iPadとiPhone間でiBooksが同期されない問題を解決する6つの対処法
iPadとiPhone間でiBooksが同期されない
iPadのiBooksに保存したPDFがiPhone側に表示されず、逆にiPhoneに入れているオーディオブックもiPadに現れません。どちらも自分でダウンロードしたファイルで、購入したものではありません。iCloudは有効で正常に動作しており、iBooksの設定にも問題なさそうに見えます。何か見落としている点があるのでしょうか?
- Appleコミュニティへの投稿より
iCloudの同期機能を利用すれば、PDFファイルや書籍をiPhoneとiPadの間でやり取りでき、すべてのiOSデバイスから同じ本にアクセスできるようになります。しかし、iBooksがiPadとiPhoneの間でうまく同期されないというトラブルに遭遇することもあります。
このような問題でお困りの方は、本ガイドで紹介する実用的なヒントを参考に、iBooksのiCloud同期が機能しない問題を解決してみてください。
iBooksが同期されない主な原因
原因がわからなければ対処も難しいものです。以下によくある原因を挙げますので、問題解決の手がかりとしてご活用ください。
✘ iCloudストレージの容量不足。iBooksはiCloudストレージを使用します。ストレージが満杯の場合、iBooksを同期することはもちろん、他のiOSデバイスからアクセスすることもできません。
✘ 不安定なインターネット接続。同期にはiPhoneとiPadの両方で安定したネットワーク接続が必要です。
✘ iCloudアカウントの不一致。iPhoneとiPadでiBooksを同期するための前提条件の一つは、両方のデバイスが同じiCloudアカウントにサインインしていることです。
また、iCloudサーバー側やデバイス自体の不明なエラーによって、同期に失敗することもあります。
iBooksが同期されない問題を解決する6つの方法
以下の6つの対処法を順番に試してみてください。記事の後半では、iPadとiPhoneの間でiBooksファイルを簡単に転送できる別の方法もご紹介します。
- 目次:
- 方法1:iBooks同期の関連設定を確認する
- 方法2:iPhone/iPadを強制再起動する
- 方法3:ネットワーク状態を確認する
- 方法4:iCloud同期をオフ→オンにする
- 方法5:非表示の書籍を解除する
- 方法6:iCloudアカウントからサインアウト→サインインする
方法1:iBooks同期の関連設定を確認する
iPhoneとiPadの間でiBooksを同期するには、事前に正しく設定しておく必要があります。以下の手順に従って、両方のデバイスでiBooks同期の設定を確認・再設定しましょう。なお、iPhoneとiPadで同じApple IDを使用していることを必ず確認してください。
iCloudドライブとiBooksをオンにする
iPhoneとiPadの両方で、「設定」アプリを開く >「[自分の名前]」をタップ >「iCloud」を選択 >「iCloudドライブ」をオンに切り替え >「iBooks(ブック)」のトグルをオンにします。

iBooksの同期設定をオンにする
iPhoneとiPadの間でiBooksを同期するには、「設定」>「ブック」>「コレクションを同期」をオンにします。しおりも同時に同期したい場合は、「しおりとメモを同期」もオンにしておきましょう。

方法2:iPhone/iPadを強制再起動する
強制再起動はさまざまな不具合の解消に役立ち、iBooksが同期されない問題にも有効な場合があります。以下の手順で実行してみてください。
iPhoneの強制再起動
iPhone 8以降:音量「+」ボタンを押してすぐ離す > 音量「-」ボタンでも同じ操作を行う > サイドボタンを押し続け、Appleロゴが表示されたら離します。
iPhone 7/7 Plus:音量「-」ボタンと電源ボタンを同時に押し続け、Appleロゴが表示されたら両方のボタンを離します。
iPhone 6s以前:電源ボタンとホームボタンを数秒間同時に押し続け、Appleロゴが表示されたら両方のボタンを離します。

iPadの強制再起動
ホームボタンのあるiPad:トップボタンとホームボタンを同時に押し続け、Appleロゴが表示されたら両方のボタンを離します。
ホームボタンのないiPad:トップボタンに最も近い音量ボタンを押してすぐ離す > 反対側の音量ボタンでも同じ操作を行う > トップボタンを押し続け、Appleロゴが表示されたら離します。
方法3:ネットワーク状態を確認する
デバイス間の同期には安定したネットワーク接続が不可欠です。ネットワークにエラーがあると、iBooksがデバイス間で同期されないことがあります。必要に応じて、ネットワーク設定をリセットしてみましょう。
「設定」アプリを開く >「一般」をタップ >「iPhoneを転送またはリセット」>「リセット」>「ネットワーク設定をリセット」を選択します。画面のパスコードを入力して確定します。

ネットワーク設定をリセットしたら、iPhone/iPadをWi-Fiまたはモバイルデータ通信に接続し直し、再度同期を試みてください。
方法4:iCloud同期をオフ→オンにする
iBooksのiCloud同期を復活させるには、iCloudサービスを一度オフにしてから再度オンにするのがおすすめです。シンプルながら効果的な方法で、iPadとiPhone間の同期不良を回避できます。具体的な手順は方法1で紹介した内容と同じです。
方法5:非表示の書籍を解除する
ブックアプリ内で非表示に設定された書籍やPDFファイルは、デバイス間で同期されません。これが、iPhoneとiPadでiBooksが同期されない原因である可能性もあります。
過去に書籍を非表示にしていないか確認するには、「ブック」アプリを開く >「読書中」をタップ > プロフィールアイコンをタップ >「非表示の購入項目を管理」を選択 > 同期したい書籍の「表示」をタップして、非表示を解除します。

方法6:iCloudアカウントからサインアウト→サインインする
iBooksの同期にはある程度時間がかかる場合があります。また、同期エラーが発生して同期が妨げられることもあります。そのような場合は、iCloudアカウントから一度サインアウトし、再度サインインしてみてください。
「設定」>「[自分の名前]」>「iCloud」の順に進み、画面を下にスクロールして「サインアウト」をタップ > パスワードを入力して確定します。両方のデバイスを再起動し、iCloudアカウントにサインインすれば、iBooksがiPhoneとiPadの間で同期されるようになります。
代替案:必要なiBooksをiPadとiPhoneの間で直接転送する
iCloud同期以外にも、必要なiBooksファイルだけをiPadとiPhoneの間で直接転送する方法があります。
ここでは「FoneBackup」というアプリをおすすめします。オフラインかつワイヤレスでiBooksを転送できる便利なツールです。例として、iPhoneからiPadへの転送手順を紹介しますが、逆方向の転送も同じ手順で行えます。
ステップ1. App Storeで「FoneBackup」を検索するか、下のQRコードをスキャンして、アプリをダウンロード・インストールします。

ステップ2. iPhoneの「ブック」アプリで転送したい書籍やPDFファイルを見つけます > 三点リーダー(…)アイコンをタップ > 下にスクロールして「“ファイル”に保存」をタップ > 保存先のフォルダを選択します。転送したいファイルすべてに対してこの操作を繰り返します。

ステップ3. iPhoneとiPadを近づけて置き、FoneBackupを開きます > 両方のデバイスでWi-Fiをオンにします > iPhoneで「クリックしてデバイスに接続」をタップ > iPadの名前をタップして、両デバイス間の接続を確立します。
ステップ4. iPhoneで「ファイル」をタップ > プラス(+)アイコンをタップ >「ローカルファイルを読み込む」を選択して、書籍やPDFファイルをアプリに追加します。

ステップ5. 転送したいファイルにチェックを入れ >「送信」をタップして転送を開始します。

iPad側で転送ファイルを受信します。完了したら、ブックアプリを開いてファイルを確認してみてください。なお、PC版のFoneBackupを利用すれば、iOSデバイスとパソコンの間でファイルを転送することも可能です。iPhone/iPadをPCにバックアップする際にも活躍する強力なツールです。

まとめ
以上が、iPadとiPhone間でiBooksが同期されない問題に対する6つの解決策です。どれか一つでも問題解決の助けになれば幸いです。iCloudの空き容量が足りずiBooksを同期できない場合は、iCloudに頼らずにバックアップを取ったり、FoneBackupで必要なiBooksを直接転送したりするのも良い選択肢です。ご質問やフィードバックがあれば、お気軽にお問い合わせください。
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