Excelでテーブルを簡単に作成する方法:2つの基本テクニックと書式設定の活用術
Excelでデータを扱う際、セル範囲を「テーブル」として構造化しておくと、毎回個別にセルの書式を設定する手間が省けます。テーブルに変換すると、すべてのデータが統一された形式で管理され、フィルターや集計などの機能も自動的に使えるようになります。
Excelでテーブルを作成する2つの簡単な方法
ここでは、複数の町で販売された製品とその売上データをサンプルとして使用します。このデータ自体に特別な意味はありませんが、操作の流れを理解しやすいように用意したものです。

この整理されたデータセットを使って、Excelでテーブルを作成する手順を解説します。なお、テーブルに変換する前に、同じ列には同じ種類のデータを揃え、空白セルを削除しておくことを忘れないでください。これにより、テーブル変換がスムーズに行えます。
方法1:「テーブルとして書式設定」機能を使う
最初の方法は、ホームタブにあるテーブルとして書式設定機能を使用する方法です。以下の手順に従って、ご自身のデータでも試してみてください。
手順:
- まず、テーブルにしたいセル範囲を選択します。ここでは例として B4:D9 を選択します。
- 次に、ホームタブ → テーブルとして書式設定 の順にクリックし、一覧から好みのテーブルスタイルを選びます。

- テーブルの作成ダイアログボックスが表示され、選択したデータ範囲が自動的に反映されていることを確認できます。
- 「先頭行をテーブルの見出しとして使用する」にチェックを入れます。
- 最後に OK をクリックします。

- これで、データセットからテーブルが完成します。

方法2:「挿入」タブの「テーブル」機能を使う
もうひとつの方法は、挿入タブにあるテーブル機能を使うやり方です。こちらも非常にシンプルです。
手順:
- まず、テーブルに変換したいセル範囲を選択します。
- 次に、挿入タブ → テーブル の順にクリックします。

- テーブルの作成ダイアログボックスが表示されます。
- 「先頭行をテーブルの見出しとして使用する」にチェックを入れます。
- OK をクリックします。

- 以上で、選択したデータからテーブルが作成されます。

Excelテーブルの書式設定・カスタマイズ方法
テーブルを作成したら、さまざまなオプションを使って見た目や機能をカスタマイズできます。以下では、代表的な書式設定方法をスクリーンショット付きで詳しく紹介します。
1. クイックスタイルでデザインを変更する
テーブルにはクイックスタイル機能が用意されており、ワンクリックでさまざまなデザインに切り替えられます。
手順:
- まず、テーブル内の任意のセルをクリックします。
- リボンにテーブル デザインタブが表示されます。

- テーブル デザインタブ → クイック スタイルをクリックすると、ドロップダウンが開きます。
- 一覧から好きなスタイルを選択します。ここでは例として「水色、テーブル スタイル 淡色 16」を選んでいます。

- これで、クイックスタイル機能を使ってテーブルのデザインを自由に変更できます。

2. テーブル スタイル オプションを活用する
さらに、テーブル スタイル オプションを使えば、行や列の表示形式を細かく調整できます。
手順:
- テーブル内の任意のセルをクリックして、テーブル デザインタブを開きます。
- 左側にテーブル スタイル オプションが表示されるので、チェックボックスのオン/オフで行や列の書式を切り替えられます。

3. テーブル名を変更する
テーブルには分かりやすい名前を付けておくと、数式や参照時に便利です。テーブル デザインタブから名前を変更できます。
手順:
- テーブル デザインタブ → プロパティグループを展開します。
- テーブル名欄が表示されます。
- 任意の名前に変更しましょう。

4. テーブルサイズを変更(リサイズ)する
データが増えた場合などは、テーブルの範囲を後から拡張できます。
手順:
- テーブル内のセルをクリックし、リボンのテーブル デザインタブを表示します。
- テーブル デザインタブ → プロパティグループ → テーブル サイズ変更の順にクリックします。

- テーブル サイズ変更ダイアログが表示されます。
- 新しいデータ範囲を入力し、必要に応じて範囲を修正します。
- OK をクリックして完了です。

5. フィルターでデータを絞り込む
テーブルには標準でフィルター機能が搭載されています。特定の条件でデータを絞り込みたい場合に便利です。
手順:
- 見出し行のフィルター矢印(下向きの三角マーク)をクリックすると、フィルターオプションが表示されます。
- 表示したい項目にチェックを入れ、不要な項目のチェックを外します。
- ここでは例として、「Chicago」と「Dallas」のデータのみを抽出しています。

- これで、テーブルから目的のデータだけを簡単に絞り込めます。
6. その他の便利ツールを使いこなす
テーブル デザインタブには、さらに便利なツールが揃っています。
手順:
- テーブル デザインタブ → ツールグループを展開します。
- 以下のような機能が利用できます。
- ピボットテーブルで集計:テーブルデータからピボットテーブルを即座に作成
- 重複の削除:重複しているデータを一括で削除
- 範囲に変換:テーブルを通常のセル範囲に戻す

練習用セクション
ここまで紹介した方法を実際に試せるよう、練習用のデータセットをご用意しました。ぜひご自身の手で操作しながら、テーブル作成と書式設定をマスターしてください。

練習用ワークブックのダウンロード
以下からワークブックをダウンロードして、自由に練習することができます。
まとめ
本記事では、Excelでテーブルを作成する2つの基本方法(「テーブルとして書式設定」と「挿入タブのテーブル機能」)を解説しました。また、クイックスタイルによるデザイン変更、テーブル名の変更、サイズ変更、フィルター、ピボットテーブルへの変換など、テーブルでできることの一通りの操作も紹介しました。もし分かりにくい点があれば、お気軽にコメントでお知らせください。また、ここで紹介していない他の方法があれば、ぜひ教えてください。最後までお読みいただきありがとうございました!
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