iOS 15のよくある不具合まとめ|アップデート前に知っておきたい問題と対処法
iOSユーザーにとって初となる「必須ではない」大型アップデート、iOS 15が各種iPhoneモデル向けにリリースされました。まだインストールしていない方は、ダウンロード前にぜひこの記事を読んでみてください。
「iOS 15に重大な欠陥がある」「アップグレードを避けるべきだ」と言いたいわけではありません。しかし、他のOSアップデートと同様、iOS 15にもいくつかの不具合が存在するのが現実です。せっかくなら、アップデート後に遭遇する可能性のある問題を事前に把握しておきませんか?
iOS 15へのアップグレードは安全なのか?
結論から言えば、iOS 15へのアップデートで大きな被害を受ける可能性は低いと言えます。ただし、アップグレードするかどうかは最終的に自分自身で判断することになります。Appleは最近、iOS 15で22件の脆弱性を修正したと発表しました。
一方で確実に言えるのは、ベータテスト期間がどれだけ長くても、問題はすり抜けてしまうということです。つまり、iOS 15は思われていたほど安定したバージョンではありません。実際、アップグレード済みの多くのユーザーから不具合報告が寄せられており、その中には完全に新規のものもあれば、iOS 14時代から引き継がれたものもあります。
それでは早速、iOS 15で報告されている主な問題を見ていきましょう。
最初に知っておきたい重要バグ:タッチパネルが反応しなくなる
問題一覧の前に、最近報告された重要なバグを紹介します。この問題はタッチスクリーンの動作に影響を与えるもので、一部のユーザーはタッチ操作ができなくなり、別のユーザーは画面が完全に反応しなくなったと報告しています。当初は特定アプリ固有の問題と思われていましたが、さまざまなアプリで発生していることから、OS側の問題である可能性が高いです。
現時点での唯一の回避策は、バッテリーを完全に使い切ることです。これにより端末とタッチスクリーンが再び正常に応答するようになります。なお、これは新しい問題ではなく、iOS 15のベータ版でも同様の報告がありました。
iOS 15の主な不具合とその対処法
1.「共有されました(Shared with You)」が動作しない

最新機能「共有されました」は、メッセージアプリで共有されたコンテンツを、ミュージック、Apple TV、ニュース、写真、ポッドキャスト、Safariの各アプリ内にある「共有されました」セクションに自動整理してくれる機能です。友人や家族が送ってくれたコンテンツを後から見返しやすくなる便利な機能ですが、iOS 15にアップグレードした後、多くのユーザーがこの機能の不調に悩んでいます。
対処法:Safariや写真アプリで機能しない場合は、Apple Musicなど6つの対応アプリのうち別のアプリで試してみてください。正式な修正版がリリースされるまでの一時的な回避策として有効です。
2. iCloudストレージをアップグレードできない

Appleは無料で5GBのiCloudストレージを提供しています。この容量がいっぱいになったら、データを削除するか、追加容量を購入する必要があります。ところが、iOS 15では最安の月額130円(£0.79相当)プランでさえストレージをアップグレードできないケースが報告されています。つまり、iOS 15にアップグレードした後にiCloudの容量を増やそうとしても、Apple側が許可してくれないのです。
対処法:Appleサポートに問い合わせて、解決できるか確認しましょう。
3. Instagramの音が出ない
iOS 15へのアップグレード後、Instagramのストーリーズから音声が聞こえなくなったという苦情が多数寄せられています。新OSで何らかの問題が起きるのは珍しくありませんが、iOS 15の不具合リストが増え続けているのは懸念材料です。
対処法:マナーモード(消音モード)をオフにして通常モードに切り替えてください。この方法で音声が復活したという報告が多くあります。加えて、Instagramアプリを最新版にアップデートするのもおすすめです。それでも解決しない場合は、次のアップデートを待つか、Appleサポートに相談しましょう。
4. FaceTimeのSharePlayが使えない

FaceTimeの新機能SharePlayを使えば、通話中にApple MusicやApple TVなどのアプリへ切り替え、音楽や動画を全員で同期視聴・試聴できます。参加者それぞれが音量や再生のコントロール権限を持ち、iMessageでのやり取りも可能です。しかし、iOS 15ではSharePlayが動作しなくなっており、その原因は不明です。
対処法:開発元にバグを報告するか、iOS 15の最新アップデートを待ちましょう。
5. ウィジェットが真っ黒になる・表示されない

iPhoneのウィジェットがランダムに真っ黒になったり、空白画面を表示したりする場合は、残念ながらウィジェットが正常に動作しない数少ないiOS 15ユーザーの一人かもしれません。
対処法:まず、バックグラウンドで動作しているものを含むすべてのアプリを閉じます。次に、動作しないウィジェットを一度削除し、再度追加してください。
それでも改善しない場合は、ウィジェットを含むアプリを削除して再インストールします。さらに、「設定 > 顔認証とパスコード > ロック中にアクセスを許可」で「今日の表示(Today View)」を有効にしておくのも効果的です。
すべて試しても解決しない場合は、iOS 15の次回アップデートを待つしかありません。
6. Bluetooth接続の問題
iOS 15に更新した後、Bluetooth接続の不具合に直面した場合は、以下の方法を順番に試してください。
対処法:まず、Bluetooth接続情報を一度削除(ペアリング解除)します。
- iPhoneの「設定」>「Bluetooth」を開く
- 対象の接続名の横にある「ⓘ」マークをタップ
- 「このデバイスの登録を解除」をタップし、再接続を試みる
これでも解決しない場合は、ネットワーク設定のリセットが必要です。
注意:ネットワーク設定をリセットすると、保存済みのWi-Fiパスワードがすべて削除されます。作業前に必ずパスワードを控えておいてください。
- 「設定」>「一般」>「リセット」>「ネットワーク設定をリセット」を選択
プロセスが完了するまで1分ほど待ちましょう。
7. GPSの不具合
アップデート後にGPSの挙動がおかしくなった場合は、まずスマホを再起動してみてください。再起動しても改善しないときは、以下の手順を試します。
- 「設定」>「プライバシー」>「位置情報サービス」を開く
- 問題が発生しているアプリをタップし、「なし」以外のオプションを選択する
注意:「なし」を選択すると、そのアプリのGPS機能は完全に停止します。
加えて、位置情報サービスを一度オフにしてからオンに戻す方法も有効です。「設定」>「プライバシー」>「位置情報サービス」の順に進み、スイッチをオフにして2〜3秒待ってからオンにします。これでGPSの問題は解決するはずです。
補足:我慢できないならiOS 14へのダウングレードも
iOS 15に不満があり、アップデートを後悔しているなら、iOS 14へダウングレードするのが唯一の抜け道です。過去記事「iOS 15からiOS 14へのダウングレード方法」を参考にしてください。ただし、ダウングレード先はiOS 14系の最新バージョンであるiOS 14.8のみで、それ以前のバージョンには戻せない点に注意が必要です。
現時点で解決策がない不具合
1.「iTunesを実行できません。必要なファイルが不足しています」というエラー

一見深刻なバグに思えますが、現時点では修正策が用意されていません。このエラーに直面している場合は、Appleによる修正アップデートの公開を待つしかありません。
2. 十分な空き容量があるのに「ストレージがほぼ一杯です」と表示される

iPhoneユーザーにとってありがちな問題ですが、iOS 15では様相が変わりました。十分なストレージ空き容量があるにもかかわらず、「ストレージがほぼ一杯です」という警告が表示されるのです。これはiOS 15自体のグリッチ(不具合)である可能性が高く、Appleが修正パッチをリリースするのを待つ以外に根本的な解決策はありません。
まとめ
OSのメジャーアップデートは、すべてのiOSユーザーが楽しみにするものですが、新機能とともに多くのバグや問題も持ち込まれるのが常です。この記事では、iOS 15ユーザーから報告された代表的な問題とその対処法を紹介しました。まずは各修正方法を試してみてください。どうしても解決しない場合は、iOS 14へのダウングレードという選択肢もあります。
iOS 15の不具合情報や対処法の最新情報をいち早くキャッチしたい方は、このページをブックマークしておくことをおすすめします。
-
Microsoft Editorとは?使い方・機能・料金を徹底解説
「書くことで、何でも創り出せる」〜C.S.ルイス 執筆は、言葉という形であらゆるものを創造し、表現できる最も純粋な芸術のひとつです。認めるかどうかは別として、私たちの誰もが生まれながらにしてライターなのです。日記にそっと想いを綴るような内省的な時間を好む人もいれば、ブログ、記事、ニュースレター、メール、小説など、よりプロフェッショナルなトーンで書くことを好む人もいます。書き方は実にさまざまです。 オンラインには、ライティングスキルの向上をサポートする数多くのアプリやツールが存在します。スペルチェックや文法チェックツール、文章の整形に役立つテキストエディタなど、便利なツールが豊富に揃っています。
-
Windows 11の隠れた便利機能15選!今すぐ使えるヒントと設定を徹底解説
Windows 11は対応デバイス向けに無料アップグレードとして提供されており、数多くの新機能と改善が含まれています。再デザインされたスタートメニューとタスクバー、Androidアプリに対応した強化されたMicrosoft Store、統合されたMicrosoft Teams、スナップレイアウト、ウィジェットなど、目立つ新機能は多いものの、Redmond(マイクロソフト本社)が公式に発表した大きなニュース以外にも、一見すると気づきにくい小さな変更点がたくさん隠れています。この記事では、知っておくべきWindows 11の隠れた機能を厳選してご紹介します。 スタートメニューを左側に戻す方法 W