iPhoneでWi-Fi通話が使えないときの対処法まとめ
iPhoneのWi-Fi通話は、携帯電話の電波が不安定な場所でも通話の発着信を可能にする便利な機能です。しかし、ソフトウェアの不具合、設定ミス、ネットワーク側のトラブルなど、さまざまな要因によってWi-Fi通話が正常に動作しなくなることがあります。
携帯の電波が弱い、または圏外の状況でWi-Fi通話がうまくいかない場合は、以下の対処法を順番に試してみてください。

iPhoneでWi-Fi通話を有効にする
新しいiPhoneの初期設定をしたばかりでWi-Fi通話が使えない場合は、まずiOSでこの機能がオンになっているかを確認しましょう。「設定」アプリを開き、「モバイル通信」を選択します。次に「Wi-Fi通話」をタップし、「このiPhoneでのWi-Fi通話」のスイッチをオンにします(オフになっている場合)。

注意: モバイル通信の設定内に「Wi-Fi通話」の項目が表示されない場合は、Appleの「ワイヤレスキャリアのサポートと機能」ページで、契約中のキャリアがこの機能に対応しているかどうかを確認してください。
ほかのデバイス向けのWi-Fi通話を有効にする
キャリアによっては、iPhoneと同じApple IDでサインインしているiPadやMacなどのデバイスからも、Wi-Fi経由で通話できる場合があります。これができない場合は、関連する設定がまだ有効になっていない可能性があります。
iPhoneで「設定」>「モバイル通信」>「Wi-Fi通話」と進み、「ほかのデバイスでのWi-Fi通話を追加」のスイッチをオンにします。

その後、前の画面に戻って「ほかのデバイスで通話」をタップし、この機能を使いたい各Appleデバイスのスイッチをそれぞれオンにします。
iPhoneを再起動する
まずはiPhoneの再起動を試してみましょう。Wi-Fi通話などの機能が正しく動作しない軽微なトラブルは、再起動だけで解決することがよくあります。ただし、iOSには直接再起動するボタンがないため、一度電源を切ってから入れ直す必要があります。
手順は、「設定」>「一般」>「システム終了」と進み、スライダーを操作して電源をオフにします。その後、サイドボタンを長押しして再起動してください。

SIMカードを抜き差しする
キャリアがWi-Fi通話に対応しているのに、有効化のオプションが表示されない場合は、SIMカードを抜いて挿し直してみてください。これでオプションが現れるようになることがあります。
SIM取り出しツールや曲げたペーパークリップを使って、iPhoneのSIMトレイを取り出します。その後、SIMを挿し戻す前に一度デバイスを再起動しておくのがおすすめです。

キャリア設定をアップデートする
キャリアは不具合の修正や新機能の追加のために、定期的にキャリア設定のアップデートを配信しています。通常はiOSが自動的にインストールしますが、最新版が適用されていない場合は手動で更新を促すことができます。
方法は、「設定」>「一般」>「情報」と進み、最大1分ほど待ちます。「キャリア設定アップデート」のポップアップが表示されたら、「アップデート」をタップしてください。

iOSをアップデートする
システムソフトウェアの不具合が原因でWi-Fi通話に問題が発生している場合は、iOSを最新版に更新することで解消できることがあります。「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」と進み、「ダウンロードしてインストール」を選択してiPhoneを最新の状態にしましょう。アップデートが途中で止まる、または失敗する場合は、iOSアップデートが固まったときの対処法を参考にしてください。

低データモードを無効にする
Wi-Fi接続で低データモードを有効にしていると、Wi-Fi通話をはじめとするWi-Fi関連の機能が正しく動作しなくなることがあります。無効にするには、「設定」>「Wi-Fi」と進み、接続中のWi-Fiネットワークの「情報」画面で「低データモード」をオフにします。

Wi-Fi接続の問題を確認する
iPhone側の設定に問題がなくても、Wi-Fi接続自体にトラブルが起きているケースがあります。まずは「設定」>「Wi-Fi」を開いてください。Wi-Fiアイコンの横に感嘆符が表示されている場合や、「インターネット接続なし」というラベルが出ている場合は、何らかの問題が発生しています。

このような場合は、一度ネットワークを削除して再接続すると改善することがあります。Wi-Fiネットワーク名をタップし、「このネットワーク設定を削除」を選択します。その後、同じネットワークを選び直してパスワードを入力し、再接続してください。
特に異常が見られない場合は、SafariでWebサイトを開いてみましょう。ページの読み込みが極端に遅い、またはまったく表示されない場合は、以降の対処法に進んでください。
機内モードのオン/オフを切り替える
機内モードをオン・オフすることは、iPhoneのWi-Fiトラブルを手早く解消する定番の方法です。コントロールセンターを開き、「機内モード」アイコンをタップします。数秒待ってから、もう一度同じアイコンをタップしてオフに戻しましょう。

また、「設定」アプリ内の「機内モード」スイッチを使って切り替えることも可能です。
ルーターを再起動する
Wi-Fiの接続不良は、ルーターの再起動で解決することも少なくありません。ルーターに物理的にアクセスできる場合は、電源を切って数秒待ち、再度入れてみてください。アクセスが難しい場合は、代わりにiPhone側でWi-Fiのリースを更新するのも一つの方法です。

DNS(ドメインネームサーバー)を変更する
Google DNSやOpenDNSなどの大手DNSサービスに変更することで、Wi-Fi通話時の接続性が向上する場合があります。
Wi-Fi接続のDNSサーバーを変更するには、「設定」アプリを開いて「Wi-Fi」に移動します。次に、ネットワークの「情報」画面で「DNSを構成」を選択し、「手動」に切り替えてから、以下のサーバーアドレスを入力してください。
Google DNS
8.8.8.8
8.8.4.4
OpenDNS
208.67.222.123
208.67.220.123

ネットワーク設定をリセットする
ここまでの方法でもWi-Fi通話が直らない場合は、iPhoneのネットワーク設定をリセットしてみましょう。モバイル通信とWi-Fiの両方に潜む問題を一括で解消できる可能性があります。「設定」>「一般」>「iPhoneを転送またはリセット」と進み、「リセット」>「ネットワーク設定をリセット」を選択してください。

リセット後は、保存されていたWi-Fiネットワークから切断されるため、パスワードを入力して再接続する必要があります。モバイル通信の設定は、バックグラウンドで自動的に更新されます。
携帯キャリアに問い合わせる
上記の対処法をすべて試してもWi-Fi通話が機能しない場合は、契約中の携帯キャリアに問い合わせてみてください。アカウント側の設定や回線の状態を確認してもらい、Wi-Fi通話を有効にするための具体的な案内を受けられるはずです。
-
iPhoneが充電できないときの対処法6選|原因から解決策まで徹底解説
iPhoneが充電できなくなると、「もう新しい機種に買い替えるしかない」と考えてしまうかもしれません。画面に充電(稲妻)マークが表示されない、バッテリーアイコンが黄色や赤色になっている、ケーブルを接続しても音も反応もない——こうした症状は、充電トラブルの典型的なサインです。この記事では、iPhoneが充電できなくなる主な原因と、買い替えを決める前に試したいトラブルシューティングの手順をわかりやすく解説します。iPhoneが充電できない主な原因iPhoneが充電できなくなる理由はいくつか考えられます。主なものは以下の通りです。ケーブルの断線や不良、充電器自体の故障コンセントや電源の不具合(PCの
-
iPhoneのスピーカーから音が出ない?今すぐ試せる5つの解決策
ほとんどのiPhoneモデルは高いパフォーマンスを誇る優れた製品ですが、他のデバイスと同様に、不具合やフリーズ、動作不良に見舞われることがあります。そのひとつが「スピーカーから音が出ない」という問題です。正確な原因を特定するには、いくつかの切り分け作業が必要になるケースもあります。この記事では、iPhoneのスピーカーが鳴らなくなる主な原因と、再び音を出すために試せる対処法をご紹介します。iPhoneのスピーカーが鳴らない原因とは?スピーカーが動作しなくなる原因はさまざまです。多くの場合、正確な原因を突き止めるには多少のトラブルシューティングが必要ですが、ハードウェア・ソフトウェア両面でよくあ