Excelで参照ダイアログボックスを表示する方法【VBA参照設定の手順を解説】
本記事では、Excelで参照ダイアログボックスを表示する方法を詳しく解説します。1つのブック内の複数のワークシートで大量のVBAコードを扱う場合、参照設定を適切に管理することが非常に重要です。管理が不十分だと、あるVBAコードから別のコードへ移動する際に手間取ってしまいます。そこで役立つのが「参照ダイアログボックス」です。Excelでの参照ダイアログボックスの表示方法をしっかりとマスターしておきましょう。
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ダイアログボックスとは?
VBAにおけるダイアログボックスは、特定のプログラムモジュールにわかりやすい名前を付けて管理するために使用します。例えば、1つのブック内で成績判定、奇数・偶数の判別、セルの色付けなど複数のVBAコードを同時に作成し、ワークシートごとに使い分けたい場合があるでしょう。そのような場合、参照ボックスを使ってそれぞれに適切な名前を付けておく必要があります。特定の参照を選択すると、その中に含まれるVBAコードが画面に表示される仕組みです。
参照ダイアログボックスの主なオプション
Excelの参照ダイアログボックスにはいくつかのオプションがあり、その中でも特に重要なものについて説明します。
- 使用可能な参照ライブラリファイル:現在のブックに存在する利用可能な参照の一覧が表示されます。モジュールに定義名を付けると、ここにも表示されます。
- 優先度ボタン:リスト内の参照を上下に移動させるためのボタンです。多数の参照を使用する場合に特に重要になります。
- 結果:選択した参照のパスや名前が表示される部分です。
- 参照:既存の参照に、さらにダイアログボックスやライブラリを追加するための項目です。
参照ダイアログボックスを使う目的
参照ダイアログボックスを使用する主な目的は以下のとおりです。
- 特定のVBAモジュールに定義済みの名前を付けて識別できるようにする。
- 目的のVBAコードを簡単に見つけられるようにする。
- 作業効率を高め、時間を節約し、ミスの発生を防ぐ。
参照ダイアログボックスを表示する手順
以下の手順に沿って進めれば、Excelで参照ダイアログボックスを表示する方法を自分で身につけられます。
ステップ1:データセットの準備
まず、参照ダイアログボックスを試すためのデータセットを用意します。B列に「値」、C列に「偶数/奇数」の結果を入力する想定です。このデータセットを使って、全体の流れをわかりやすく確認していきます。

関連記事:Excelでダイアログボックスを作成する方法(3つの便利な活用例)
ステップ2:Excel VBAで参照設定を探す
次に、以下の手順でExcel VBAの参照設定を探します。
- まず、Alt + F11キーを押してVBAエディタ(VBE)を開きます。
- 次に、挿入 > 標準モジュールを選択します。
- 続いて、以下のVBAコードを貼り付けます。
Sub OddEven()
Dim i As Integer
For i = 5 To 11
If Cells(i, 2).Value Mod 2 = 0 Then
Cells(i, 3).Value = "Even"
Else
Cells(i, 3).Value = "Odd"
End If
Next i
End Sub
- 最後に、ツール > 参照設定を選択します。

関連記事:Excelでダイアログボックスを操作する方法(種類と操作)
ステップ3:参照ダイアログボックスの表示
ここでは、以下の手順で参照ダイアログボックスを表示させます。
- まず、「参照設定」をクリックすると、画面に参照設定ダイアログボックスが表示されます。

- さらに、一覧から必要な参照にチェックを入れると、左側のVBAプロジェクトウィンドウにその一覧が反映されます。

関連記事:Excelでダイアログボックスを閉じる方法(3つの簡単な方法)
ステップ4:参照ダイアログボックスの活用
最後に、以下の手順で参照ダイアログボックスを実際に活用してみましょう。
- まず、必要な参照にチェックを入れてOKをクリックします。

- 次に、特定の参照を選択すると、その参照の保存先パスが表示されます。

- 続いて、コードを実行するには実行ボタンを押すだけです。

- 最後に、目的の結果が得られます。

関連記事:Excelのダイアログボックスランチャー:すべての種類を解説
Excelでオブジェクトライブラリを表示する方法
次に、以下の手順でExcelのオブジェクトライブラリを表示する方法を紹介します。
手順:
- まず、ツール > 参照設定を選択します。

- 次に、「Microsoft Excel 16.0 Object Library」を選択してOKをクリックします。

- 最後に、目的の結果が得られます。

注意点
- 参照は複数追加しても構いませんが、名前は分かりやすく付けて管理しましょう。
- 参照ダイアログボックスを使用している間、「Visual Basic for Applications」のチェックを外すことはできません。現在使用中だからです。
- コードを実行するには、ファイルを「Excel マクロ有効ブック(.xlsm)」として保存する必要があります。そうしないとコードが動作しません。
まとめ
以上、Excelで参照ダイアログボックスを表示する方法を解説しました。これらの手順が皆さんの作業に役立てば幸いです。他の方法でタスクを実行できた場合は、ぜひお知らせください。このような記事をもっと読みたい方は、ExcelDemyサイトをフォローしてください。ご不明な点や問題がある場合は、下のコメント欄からお気軽にコメントやご質問をお寄せください。全力でサポートいたします。
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