JavaScriptの算術演算子とは?種類と使い方を実例付きで解説
JavaScriptの算術演算子とは?
JavaScriptには、四則演算などの数値計算を行うための算術演算子(arithmetic operators)が用意されています。ここでは、変数Aに10、変数Bに20が代入されている場合を例に、それぞれの演算子の動作を確認していきましょう。
主な算術演算子の一覧
| No. | 演算子と説明 |
|---|---|
| 1 | + (加算) 2つのオペランド(被演算子)を加算します。 例:A + B の結果は 30 |
| 2 | - (減算) 1つ目のオペランドから2つ目のオペランドを減算します。 例:A - B の結果は -10 |
| 3 | * (乗算) 2つのオペランドを乗算します。 例:A * B の結果は 200 |
| 4 | / (除算) 分子を分母で除算します。 例:B / A の結果は 2 |
| 5 | % (剰余) 整数除算の余りを求めます。 例:B % A の結果は 0 |
| 6 | ++ (インクリメント) 整数値を1増やします。 例:A++ の結果は 11 |
| 7 | -- (デクリメント) 整数値を1減らします。 例:A-- の結果は 9 |
算術演算子を使ったサンプルコード
次のコードは、JavaScriptで算術演算子を実際に使用する例です。
<html>
<body>
<script>
var a = 33;
var b = 10;
var c = "Test";
var linebreak = "<br />";
document.write("a + b = ");
result = a + b;
document.write(result);
document.write(linebreak);
document.write("a - b = ");
result = a - b;
document.write(result);
document.write(linebreak);
document.write("a / b = ");
result = a / b;
document.write(result);
document.write(linebreak);
document.write("a % b = ");
result = a % b;
document.write(result);
document.write(linebreak);
document.write("a + b + c = ");
result = a + b + c;
document.write(result);
document.write(linebreak);
a = ++a;
document.write("++a = ");
result = ++a;
document.write(result);
document.write(linebreak);
b = --b;
document.write("--b = ");
result = --b;
document.write(result);
document.write(linebreak);
</script>
変数に別の値を設定して、いろいろ試してみてください。
</body>
</html>
実行結果
上記のコードを実行すると、ブラウザには次のように表示されます。
a + b = 43 a - b = 23 a / b = 3.3 a % b = 3 a + b + c = 43Test ++a = 35 --b = 8
ポイント解説
- 文字列との連結に注意:「a + b + c」では、まず数値同士の加算が行われ、その結果(43)が文字列「Test」と連結されて「43Test」になります。これはJavaScriptの暗黙的な型変換による動作です。
- インクリメント・デクリメントの位置:「++a」のように前置きすると、値を増やした後の値が使われます。「a++」のように後置きすると、元の値を評価した後に増やされます。書き方によって結果が変わる点に注意しましょう。
- モダンな書き方について:サンプルでは従来から使われている
varやdocument.write()を使用していますが、現代のJavaScriptではlet/constとconsole.log()を使うのが一般的です。
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