C#におけるリテラルと定数の違いとは?種類と書き方をわかりやすく解説
定数とリテラルとは何か
定数(constant)とは、プログラムの実行中に値を変更できない固定値のことです。そして、その固定値をソースコード上に直接記述したものを「リテラル」と呼びます。定数は整数、浮動小数点数、文字、文字列といった基本データ型のいずれにもなり得ます。さらに、enum(列挙型)による列挙定数も存在します。
整数リテラル
整数リテラルは、10進数または16進数で表現できます。基数を指定するにはプレフィックス(接頭辞)を使用します。16進数の場合は「0x」または「0X」を付け、10進数の場合はプレフィックスを付けません。
150 300u
上記の例では「150」が10進数の整数リテラルです。「300u」の接尾辞「u」は、符号なし整数(unsigned)であることを示しています。
浮動小数点リテラル
浮動小数点リテラルは、整数部・小数点・小数部・指数部の4つの要素で構成されます。
3.14159 235468E-7F
「235468E-7F」のように、指数表記の「E」と、float型を明示する接尾辞「F」を組み合わせることもできます。
文字列リテラル
文字列リテラル(文字列定数)は、ダブルクォーテーション「""」または「@""」で囲んで表します。文字列の中には、通常の文字、エスケープシーケンス、ユニバーサル文字など、文字リテラルと同様の要素を含めることができます。
@"Welcome User" "Welcome User"
「@」を付けた形式は「逐語的文字列リテラル」と呼ばれます。この形式ではエスケープシーケンスが無効になり、改行もそのまま記述できるため、Windowsのファイルパスなどを扱う際に特に便利です。
リテラルと定数の違いのまとめ
両者の違いを簡単に整理すると、リテラルはコードに直接書き込まれた固定値そのものを指し、定数は実行中に変更されない値という概念を指します。C#では「const」キーワードを使って変数を定数として宣言でき、その初期化にはリテラルを使うのが一般的です。例えば「const int MaxCount = 100;」のように記述することで、後から値が変わらない安全な定数を定義できます。
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