C#のMathF.Atan()メソッドとは?使い方をサンプルコード付きで解説
C#のMathF.Atan()メソッドは、引数として指定したfloat値(正接・タンジェントの値)に対応する角度(アークタンジェント)を返すメソッドです。戻り値はラジアン単位で表され、その範囲は -π/2 ~ +π/2 になります。
構文
MathF.Atan()メソッドの構文は以下の通りです。
public static float Atan (float val);
パラメータ「val」には、正接の値となる浮動小数点数(float型)を指定します。
使用例1
まずは、MathF.Atan()メソッドの基本的な使用例を見てみましょう。
using System;
public class Demo {
public static void Main(){
float val1 = 1.2f;
float val2 = 45.5f;
Console.WriteLine("Angle (val1) = "+(MathF.Atan(val1)));
Console.WriteLine("Angle (val2) = "+(MathF.Atan(val2)));
}
}出力
このプログラムを実行すると、以下のような結果が表示されます。
Angle (val1) = 0.876058 Angle (val2) = 1.548822
使用例2
続いて、別の値を使用した例です。入力値が0に近づくほど、戻り値も0に近くなることが確認できます。
using System;
public class Demo {
public static void Main(){
float val1 = 0.1f;
float val2 = 0.9f;
Console.WriteLine("Angle (val1) = "+(MathF.Atan(val1)));
Console.WriteLine("Angle (val2) = "+(MathF.Atan(val2)));
}
}出力
実行結果は以下の通りです。
Angle (val1) = 0.09966865 Angle (val2) = 0.7328151
ポイントまとめ
- 戻り値はラジアン単位の角度です。度数法(°)に変換したい場合は、「ラジアン × 180 / π」で計算できます。
- double型を扱うMath.Atan()との違いは、MathF.Atan()がfloat型専用である点です。float演算ではパフォーマンス面で有利になります。
- 入力値が大きくなるほど、戻り値はπ/2(約1.5708)に漸近します。
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