HTMLのwrap属性とは?textareaのテキスト折り返し設定を解説
wrap属性とは
HTMLのwrap属性は、<textarea>要素内のテキストを、フォーム送信時にどのように折り返すかを定義する属性です。画面上での見た目だけでなく、サーバーへ送信されるデータに改行コードを含めるかどうかを制御できる点が特徴です。
指定できる値
- soft:画面上では自動的に折り返して表示されますが、送信されるテキストには改行コードが挿入されません(デフォルト値)。
- hard:画面上の折り返し位置に基づいて、フォーム送信時に改行コードが挿入されます。この値を使用する場合はcols属性の指定が必須です。
構文
wrap属性の基本的な書き方は以下のとおりです。
<textarea wrap="hard | soft"></textarea>
サンプルコード
次の例では、wrap属性に「soft」を指定したテキストエリアを作成しています。「wrap属性の値を表示」ボタンをクリックすると、現在設定されているwrap属性の値が画面に表示されます。
<!DOCTYPE html>
<html>
<style>
body {
color: #000;
height: 100vh;
}
.btn {
background: #db133a;
border: none;
height: 2rem;
border-radius: 2px;
width: 40%;
display: block;
color: #fff;
outline: none;
cursor: pointer;
margin: 1rem 0;
}
.show {
font-size: 1.5rem;
margin: 1rem 0;
}
</style>
<body>
<h1>HTML wrap属性 デモ</h1>
<form action='' method="post">
<textarea rows="5" cols="28" wrap="soft">こんにちは!これはダミーテキストを含むテキストエリア要素です。</textarea>
<input type="submit" class='btn' value="フォームを送信">
</form>
<button onclick="set()" class="btn">wrap属性の値を表示</button>
<div class="show"></div>
<script>
function set() {
document.querySelector('.show').innerHTML = "wrap属性の値は " + document.querySelector("textarea").wrap;
}
</script>
</body>
</html>
実行結果

「wrap属性の値を表示」ボタンをクリックすると、textarea要素のwrap属性の値が画面に表示されます。

まとめ
wrap属性を使うことで、テキストエリアのテキスト折り返し方法を柔軟に制御できます。通常はデフォルトの「soft」で十分ですが、ユーザーが入力した通りの改行位置をサーバー側でも保持したい場合には「hard」を選択しましょう。その際は、cols属性の指定を忘れないようにしてください。
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