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Excelで行の階層(アウトライン)を追加する方法【2つの簡単な手順を解説】

行の階層(Row Hierarchy)は、互いに関連する複数の行データを見やすく整理したいときに非常に便利な機能です。Excelでは、この階層を作成することで、詳細データを折りたたんだり展開したりでき、大量のデータでも読みやすくなります。

本記事では、Excelで行の階層を追加する2つの簡単な方法を、手順を追ってわかりやすく解説します。記事中のExcelファイルをダウンロードすれば、読みながら実際に操作を練習することも可能です。

Excelで行の階層を追加する2つの方法

以下のサンプルデータには、店舗(Store)製品(Product)売上(Sales)の3つの列があります。ここではSUM関数を使って「店舗1の合計売上」と「店舗2の合計売上」を計算しています。このデータセットをもとに、行の階層を追加する2つの方法を紹介します。なお、本記事ではMicrosoft Office 365を使用していますが、お使いのExcelのバージョンでも同様に操作できます。

方法1:行のグループ化機能を使って階層を追加する

まずは、標準搭載されている「グループ化」機能を使う方法です。任意の行範囲を選択してグループ化することで、自由に階層を作成できます。

ここでは、まず店舗1の行に階層を追加し、その後店舗2の行にも同様に階層を追加していきます。

手順

  • まず、セル範囲B5:D9を選択して、店舗1の行を選びます。
  • 次に、リボンの「データ」タブをクリックします。
  • 「アウトライン」グループ内の「グループ化」をクリックし、「グループ化」を選択します。

すると、「グループ化」ダイアログボックスが表示されます。「行」にチェックが入っていることを確認しましょう。

  • 「OK」をクリックします。

これで、ワークシートの左側にマイナス(−)記号付きのアウトラインが表示され、店舗1の階層が作成されました

同じ手順で店舗2にも階層を作成します。すると、ワークシートの左側に2つのマイナス記号が並んで表示されます。

  • 次に、このマイナス記号をクリックしてみましょう。

詳細な行が折りたたまれ、階層が適用された状態になります。逆に、プラス(+)記号をクリックすれば、折りたたまれた階層レベルを再び展開して表示できます。

方法2:「自動アウトライン」オプションを使う

2つ目は、「自動アウトライン」オプションを活用する方法です。これは、行の階層を追加する最も速い方法です。ただし、自動アウトラインは数式が入力された行を基準に階層を作成する点に注意が必要です。

今回のデータセットでは、セルD10に「店舗1の合計売上」、セルD16に「店舗2の合計売上」が入力されています。そのため、自動アウトラインを実行すると、2つの階層が自動的に作成されます。

手順

  • まず、データセット内の任意のセルをクリックします。
  • 「データ」タブに移動します。
  • 「アウトライン」グループから「グループ化」の横にある矢印をクリックします。
  • 表示される2つの選択肢から「自動アウトライン」を選びます。

すると、データセットの左側に自動アウトラインが作成されます。アウトラインには2つのマイナス記号が表示されており、2つの階層レベルが作成されたことがわかります。

  • 次に、アウトラインのマイナス記号をクリックします。

これで、Excelに行の階層が追加されました。プラス記号をクリックすれば、いつでも階層レベルを展開して詳細を確認できます。

複数階層(入れ子構造)の行階層を追加する方法

Excelでは、複数の階層レベル(入れ子になった行レベル)を作成することもできます。以下のデータセットには、「ノートPC小計」「マウス小計」「プリンター小計」「モバイル小計」に加えて、「店舗1の合計売上」「店舗2の合計売上」が含まれています。このようなデータには、多段階の行階層が効果的です。

手順

  • まず、データセット内の任意のセルをクリックします。
  • 「データ」タブに移動します。
  • 「アウトライン」グループから「グループ化」をクリックします。
  • 2つの選択肢から「自動アウトライン」を選択します。

すると、ワークシートの左側に外側のアウトライン2つと、その間に内側のアウトライン2つが作成されます。

  • まず、内側のアウトラインのマイナス記号をクリックします。

これで、小計と合計売上だけが表示されたコンパクトなデータセットになります。

  • さらに、外側のアウトラインのマイナス記号もクリックします。

これにより、複数レベルの階層が適用された状態になります。各プラス記号をクリックすれば、対応する階層レベルを展開して詳細データを表示できます。

練習用ファイルについて

本記事で解説した方法は、ダウンロードしたExcelファイルを使って実際に練習できます。ぜひ手を動かしながら、階層作成の操作に慣れていきましょう。

まとめ

本記事では、Excelで行の階層を追加する2つの方法(行のグループ化機能と自動アウトライン)を解説しました。どちらも簡単に使えるので、用途に応じて使い分けてください。最後までお読みいただきありがとうございました。ご不明な点やご提案があれば、下のコメント欄でお気軽にお知らせください。その他のExcel関連の記事については、ぜひ当サイトもご覧ください。

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