Windows 10で必ず見直したいプライバシー設定18選
テクノロジー企業がユーザーのオンライン上の行動を把握しようとしているのは、もはや周知の事実です。Microsoftのような大手企業から小さな会社の新アプリまで、何をどのように収集しているのかを把握しておくことが重要です。自分に関するデータの流出を減らしたいなら、Windows 10の「プライバシー」設定メニューを活用しましょう。

ここでは、Windowsの設定にある「プライバシー」セクションを順番に見ていき、セキュリティを強化すべき項目を探していきます。
まず「全般」設定では、広告体験のパーソナライズに関わる、PC全体のプライバシーレベルを変更できます。Microsoftにこれらのデータを収集されたくない場合は、3つのスイッチをすべてオフにするか、同意できるものだけを選択してください。
1. 音声認識

音声認識のプライバシー設定では、Microsoftがクラウド上にユーザーの音声を保存することを許可するかどうかを選択できます。このデータは、Microsoftのクラウドベース音声サービスの品質向上にも使われます。このオプションを有効にしないと、Cortanaアシスタントは使用できません。ただし、クラウドに依存しない音声サービスであれば、この設定を無効にしても引き続き正常に動作します。
2. 手描き入力と入力の個人用設定

音声認識の設定とよく似ています。「手描き入力と入力の個人用設定」は、タブレットや2in1 PCでのタイピングパターンや手書きパターンを保存します。無効にすると、普段使っている一部の機能が失われる可能性がありますが、音声認識と同様に、PC内だけで完結するサービスは問題なく動作し続けます。
3. 診断とフィードバック

このセクションでは、Microsoftにどれだけの診断データと利用状況データを送信することを許可するかを制御できます。インターネット経由で送信されるデータはできる限り少なくしたいものです。「基本」のラジオボタンを選択して送信を制限しましょう。また、「Microsoftによるより詳細な…」のスイッチをオフにすれば、エクスペリエンスのカスタマイズ目的のデータ送信を防げます。さらに設定ページの下部には、フィードバックを求められる頻度を制御する項目があり、「自動的に行わない」を含む複数のオプションから選択可能です。
4. アクティビティの履歴

「アクティビティの履歴」を確認し、PCの使用状況に関する情報がMicrosoftに送信されていないかチェックしましょう。送信されている場合は、オフにするのが賢明です。
5. 位置情報

デバイスの位置情報機能をオフにすると、PCが物理的な現在地をMicrosoftに送信する可能性を排除できます。アプリが同じことを行うのも防げます。
6. カメラとマイク

カメラとマイクの設定は非常によく似ています。これらのハードウェアを使いたい場合は、PCからのアクセスが許可されていることを確認し、そのうえで使用を許可するアプリを選びましょう。これらの設定を定期的に見直すことで、許可なくカメラやマイクを使用するプログラムを防げます。

7. 通知

アプリからの通知を受け取りたくない場合は、プライバシー設定のこのセクションで通知へのアクセスを制限できます。アラートがオンになっている場合は、通知の送信を許可するアプリを個別に選択できます。
8. アカウント情報

アプリにPC上のアカウント情報へアクセスさせたくない場合は、この設定でアクセスをオフにし、アカウント情報を安全に保てます。アクセスを許可したいアプリがあるときは、設定を有効にしたまま、その情報を本当に必要としているアプリだけを選択しましょう。
9. 連絡先とカレンダー

この2つのオプションでは、どのアプリにアクセスを許可し、どのアプリを拒否するかを選択できます。アプリ名の横にあるスイッチを個別に切り替えるか、まとめてオフにしてください。
10. 通話履歴

Windowsマシンで電話をかける人は多くありませんが、もし利用しているなら、この設定を確認して、無関係なアプリが通話データにアクセスしていないことを確かめましょう。
11. 電子メール

一部のアプリはメールへのアクセスを必要とします。この設定を確認し、この情報にアクセスしているのが信頼できるアプリだけであることを確認しましょう。
12. タスクとメッセージング

この2つの設定は非常によく似た操作体系を持っています。PCにタスクリストやメッセージを保存している場合、それらへのアクセスを許可するかどうかを判断し、許可するなら適切なアプリを選択してください。
13. 無線通信

「無線通信」とは、BluetoothやWi-Fiなどを介して情報を送受信する機能のことです。通常はオンにしておく必要がありますが、各アプリの横にあるオン/オフスイッチを切り替えることで、どのアプリが使用しているかを細かく制御できます。
14. 他のデバイス

この設定により、まだペアリングされていない他のデバイスとの通信が可能になります。有効にすると、信頼できる外部デバイスとペアリングできるようになります。
15. バックグラウンド アプリ

この設定を見直すことで、プライバシーの向上だけでなくパフォーマンス改善にもつながります。不要なアプリがバックグラウンドで大量に動作しているとPCの動作が遅くなるため、リストを確認して、必要のないアプリをオフにしましょう。
16. アプリの診断

この設定は、問題の診断が必要になった際にMicrosoftへ送信する情報の量を決定します。基本的には、影響を受けているアプリに関する情報だけを送信すれば十分で、他のアプリの情報は不要なはずです。
17. 自動ファイル ダウンロード

「自動ファイル ダウンロード」セクションでは、アプリがオンラインのクラウドストレージサービスからファイルを自動ダウンロードできるようにブロックを解除します。HDDの容量節約のためにオンラインストレージを利用しているなら、特定のアプリだけにこれらのファイルへのアクセスを許可するとよいでしょう。
18. ドキュメント、ピクチャ、ビデオ、ファイルシステム

ファイルシステムの設定オプションは、動画や写真などの各種ドキュメント向けの設定と共通しています。他の項目と同様に、アプリによるこれらのファイルへのアクセスを許可し、個別にどのアプリを許可するかを選択できます。
以上の設定は、プライバシーを手軽に強化できる最も簡単な方法です。自分に関する送信データを減らす方法はほかにも数多くあります。特にCortanaは大量の情報を収集するため、その設定も必ず確認しておきましょう。
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