Excelで週間カレンダーを作成する3つの方法|手動・動的・テンプレートを徹底解説
週間カレンダーがあれば、毎日の仕事や予定を習慣的に管理できるようになり、日常のタスク漏れも防げます。この記事では、Excelで週間カレンダーを作成する方法を、目的に合わせて選べる3つの方法で詳しく解説します。
Excelで週間カレンダーを作成する3つの方法
ここでは、誰でも簡単に実践できる3つの方法を紹介します。それぞれ難易度や特徴が異なるので、自分の用途に合った方法を選んでください。もちろん、紹介する手順は自由にアレンジしてかまいません。
方法1:Excelで週間カレンダーを手動で作成する
まずは、Excelの基本機能だけを使って週間カレンダーを手動で作成する方法です。書式設定を工夫することで、見栄えの良いカレンダーが仕上がります。
手順:
- まず、曜日ごとの日付をExcelに入力します。
- 次に、1日の開始時刻を入力します。
以下の画像のように、曜日と時刻を入力しておきます。

続いて、1時間ごとのカレンダーを作成していきましょう。
- セルB7に次の数式を入力します。
=B6+TIME(1,0,0)
この数式では、TIME関数を使って1時間を加算しています。
- Enterキーを押すと結果が表示されます。

- 次に、相対参照を利用して同じ数式をコピーします。セルB7を選択すると、セルの右下隅に小さな四角形(フィルハンドル)が表示されます。フィルハンドルをクリックしたまま、セルB24までドラッグします。
- マウスのボタンを離すと完了です。

これで必要な時刻がすべて入力されました。なお、最初の2〜3セルだけ手入力してから、最後のセルまでフィルハンドルをドラッグしても同じ結果になります。

- 続いて、データ範囲全体を選択します。
- ホームタブから「テーブルとして書式設定」を選択します。
- 好みの配色パターンを選びましょう。

すると、「テーブルの作成」というダイアログボックスが表示されます。
- データ範囲全体が選択されていることを確認します。
- 「先頭行をテーブルの見出しとして使用する」にチェックを入れます。
- 最後に「OK」をクリックします。

さらに、週間カレンダーの書式を整えていきます。
- まず、同じ色を塗りたいセル範囲を選択します。
- ホームタブから「塗りつぶしの色」を選択します。
- 好みのテーマの色を選びましょう。

これで、次のような週間カレンダーが完成します。

Excelで作成した週間カレンダーの完成例
参考までに、実際に作成した週間カレンダーの例を添付します。イメージをつかみやすくなるので、自分用のカレンダーを作る際のヒントにしてください。

方法2:データの入力規則で動的な週間カレンダーを作成する
データの入力規則機能を使えば、動的な週間カレンダーを作成できます。曜日をプルダウンから切り替えられるのが大きな魅力です。
- まず、新しいワークシートにカレンダーに必要な項目を入力します。項目の内容は方法1を参考にしてください。
下の画像では、「Dynamic」という名前のワークシートに必要な項目を入力しています。

- 次に、別のワークシートにすべての曜日を入力します。ここでは、「WeekDays」というワークシートに曜日名を入力しました。

- 「Dynamic」ワークシートに戻り、セルG6を選択します。
- データタブ → 「データツール」グループ → 「データの入力規則」を選択します。

「データの入力規則」ウィンドウが表示されます。
- 「入力値の種類」ボックスで「リスト」を選択します。
- 「元の値」ボックスに参照範囲を指定します。ここでは「WeekDays」ワークシートのB4:B10セルを選択します。
- 最後に「OK」をクリックします。

これで、セルG6の横にドロップダウン矢印(プルダウンメニュー)が表示されます。

- 次に、ホームタブからセルB2:E2に対して「セルを結合して中央揃え」を実行します。
- 結合したセルに、次の数式を入力します。
="Calendar for " & G6
ここでは、アンパサンド演算子(&)を使って文字列とG6セルの値を連結しています。
- Enterキーを押すとタイトルが表示されます。

これで、ドロップダウンから任意の曜日を選ぶと、カレンダーのタイトルがその曜日に自動的に変わるようになります。

- 続いて、データ範囲全体を選択します。
- ホームタブ → 「テーブルとして書式設定」を選択します。
- 好みの配色パターンを選びましょう。

「テーブルの作成」ダイアログボックスが表示されます。
- データ範囲全体が選択されていることを確認します。
- 「先頭行をテーブルの見出しとして使用する」にチェックを入れます。
- 最後に「OK」をクリックします。

これで、動的な週間カレンダーの完成です。

方法3:Excelのテンプレートを使って週間カレンダーを作成する
実は、Excelには週間カレンダー用のテンプレートが標準で用意されています。これを使えば、ゼロから作る手間が省け、最短時間で完成させられます。取得方法を見ていきましょう。
- まず、Excelブックを開きます。
- 次に、上部リボンのファイルタブをクリックします。

- 新規メニューから「週間家事スケジュール(Weekly chore schedule)」を選択します。

「週間家事スケジュール」のプレビューウィンドウが表示されます。
- 「作成」をクリックしましょう。

すると、次のような週間スケジュールが開きます。

テンプレート内のすべての項目は編集可能なので、自由にカスタマイズできます。
たとえば、タイトルをWeekly Calendar(週間カレンダー)に変更し、時刻欄を追加してみました。

また、不要なTask(タスク)列を削除することもできます。

応用編:Excelで週間プランナーを作成する
続いて、週間カレンダーをベースに、より実用的な週間プランナーを作成する方法を紹介します。
- まず、週間カレンダーを作成します。手順は方法1を参照してください。

- 次に、新しいワークシートを開き、作業リストを入力します。ここでは、「To Do List」というワークシートに入力しました。

- 「Planner」ワークシートに戻り、カレンダーのデータ範囲を選択します。
- データタブ → 「データツール」グループ → 「データの入力規則」を選択します。

「データの入力規則」ウィンドウが表示されます。
- 「入力値の種類」ボックスで「リスト」を選択します。
- 「元の値」ボックスに参照範囲を指定します。ここでは「To Do List」ワークシートのB3:B14セルを選択しました。
- 最後に「OK」をクリックします。

これで、すべてのセルにドロップダウン矢印が表示され、登録済みのタスクを選択して入力できるようになります。

注意点として、新しいタスクを追加したい場合は、必ず「To Do List」ワークシート側に入力してください。また、この設定では週間カレンダーのセルに自由なテキストや数値を直接入力することはできず、リストからタスクを選択する方式になります。
下の画像は、ドロップダウンを使っていくつかのセルを埋めた例です。

まとめ
この記事では、Excelで週間カレンダーを作成する3つの方法を解説しました。手動での作成、データの入力規則による動的なカレンダー、そしてテンプレートの活用と、それぞれ特徴が異なるので、用途に合わせて使い分けてください。さらに実用的な週間プランナーへの応用方法も紹介しましたので、ぜひ日々のスケジュール管理に役立ててください。
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