B = -10 |
| * | 2つのオペランドを乗算します | A * B = 200 |
| / | 分子を分母で除算します | B / A = 2 |
| % | 剰余演算子。整数除算を行った後の余りを求めます | B % A = 0 |
| ++ | インクリメント演算子。整数値を1つ増やします | A++ = 11 |
| -- | デクリメント演算子。整数値を1つ減らします | A-- = 9 |
それぞれの演算子の役割は次のとおりです。
- +(加算): 左右の値を足し合わせます。
- -(減算): 左の値から右の値を引きます。
- *(乗算): 左右の値を掛け合わせます。
- /(除算): 左の値を右の値で割ります。整数同士の除算では小数点以下が切り捨てられる点に注意してください。
- %(剰余): 除算した際の余りを返します。偶数・奇数の判定などによく使われます。
- ++(インクリメント): 変数の値を1増やします。
- --(デクリメント): 変数の値を1減らします。
それでは、実際にC#で算術演算子を使用するサンプルプログラムを見てみましょう。
サンプルコード
using System;
namespace Demo {
class Program {
static void Main(string[] args) {
int a = 99;
int b = 33;
int c;
c = a + b;
Console.WriteLine("Value of c is {0}", c);
c = a - b;
Console.WriteLine("Value of c is {0}", c);
c = a * b;
Console.WriteLine("Value of c is {0}", c);
c = a / b;
Console.WriteLine("Value of c is {0}", c);
c = a % b;
Console.WriteLine("Value of c is {0}", c);
c = a++;
Console.WriteLine("Value of c is {0}", c);
c = a--;
Console.WriteLine("Value of c is {0}", c);
Console.ReadLine();
}
}
}このプログラムでは、変数 a に99、変数 b に33を代入し、各算術演算子を使って計算結果を順番に表示しています。
実行結果
Value of c is 132 Value of c is 66 Value of c is 3267 Value of c is 3 Value of c is 0 Value of c is 99 Value of c is 100
実行結果を見ると、加算では132(99+33)、減算では66(99-33)、乗算では3267(99×33)、除算では3(99÷33)、剰余では0(99を33で割った余り)というように、それぞれ正しく計算されていることがわかります。
また、c = a++; の部分では、インクリメント演算子が後置(変数の後ろに記述)されているため、まず現在の値99が c に代入され、その後に a の値が100に増加します。続く c = a--; では、同じく後置デクリメントにより、まず100が c に代入されてから a の値が99に戻ります。この「先に代入してから値を変える」という後置演算子の動作は、初心者がつまずきやすいポイントなので、しっかり理解しておきましょう。
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