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C#のMathF.Sin()メソッドの使い方を例付きで解説

C#のMathF.Sin()メソッドは、指定されたfloat型の引数(角度)に対する正弦(サイン)の値を返すために使用されます。浮動小数点数専用に設計されたこのメソッドは、単精度演算が必要な場面でMath.Sin()よりも効率的に動作します。

構文

MathF.Sin()メソッドの構文は以下のとおりです。

public static float Sin (float val);

引数 val には、正弦を求めたい角度(ラジアン単位)を指定します。

戻り値

  • 指定した角度のサイン値(float型)を返します。
  • 引数が NaN(非数)の場合、戻り値も NaN になります。
  • 引数が PositiveInfinity または NegativeInfinity の場合、戻り値は NaN になります。

例1:基本的な使い方

まず、MathF.Sin()メソッドの基本的な実装例を見てみましょう。

using System;
public class Demo {
    public static void Main(){
        float val1 = 10f;
        float val2 = float.NaN;
        Console.WriteLine("MathF.Sin(val1) = "+MathF.Sin(val1));
        Console.WriteLine("MathF.Sin(val2) = "+MathF.Sin(val2));
    }
}

出力結果

上記のコードを実行すると、以下のような出力が得られます。

MathF.Sin(val1) = -0.5440211
MathF.Sin(val2) = NaN

通常の数値に対してはその角度のサイン値が返され、NaN を渡した場合は NaN が返されることが確認できます。

例2:無限大とラジアン変換を組み合わせた使い方

次に、無限大の値や度数法から弧度法への変換を行った場合の挙動を確認する例を見てみましょう。

using System;
public class Demo {
    public static void Main(){
        float val1 = float.PositiveInfinity;
        float val2 = float.NegativeInfinity;
        float val3 = (20f * (MathF.PI)) / 180;
        Console.WriteLine("MathF.Sin(val1) = "+MathF.Sin(val1));
        Console.WriteLine("MathF.Sin(val2) = "+MathF.Sin(val2));
        Console.WriteLine("MathF.Sin(val3) = "+MathF.Sin(val3));
    }
}

出力結果

上記のコードを実行すると、以下のような出力が得られます。

MathF.Sin(val1) = NaN
MathF.Sin(val2) = NaN
MathF.Sin(val3) = 0.3420202

ポイントまとめ

  • MathF.Sin()に渡す角度はラジアン単位である必要があります。度数法の値を使う場合は、「度 × π ÷ 180」でラジアンに変換しましょう。
  • 無限大(PositiveInfinity / NegativeInfinity)や NaN を渡すと、結果は必ず NaN になります。
  • 戻り値は float 型のため、倍精度が必要な場合は Math.Sin()(double型)を使用してください。
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