Androidスマホのマイクが動作しない?原因と直し方を徹底解説
最近、電話をかけた相手に「声が聞き取りにくい」と指摘されたことはありませんか?その場合、多くの人は回線状態の悪さを疑います。しかし、実はスマホ本体のマイクに問題が起きている可能性もあります。
マイクの不調は、本人が気づかないうちに進行していることも少なくありません。最悪の場合、マイクが完全に故障してしまうこともあります。この記事では、Androidスマホのマイクに起こりやすいトラブルと、その具体的な解決方法を詳しく紹介します。
マイクの不具合の原因は何?
では、なぜマイクの問題は発生するのでしょうか?マイクの音が歪む原因はさまざまですが、もっとも多いのはスマホの汚れです。普段からこまめに掃除をしていない人は、どれほどのホコリやゴミが溜まっているかに驚くかもしれません。
その他のよくある原因としては、ソフトウェアアップデートやサードパーティ製アプリのインストールが挙げられます。これらは気づかないうちにマイクの設定を変更したり、無効化したりすることがあります。また、落下や水濡れによる物理的なダメージ、内部部品の故障などによってマイクが破損するケースもあります。
Androidのマイクが故障しているか確認する方法
マイクが壊れている、または正常に動作していないと感じたら、まずテストを行って確認しましょう。以下にAndroidのマイクをチェックする方法を紹介します。
自分の声を録音してみる
マイクが正常かどうかを確認するもっとも簡単な方法は、スマホで自分の声を録音して再生してみることです。録音した声が歪んで聞こえるかどうかで、問題の有無をある程度判断できます。
多くのAndroidスマホには標準でボイスレコーダーアプリが搭載されています。もし入っていない場合は、「ASR Voice Recorder」などの録音アプリをダウンロードして利用しましょう。
システム診断ツールを使う
録音だけでは判断がつかない場合は、「Phone Doctor Plus」のようなハードウェア・システム診断アプリを使ってマイクをテストできます。アプリがさまざまな検査を実行し、マイクの状態を診断してくれます。
Androidのマイクの不具合を直す方法
マイクが正常に動作していないことが確認できたら、次は改善に取り掛かりましょう。マイクの不調にはさまざまな原因があるため、それぞれの対処法を順番に見ていきます。
1. 再起動とアップデートの確認
シンプルな解決策が一番効果的なこともあります。スマホを再起動すると、すべてのプロセスと開いているアプリがクリアされ、システムがリフレッシュされます。これだけで問題が解消することも少なくありません。
電源ボタンを長押ししてメニューを表示し、「電源」>「電源オフ」を選択します。30〜60秒ほど待ってから再度電源を入れ、問題が解決したかどうかを確認してください。
再起動でも直らない場合は、ソフトウェアアップデートを確認しましょう。「設定」>「システム」>「詳細設定」>「システムアップデート」(機種により名称や場所は異なります)から確認できます。新しいアップデートには、現行バージョンのバグやエラーの修正が含まれていることが多く、マイクの不具合が解消される可能性があります。
2. スマホのマイクを掃除する
定期的にスマホを掃除していないと、マイクポートなどの小さな穴にホコリが溜まっていきます。表面を拭くだけでは不十分で、細かいゴミが奥に詰まっていることがあります。
マイクは通常、スマホ下部のUSB端子(充電口)の横にある小さな穴です。ピンや細い針などを用意して、優しく掃除しましょう。あるいは、直接息を吹きかけてゴミを取り除く方法もあります。ただし、この場合はゴミをさらに奥へ押し込まないよう注意が必要です。
掃除の際には、ケースや保護フィルムも忘れずにチェックしてください。新しい保護アイテムを装着すると、マイク部分を覆ってしまうことがあります。ケースがマイクを塞いでいないか、ケースの隙間にホコリが溜まっていないかも確認しましょう。
iPhoneのクリーニングガイドの手法の多くはAndroidにも応用できるため、今後同じトラブルを防ぐために参考にするのもおすすめです。
3. サウンド設定を見直す
一部のAndroidスマホには「ノイズ抑制(ノイズリダクション)」という機能が搭載されています。これは通話中や動画撮影時に背景ノイズを軽減してくれる便利な機能です。
しかし、この機能を知らないと、自分の声まで加工されて聞こえ方が不自然になり、マイクが壊れたと勘違いしてしまうことがあります。設定をオフにして確認する手順は以下の通りです。
- 設定アプリを開きます。
- 「通話設定」または「サウンド設定」を選択します。
- 「ノイズリダクション」の項目を探してオフにします。
- スマホを再起動し、問題が解決したか確認します。
なお、すべてのAndroidスマホにこの機能があるわけではなく、設置場所も機種によって異なる点にご注意ください。
また、Bluetoothヘッドセットなどマイク付きのデバイスが接続されたままになっている可能性もあります。その場合、スマホは内蔵マイクではなく接続先のデバイスを優先的に使用します。
「設定」>「接続済みのデバイス」で現在接続中の機器を確認し、不要なBluetoothデバイスを切断してから、もう一度マイクを試してみてください。
4. サードパーティ製アプリの干渉を確認する
スマホの不具合の大きな原因の一つがサードパーティ製アプリです。アプリはスマホの設定に干渉することがあり、多くのユーザーが不具合を経験しながらも、単なる一時的なグリッチだと思い込んでいます。マイクへのアクセス権限を持つアプリが、今回のトラブルの原因になっている可能性もあります。
マイクの問題がアプリによるものかどうかを切り分けるには、セーフモードでスマホを起動しましょう。セーフモードではすべてのサードパーティ製アプリが一時的に無効化されます。
電源が入っている状態でセーフモードを起動する手順:
- スマホの電源ボタンを長押しします。
- 画面に表示される「電源オフ」の項目を長押しします。
- 画面下部に「セーフモード」が表示されるので、タップして再起動します。
電源が切れている状態の場合は、以下の手順を実行します。
- 電源ボタンを押して通常どおり起動します。
- 起動アニメーションが始まったら音量下ボタンを長押しします。アニメーションが終わり、セーフモードで起動するまで押し続けます。
- 画面下部に「セーフモード」と表示されれば成功です。
セーフモードで起動できたら、テスト通話をするか録音アプリを使ってマイクを確認します。セーフモードでマイクが正常に動作するなら、原因はアプリ側にあります。「設定」>「アプリと通知」>「詳細設定」>「権限マネージャー」>「マイク」から、マイクを使用しているアプリの一覧を確認できます。
サウンドアンプ系や音質強化系のアプリをインストールしているなら、それらが原因である可能性が高いです。心当たりのあるアプリのマイクアクセスを取り消してから、再度マイクをテストして原因を特定しましょう。
5. 修理業者に相談する
上記の方法をすべて試しても改善しない場合は、スマホ自体が破損している可能性が高いです。マイクは繊細な部品で、落下や水濡れなどによって簡単に壊れることがあります。そのような場合は、無理に自己修理せず、専門の技術者に診断してもらうのがベストです。
マイクを正常に戻そう
スマホのマイクが正常に動作しなくなる理由はさまざまです。トラブルに遭遇した際は、この記事で紹介した方法を順番に試すことで、原因の特定と解決につながるはずです。
そして何より、今後のトラブルを防ぐためには、日頃からスマホを丁寧に扱い、定期的にメンテナンスすることを心がけましょう。
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