春の花粉症・アレルギー対策に!おすすめアレルギーアプリ7選
暖かな日差しと心地よい風が吹き始める春。日照時間も長くなり、バーベキューを楽しむには絶好の季節です。ガジェット好きの方なら、暖かい季節を快適に過ごすためのアイテムをすでにいくつか用意しているかもしれません。
しかし現実はそう甘くありません。春はアレルギーのシーズンであり、ティッシュと涙目との戦いの日々が始まります。実際、アメリカでは過去12ヶ月だけで1,720万人以上の成人が花粉症(枯草熱)と診断されています。日本でもスギ花粉やヒノキ花粉に悩む人が年々増加しており、国民の約4人に1人が何らかの花粉症を持つとも言われています。
アレルギーシーズンはいつ?
「アレルギーシーズン」という言葉は、実は少し誤解を招く表現です。住んでいる地域によっては、一年中いつでも症状に悩まされる可能性があります。例えばアメリカ南部では草花が2月中旬から開花し始めますが、北部ではブタクサがその年初めての霜が降りる頃まで反応を引き起こします。
日本の場合、スギ花粉は例年2月頃から飛散が始まり、3月〜4月にピークを迎えます。その後はヒノキ、初夏にはイネ科の植物、夏から秋にかけてはブタクサやヨモギなどが原因となることが多く、地域によって時期は大きく異なります。
一般的には、ほとんどの植物が開花する春半ばから夏半ばにかけてが症状のピークです。米国アレルギー・喘息・免疫学会(ACAAI)によると、主な原因植物としてはホウキグサ(バーニングブッシュ)、オナモミ、シロザ、ヒユ、ヨモギ類、タンブルウィード、ロシアアザミなどが挙げられます。
春のアレルギーに悩んでいる方は、ぜひこのまま読み進めてください。ここでは、アレルギー情報の通知、花粉濃度のチェック、服薬管理などをサポートしてくれる、おすすめのアレルギーアプリを7つ厳選して紹介します。
※一部のアプリは米国向けに開発されており、日本国内ではダウンロードできない、またはデータが提供されない場合があります。各ストアで提供状況をご確認ください。
1. WebMD Allergy(WebMDアレルギー)
対応: Android、iOS
「WebMD」は、アメリカ最大級の医療情報サイトとして知られるブランドです。同社が提供する専用アレルギーアプリは、AndroidとiOSの両方に対応しています。
このアプリがカバーするのは花粉アレルギーだけではありません。食物アレルギー、皮膚アレルギー、昆虫アレルギー、薬物アレルギーなど、さまざまなアレルギー反応に対応しているのが特徴です。
アプリは主に3つのセクションで構成されています。リスクの高い日を事前に知らせてくれる「アレルギーフォーキャスト」、調子の良い日・悪い日を記録できる「トラッカー」、そしてアレルギーの基礎知識を学べる「Allergy 101」ガイドです。
ガイドには130のヒント、193本の記事、12本の動画、15枚のスライドショー、36個のクイズが収録されており、自分に影響するアレルゲンについて体系的に学ぶのに最適です。
2. Zyrtec AllergyCast
対応: Android、iOS
「Zyrtec(ジルテック)」は、抗ヒスタミン薬などのアレルギー治療薬で世界的に有名なブランドです。日本でも処方されることがある成分「セチリジン」の製造元として知られています。
同社の「AllergyCast」アプリは、WebMDアレルギーと同様に、アレルギーシーズン全体を通して活躍する総合的なツールを目指しています。
毎日確認できるアレルギーアラートと天気予報を搭載。特にアレルギーアラートは精度が高く、41,000の郵便番号エリアからのリアルタイムデータをもとに、現在地周辺の動的なマップを表示します。
さらにSNS上の投稿を分析して人々の体調感覚を把握し、今後の見通しをアップデートしてくれる機能もあります。
3. Zyrtec – Your Daily AllergyCast(Alexaスキル)
対応: Amazon Alexa
先ほどのスマートフォンアプリとは別物ですが、同じ企業が手がけています。「Your Daily AllergyCast」は無料のAmazon Alexaスキルで、地域の天気、花粉数、その日の主なアレルゲンを教えてくれます。スマホアプリと同様、41,000以上の郵便番号エリアのライブデータを使用しています。
また、「Allergy Impact(アレルギー影響度)」スコアも提供。利用可能なすべてのデータをアルゴリズムで処理し、外に出たときにどのように感じるかを予測してくれます。
コマンドの例は「Alexa, start Zyrtec」「Alexa, ask Zyrtec for my AllergyCast」「Alexa, tell Zyrtec I'm feeling good today」などです。
4. Med Helper Pill Reminder
対応: Android、iOS
花粉症の人は、春になると抗ヒスタミン薬を大量にストックしがちです。しかし、ブロムフェニラミン、セチリジン、ジフェンヒドラミン、フェキソフェナジン、ロラタジン……種類が多すぎて、どの薬をいつ飲むべきか忘れてしまいませんか?
そんなときに活躍するのが「Med Helper Pill Reminder」です。服薬時間のアラームはもちろん、薬の在庫が少なくなったときの通知や、古い薬の使用期限が近づいたときのお知らせまで行ってくれます。
データはクラウドと同期できるので、複数デバイス間で共有可能。受診の前に、服用履歴を医師と共有することもできます。
5. Allergy Alert by Pollen.com
対応: Android、iOS、ウェブ
春のアレルギー持ちなら必携と言えるのが「Allergy Alert」。開発元のPollen.comは、アレルギー特化サイトとして最も知名度の高いサイトのひとつです。
天気・アレルギー予報、アレルギーダイアリー、複数地域の比較表示など、他のアプリと共通する機能も充実しています。
しかし、さらに掘り下げるとこのアプリの真価がわかります。主要な植物アレルゲンのそれぞれに専用ページがあり、豊富な写真と詳細情報が掲載されているのです。
さらに、その日に最も飛散しているアレルゲンが樹木由来なのか、イネ科なのか、ブタクサなのかによって、アプリのデザイン自体が変化します。ウェブ版を使えば、自分のデータをグラフやチャートにすることもできます。
6. The Weather Channel
対応: Android、iOS
The Weather Channel(ザ・ウェザーチャンネル)は、あらゆる屋外アクティビティに対応した予報を提供することで定評のある天気予報アプリです。アレルギー情報にも対応しているのは当然かもしれません。
もちろん、アレルギーレポート以外の機能も非常に充実しており、総合的な天気アプリとして優秀です。
また、カビ(カビ胞子)アレルギーの予報を提供する数少ないアプリのひとつでもあります。カビがアレルゲンの方にとっては必須アプリと言えるでしょう。室内のアレルゲンを効果的に除去したい方は、空気清浄機の導入も検討してみてください。
7. My Allergy Assistant(Alexaスキル)
対応: Amazon Alexa
私たちはみんな忙しいもの。毎日Alexaに体調を報告する時間がある人は、果たしてどれくらいいるでしょうか?
余計な機能は一切なく、毎朝シンプルに花粉予報だけを教えてほしい方には、このスキルがぴったりです。「My Allergy Assistant」は、地域の樹木・イネ科・ブタクサの花粉量(1立方メートルあたり)を教えてくれます。
使い方は簡単。「Alexa, ask My Allergy Assistant what the pollen levels are」や「Alexa, ask My Allergy Assistant for the pollen count in [地名]」と話しかけるだけです。
これらのアプリでアレルギーを乗り切ろう
この時期、「家を出て花粉だらけの屋外に出ること」自体が恐怖に感じられることもありますよね。
しかし、そうなる必要はありません。これらのアプリを活用すれば、どの日に特に注意が必要かを常に把握できます。さらに、外出前に予防薬を飲み忘れることもなくなるでしょう。
最後にひとつ注意点。鼻水の原因がアレルギーではない可能性もあります。薬を服用する前に、他の健康問題がないか必ず確認してください。症状が長引く場合は、耳鼻咽喉科やアレルギー科の受診をおすすめします。
画像クレジット: inesbazdar/Depositphotos
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