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今すぐ有効化すべきスマホのプライバシー設定まとめ

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スマートフォンの初期設定(デフォルト設定)は、便利であると同時に落とし穴にもなり得ます。購入直後にメーカー推奨の設定でそのまま使い始められるのは手軽ですが、それらが必ずしもユーザーの利益になるとは限りません。機能性をバッテリー持ちより優先していたり、明確な同意なくあなたの情報を共有していたりすることもあるのです。

どのモバイルプラットフォームを使っていても、セキュリティとプライバシーを高めるために見直しておくべき項目があります。スマホの設定画面をいじるのに慣れていない方でも大丈夫。ここでは各設定へのアクセス方法も含めて、順番に解説していきます。

すべてのデバイスで共通して行うべき設定

Android、iOS、Windows Phoneそれぞれの固有設定に入る前に、どの端末を使っていても必ず有効化しておきたい共通の設定から確認しましょう。

スクリーンロックを設定する

スクリーンロックは、スマホへの不正アクセスを防ぐための最も基本的な防御線です。友人に写真を覗き見されるのを防ぐだけでなく、端末を紛失した際に個人情報を守ることにもつながります。パスコードを入力する数秒の手間は、それだけの価値があります。

ロック方式はOSによって選択肢が異なりますが、ここではすべてのOSで対応しており、覚えやすく、パターンロックよりも安全な「PIN(暗証番号)」をおすすめします。

  • Android:「設定」>「セキュリティ」>「画面のロック」から、4桁以上のPINを設定できます。
  • iOS:「設定」>「Touch IDとパスコード」(または「Face IDとパスコード」)からパスコードを設定します。
  • Windows Phone:「設定」>「ロック画面」の下部にある「パスワード」から設定します。

いずれの端末でも、「ロック後すぐにパスコードを要求する」設定にしておくのがポイントです。ロックして離れた直後に第三者に触れられても、遅延時間中にロック解除されるのを防げます。また、気になる機能については、ロック画面からのアクセスを拒否するよう制限することも可能です。

広告トラッキングをオプトアウトする

オンライン広告は巨大なビジネスであり、あなたの興味関心に合わせたターゲティング広告には、ソーシャルメディア上の行動データまで活用されています。インターネットを使う以上、ある程度は想定しておく必要がありますが、収集される情報量を減らす手段は用意されています。

  • Windows Phone:「設定」>「広告ID」でターゲット広告のオン/オフを切り替えられます。追跡されないようオフにしておきましょう。
  • iOS:「設定」>「プライバシー」>「広告」で「限定広告トラッキング」をオンにすると、追跡を抑制できます。
  • Android:専用アプリ「Google設定」内の「広告」>「インタレストベースの広告をオプトアウト」を選択します。これにより、Googleが把握するあなたに関する情報量を大幅に減らせます。

端末を探す機能を有効にする

かつてはスマホを紛失した際の位置追跡に別アプリのインストールが必要でしたが、現在では主要プラットフォームすべてに標準機能が備わっています。これらは必ず有効化しておきましょう。設定していなければ、盗難・紛失時に対処する手段を失うことになります。

  • iOS:「設定」>「iCloud」>「iPhone/iPad/iPodを探す」をオンにします。一度設定すれば、別のApple端末に「Find My iPhone」アプリを入れるか、Web版iCloudにアクセスするだけで、いつでも端末の位置を確認できます。
  • Windows Phone:「設定」>「電話を探す」から2つのオプションをオンにします。専用サイトから位置確認、着信音を鳴らす操作、リモートでのデータ消去が可能になります。
  • Android:再び「Google設定」を開き、「Android デバイス マネージャー」へ移動します。上部のチェックボックスは必ずオンに。下部の「リモートでのデータ消去」は最終手段ですが、万が一に備えて有効にしておくことをおすすめします。Web版または別のAndroid端末向けアプリからも利用できます。

ブラウザにパスワードを保存しない

小さなキーボードでパスワードを毎回入力するのは面倒なので、モバイルブラウザの「パスワードを保存」機能につい頼りたくなります。しかし、この利便性はセキュリティリスクです。スマホを手にした誰もが、あなたがどのサイトにログイン済みかを自由に閲覧できてしまうからです。保存を促すポップアップが表示されたら、必ず拒否する習慣をつけましょう。

すでに保存済みのパスワードがある場合は、以下の場所から削除できます。

  • iOS:「設定」>「Safari」>「パスワードと自動入力」で「保存されたパスワード」を確認し、不要なエントリを削除します。クレジットカード情報が保存されていれば、それも削除しておくと安心です。
  • Windows Phone:「設定」>「アプリケーション」>「Internet Explorer」>「詳細設定」と進み、「Webサイトのパスワード」で「記憶しない」を選択します。既存の履歴ごと消去したい場合は、一つ前の画面に戻って「履歴の削除」を実行してください。
  • Android:Chromeを開き、右上の三点メニューから「設定」>「パスワードを保存」へ進みます。保存済み・除外済みのパスワードを確認でき、機能自体をオフにすることも可能です。

ここまで設定したら、さらに一歩進んでLastPassなどのパスワード管理ツールの導入を検討しましょう。プレミアム版(年間12ドル)にはモバイル対応が含まれています。すべてのパスワードをマスターパスワードで暗号化して管理すれば、端末に不安定な形で保存するよりもはるかに安全です。

バックアップを有効にする

Windows Phone、Android、iPhoneそれぞれのバックアップ方法については、専用アプリを活用した詳しいガイドもありますが、各OSには端末を初期化する事態に備えて有効化しておきたい標準設定も用意されています。ただし、これらの設定だけでは端末内の価値あるデータをすべてカバーできるわけではないため、あくまでバックアップ計画の一部として捉えてください。

  • Android:「設定」>「バックアップとリセット」で該当項目にチェックを入れます。新しい端末に乗り換える際も、アプリデータやWi-Fiパスワードが引き継がれるようになります。
  • iOS:「設定」>「iCloud」から、iCloudにバックアップするデータの種類を選択できます。容量に余裕があれば、すべてのデータをバックアップするのがおすすめです。下部の「バックアップ」スイッチがオンになっていることを必ず確認しましょう。
  • Windows Phone:その名もずばり「設定」>「バックアップ」から、端末がバックアップを行っているか確認できます。カテゴリを調整したい場合は、該当項目をタップして詳細オプションを開いてください。

OSごとの個別設定

iOS

iOSアプリの多くは、写真や位置情報などへのアクセス許可を求めてきます。アプリの機能に必要な許可なら問題ありませんが、Facebook Messengerのように警戒したいアプリもあるでしょう。付与済みの権限を見直すには、「設定」>「プライバシー」で権限グループごとに確認する方法と、「設定」画面を一番下までスクロールしてアプリごとに確認する方法(iOS 8以降)があります。表示される情報は同じなので、権限タイプ別とアプリ別のどちらで見たいかの好みで選べばOKです。

さらに、位置情報の共有設定は一箇所でまとめて調整できます。「設定」>「プライバシー」>「位置情報サービス」の一番下にある「システムサービス」までスクロールしてください。ここには多数のオプションがあり、必要のない「位置情報関連広告」や「位置情報の共有」はオフにするのがおすすめです。一方、タイムゾーンの自動設定などに使われる位置情報はプライバシー上の懸念が少ないので、そのままでも構いません。そして忘れてはならないのが「iPhoneを探す」。ここでも必ずオンのままにしておきましょう。

Android

Androidはウイルスだらけという評判を耳にすることがありますが、それは正確とは言えません。とはいえ脅威が存在しないわけではなく、スマホセキュリティについての知識は必須です。まず重要なのは、Google Play以外からのアプリインストールを許可しないことです。Google Play以外にも正当なストアは存在しますが、特に使う予定がないまま選択肢を開放しておくのはセキュリティ上の欠陥になり得ます。

「設定」>「セキュリティ」>「提供元不明のアプリ」のチェックボックスをオフのまま維持してください。同じく「セキュリティ」画面内の「アプリを確認」(Verify Apps)も有効にしておけば、インストール済みアプリが既知の脅威に照らしてスキャンされます。

また、「設定」>「セキュリティ」には「デバイス管理者」の一覧もあります。ここに登録されたアプリは、通常のAndroidアプリより強力な権限を持つ点に注意が必要です。先述のAndroid デバイス マネージャーも、リモートワイプを実行できるようデバイス管理者として登録されています。この一覧を定期的に確認し、自分が意図して有効化したもので、かつ今も必要なものだけが残っているかチェックしましょう。アプリをデバイス管理者にするよう求められたら、まず調査して正当なものであることを確認してから許可してください。

さらに、Androidユーザーならアプリのパーミッション(権限)と、それがスマホの動作においてなぜ重要なのかを理解しておくべきです。仕組みはiOSとは異なるため、Androidのパーミッションに関する専門ガイドを読んでおくことをおすすめします。

Windows Phone

上記の共通設定以外に、Windows Phoneで変更すべき設定は多くありません。特筆すべきは「キッズ コーナー」という便利な機能です。

子どもはスマホに強く惹かれるものですが、自由に触らせると広告やアプリ内課金で問題が起きがちです。キッズ コーナーを使えば、子どもに使わせるアプリを限定でき、ブラウザやストアなど他の機能には一切アクセスさせません。設定は「設定」>「キッズ コーナー」から追加できます。この機能を使う際は必ずPINを設定しておきましょう。そうしなければ、子どもが本体側の全機能に侵入するのを防ぐ手段がなくなってしまいます。

※なお、Windows Phoneはマイクロソフトによるサポートがすでに終了しています。現在も同OSを使用している場合は、セキュリティ更新が提供されていない点を十分に理解したうえで、可能であればAndroidやiOSへの移行を検討することを強くおすすめします。

これで安心!

設定リストを一つずつ確認する作業は地味に感じるかもしれませんが、あとになって必ず役立ったと実感するはずです。初期設定が最も安全であれば理想的ですが、残念ながら多くの場合、利便性がプライバシーより優先されているのが実情です。

スマホのセキュリティ対策をもっと知りたい方は、リスクを招きやすい10のよくあるミスをまとめた記事も参考にしてください。

ほかに絶対変えるべきだと思う設定はありますか? 今回の設定を試してみますか? ぜひコメントで教えてください!


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