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Excelで区切り記号(デリミタ)を指定してCSVファイルを開く6つの簡単な方法

Microsoft Excelは非常に強力なソフトウェアです。Excelのツールや機能を活用すれば、データセットに対してさまざまな処理を行えます。数多くの標準関数を使って数式を作成することも可能です。教育機関や企業では、貴重なデータの保存にExcelファイルが広く利用されています。ときには、CSVファイルからExcelワークシートへデータを取り込みたい場面もあるでしょう。しかし、CSVファイルをExcelで直接開くと、区切り記号(デリミタ)が正しく認識されないことがあります。その結果、すべてのセルの値が1つの列にまとめられてしまうのです。この記事では、Excelで区切り記号を指定してCSVファイルを開くための6つの簡単な方法をご紹介します。

練習用に、以下のワークブックをダウンロードしてご利用ください。

Excelで区切り記号を指定してCSVを開く6つの方法

Excelは、Windowsで使用される既定の行区切り文字を認識します。通常、その既定の区切り記号はカンマ(,)です。そのため、CSVファイル内でカンマを区切り記号として使っていれば、Excelはデータを意図したとおりに別々の列に配置します。しかし、区切り記号がカンマ以外の場合には問題が発生し、すべてのデータが1つの列に入ってしまいます。この記事では、説明のためにカンマとセミコロンの両方を区切り記号として使用します。例として、次のようなサンプルデータセットを使います。下の画像はCSVファイルの内容をメモ帳で表示したもので、「Salesman(販売員)」「Product(製品)」「Net Sales(純売上高)」の各列がカンマで区切られています。一部の方法では、代わりにセミコロンが使われている場合もあります。それでは、Excelで区切り記号を指定してCSVファイルを開く各方法を見ていきましょう。

Excelで区切り記号(デリミタ)を指定してCSVファイルを開く6つの簡単な方法

1. Power Queryエディターを使ってCSVを開く

最初の方法は、ExcelのPower Queryエディターを使ってCSVファイルを開く方法です。区切り記号を直接指定できるため、CSVファイルを開く最も効果的な方法といえます。以下の手順に従って操作してください。

手順:

  • まず、[データ]タブに移動します。
  • 次に、[データの取得と変換]グループにある[テキストまたはCSVから]をクリックします。

Excelで区切り記号(デリミタ)を指定してCSVファイルを開く6つの簡単な方法

  • すると、[データのインポート]ダイアログボックスが表示されます。
  • 目的のCSVファイルを選択し、[インポート]を押します。

Excelで区切り記号(デリミタ)を指定してCSVファイルを開く6つの簡単な方法

  • 続いて、データセットを含む別のダイアログボックスが表示されます。
  • ここで、目的の区切り記号を指定します。
  • その後、[読み込み]をクリックします。

Excelで区切り記号(デリミタ)を指定してCSVファイルを開く6つの簡単な方法

  • これで、データが別々の列に配置された新しいワークシートが作成されます。
  • 下の画像が実行結果です。

Excelで区切り記号(デリミタ)を指定してCSVファイルを開く6つの簡単な方法

関連記事:Excelで列ごとにCSVファイルを開く方法(3つの簡単な方法)

2. テキストファイルウィザードを使ってCSVをインポートする

また、CSVファイルがテキストファイルとして保存されている場合は、テキストファイルウィザードを使ってデータをインポートできます。以下の手順で操作方法を確認しましょう。

手順:

  • まず、.txtファイルをExcelで開きます。
  • すると、テキストファイルウィザードのダイアログボックスが表示されます。
  • ステップ1で[区切り文字あり]を選択し、[次へ]をクリックします。

Excelで区切り記号(デリミタ)を指定してCSVファイルを開く6つの簡単な方法

  • ステップ2で、区切り文字を選択します。
  • ここでは[カンマ]を選択します。
  • その後、[次へ]をクリックします。

Excelで区切り記号(デリミタ)を指定してCSVファイルを開く6つの簡単な方法

  • 最後に、[完了]をクリックします。

Excelで区切り記号(デリミタ)を指定してCSVファイルを開く6つの簡単な方法

  • このようにして、区切り記号を指定してCSVファイルをExcelで開くことができます。

Excelで区切り記号(デリミタ)を指定してCSVファイルを開く6つの簡単な方法

関連記事: Excelで既存のシートにCSVをインポートする方法(5つの方法)

3. CSVファイル内に区切り記号を明示する

カンマ以外を区切り記号として使う場合は、CSVファイル内でその旨を指定することができます。こうすることで、Power Queryを使わずにCSVファイルをExcelで直接開けるようになります。以下の手順で操作方法を確認してください。

手順:

  • まず、CSVファイルの先頭行にsep=;と入力します。
  • ここでは、セミコロンが区切り記号です。
  • 自分の用途に合わせて任意の記号を入力できます。

Excelで区切り記号(デリミタ)を指定してCSVファイルを開く6つの簡単な方法

  • その後、通常どおりファイルを開きます。
  • すると、Excelで正しい形式のデータセットが表示されます。

Excelで区切り記号(デリミタ)を指定してCSVファイルを開く6つの簡単な方法

関連記事: Excel VBAでCSVファイルを開かずにインポートする方法(3つの実例)

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4. 区切り位置機能を使ってCSVを開く

さらに、カンマ以外の区切り記号に対しては、区切り位置機能を利用することもできます。以下の手順で、作業の進め方を確認しましょう。

手順:

  • まず、CSVファイルをExcelで開きます。
  • 下の画像のように、値が1つの列に表示されます。

Excelで区切り記号(デリミタ)を指定してCSVファイルを開く6つの簡単な方法

  • 次に、対象の列を選択します。
  • 続いて、[データ] > [データツール] > [区切り位置]に移動します。

Excelで区切り記号(デリミタ)を指定してCSVファイルを開く6つの簡単な方法

  • すると、ウィザードのダイアログボックスが表示されます。
  • ステップ1で[次へ]をクリックします。
  • 続いて、ステップ2で[セミコロン]を区切り文字として選択します。
  • [次へ]を押します。

Excelで区切り記号(デリミタ)を指定してCSVファイルを開く6つの簡単な方法

  • 同様に、ステップ3で[完了]をクリックします。
  • その結果、変換されたデータセットが表示されます。
  • 下のデータセットが、目的どおりの結果です。

Excelで区切り記号(デリミタ)を指定してCSVファイルを開く6つの簡単な方法

関連記事: Excel VBAでカンマ区切りのテキストファイルをインポートする方法(2つのケース)

5. VBAコードを使ってCSVをインポートする

前述の方法のように手間をかけたくない場合は、VBAコードを活用しましょう。以下の手順に従ってください。

手順:

  • まず、[開発] > [Visual Basic]に移動します。

Excelで区切り記号(デリミタ)を指定してCSVファイルを開く6つの簡単な方法

  • VBAの画面が表示されます。
  • 次に、[挿入] > [標準モジュール]を選択します。
  • すると、モジュールウィンドウが表示されます。
  • 下のコードをコピーして貼り付けてください。
Sub open_csv()
Dim st As Worksheet, file_mrf As String
Set st = ActiveWorkbook.Sheets("Sheet1")
file_mrf = Application.GetOpenFilename("Text Files (*.csv),*.csv", _
, "Provide Text or CSV File:")
With st.QueryTables.Add(Connection:="TEXT;" & file_mrf, Destination:=st.Range("B2"))
.TextFileParseType = xlDelimited
.TextFileCommaDelimiter = True
.Refresh
End With
End Sub

Excelで区切り記号(デリミタ)を指定してCSVファイルを開く6つの簡単な方法

  • その後、ファイルを保存し、F5キーを押してコードを実行します。
  • すると、ダイアログボックスが表示されます。
  • 目的のCSVファイルを選択し、[開く]を押します。

Excelで区切り記号(デリミタ)を指定してCSVファイルを開く6つの簡単な方法

  • このようにして、区切り記号を指定してCSVファイルをExcelで開くことができます。

関連記事: VBAを使ってテキストファイルをExcelにインポートする方法(3つの簡単な方法)

6. Windowsの設定で区切り記号を変更してCSVを開く

最後に、Windows側の区切り記号の設定を、CSVファイルで使用するものに合わせて変更する方法をご紹介します。こうすることで、Excelはその区切り記号を既定として認識するようになります。以下の手順を慎重に確認してください。

手順:

  • まず、Windowsの検索バーに「地域」と入力します。
  • 続いて、[地域の設定]を選択します。

Excelで区切り記号(デリミタ)を指定してCSVファイルを開く6つの簡単な方法

  • 新しいウィンドウが表示されます。
  • そこで、[日付、時刻、地域の追加設定]をクリックします。

Excelで区切り記号(デリミタ)を指定してCSVファイルを開く6つの簡単な方法

  • 次のコントロールパネルで、[日付、時刻、または数値の形式の変更]をクリックします。

Excelで区切り記号(デリミタ)を指定してCSVファイルを開く6つの簡単な方法

  • その後、[追加の設定]をクリックします。

Excelで区切り記号(デリミタ)を指定してCSVファイルを開く6つの簡単な方法

  • [形式のカスタマイズ]ダイアログボックスで、目的のリストの区切り記号を指定します。
  • 注意点として、小数点記号と同じ記号は設定できません。
  • その後、[適用]をクリックし、[OK]を押します。
  • これで、CSVファイルで使用する区切り記号を既定として設定できます。

Excelで区切り記号(デリミタ)を指定してCSVファイルを開く6つの簡単な方法

関連記事: ExcelでCSVファイルを自動的に列ごとに開く方法(3つの方法)

まとめ

以上の方法を使えば、Excelで区切り記号を指定してCSVファイルを開くことができるようになります。ぜひこれらの方法を活用してみてください。他にも良い方法があれば、ぜひお知らせください。ExcelDemyのウェブサイトでは、このような役立つ記事を多数公開しています。コメント欄にコメント、提案、質問などをお寄せいただければ幸いです。

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