Office
 Computer >> コンピューター >  >> ソフトウェア >> Office

Excelで2つの折れ線グラフを1つにまとめる3つの方法

この記事では、Excelで2つの折れ線グラフを1つにまとめる方法を詳しく解説します。分析結果を見やすく伝えるために、複数のグラフを1枚のチャートに統合したい場面は多いものです。Excelにはさまざまな種類のグラフ機能が用意されており、データを効果的に可視化できます。ここでは折れ線グラフを例に、2つのグラフを結合する手順を紹介します。

練習用ブックのダウンロード

この記事で使用するサンプルデータは、練習用ブックとしてダウンロードできます。実際に手を動かしながら学びたい方は、ぜひご活用ください。

Excelにおける折れ線グラフとは?

Excelの折れ線グラフ(ラインチャート)は、標準搭載されているグラフ形式の一つです。横軸(X軸)にカテゴリ(項目)、縦軸(Y軸)に数値を配置し、データの変化を線で表現します。縦棒グラフや横棒グラフと比べて、より多くのデータポイントを扱えるのが特徴です。また、Excelには2-D(2次元)3-D(3次元)積み上げ折れ線など、複数の種類の折れ線グラフが用意されています。

折れ線グラフを使うべき場面

折れ線グラフは、時間(年・月・日)やカテゴリに沿った推移やトレンドを表すのに適しています。タスクの変化や傾向を示す大規模なデータセットがある場合、折れ線グラフを使うことで視覚的にわかりやすく表示できます。見た目もシンプルなので、誰でも直感的に読み取れる点が大きなメリットです。さらに、プラスとマイナスの両方の値を扱う場合や、複数のデータを比較したい場合にも活用できます。

2つの折れ線グラフをまとめる3つの方法

ここからは、AlexJohnの最初の6か月間の売上金額を含むデータセットを使用して、各手法を説明します。6か月間の売上推移を折れ線グラフで可視化していきます。

方法1:コピー&貼り付けで2つの折れ線グラフを結合する

最もシンプルで手軽なのが、コピー&貼り付けを使う方法です。まずデータセットから2つのグラフを作成し、それらを1つに統合します。

以下の手順に沿って操作してみましょう。

  • まず、セルB5~B11を選択します。
  • 続けてCtrlキーを押しながら、セルC5~C11を選択します。
  • 次に挿入タブを開き、「折れ線または面グラフの挿入」アイコンをクリックします。
  • ドロップダウンメニューが表示されるので、「折れ線」を選択します。
  • すると、ワークシートに下図のような折れ線グラフが作成されます。

このグラフでは、Y軸にAlexの売上金額、X軸にが表示されています。

  • 同様の手順で、月の列を再度選択します(セルB5~B11)。
  • Ctrlキーを押しながら、Johnの売上金額(セルD5~D11)を選択します。
  • 先ほどと同じ操作を行い、Johnの折れ線グラフを作成します。
  • これで、データシート上に2つの独立した折れ線グラフが並んでいる状態になります。
  • ここから2つのグラフを結合します。まず、マウスで片方のグラフを選択しましょう。ここではJohnのグラフを選択します。
  • ホームタブに移動し、「コピー」をクリックします。
  • 次に、もう一方のグラフ(Alexのグラフ)を選択します。
  • ホームタブを再度開き、「貼り付け」を実行します。
  • これで、下図のように2つの折れ線グラフが1つに統合されます。
  • 最後に、グラフタイトルを変更したり、凡例を追加したりして、グラフを見やすく整えましょう。

方法2:「挿入」タブの複合グラフ機能を使って結合する

挿入タブの「複合グラフ」機能を使えば、2つの別々のグラフを作る必要はありません。データセットから直接、2系列を1枚のグラフにまとめられます。

以下の手順で操作してください。

  • まず、折れ線グラフにしたいデータ範囲全体を選択します。ここではセルB5~D11を選択します。
  • 次に挿入タブを開き、「グラフ」グループ右下のダイアログボックス起動ツール(矢印アイコン)をクリックすると、「グラフの挿入」ウィンドウが開きます。
  • すべてのグラフ」タブから「複合」を選択し、グラフの種類が「折れ線」になっていることを確認します。
  • 最後に「OK」をクリックすると、下図のように2系列が1つのグラフに表示されます。
  • タイトルを変更したい場合は、グラフタイトルをクリックして任意の名前に書き換えましょう。

方法3:既存の折れ線グラフに新しい折れ線を追加する

最後に、すでに作成済みの折れ線グラフへ、新しい系列を追加する方法を紹介します。ここでは、Alexの売上金額(最初の6か月分)の折れ線グラフが既にある状態を想定し、そこへJohnの売上金額のデータを追加して2本の折れ線を表示させます。

以下の手順に従ってください。

  • まず、データセットにJohnの売上金額を入力します。
  • 次に、既存の折れ線グラフ上で右クリックします。
  • 表示されたメニューから「データの選択」を選択します。
  • データソースの選択」ウィンドウが開きます。
  • 次に、Johnの売上金額を含むデータセットの全セルを選択します。
  • すべてのセルを選択すると、「凡例項目(系列)」に「John」という項目が追加されているのがわかります。
  • 最後に「OK」をクリックすると、下図のように2本の折れ線が表示されます。
  • 仕上げにグラフを選択すると、右上に+(プラス)アイコンが表示されます。このアイコンをクリックすると、グラフ要素の追加や変更が行えます。
  • ここではプラスアイコンを使って、タイトルの変更と凡例の追加を行いました。

注意ポイント

Excelにはさまざまなグラフの種類がありますが、X軸にテキスト値(日付・月・年などの等間隔のラベル)、Y軸に数値を持つデータの場合は、折れ線グラフが適しています。逆に、データが数値のみで構成されている場合は、散布図を使用した方が正確に表現できるのでおすすめです。

まとめ

今回は、Excelで2つの折れ線グラフを結合する3つの簡単な方法を紹介しました。コピー&貼り付けが最も手軽な方法ですが、「挿入」タブの複合グラフ機能や「データの選択」を使った追加方法も覚えておくと便利です。また、方法1で紹介した手順は、3つ以上の複数の折れ線グラフを結合する場合にも応用できます。記事冒頭の練習用ブックをダウンロードすれば、実際に操作を試すことも可能です。ご不明な点やご意見がありましたら、下のコメント欄でお気軽にお知らせください。

関連記事

  • マクロを使って複数のExcelファイルを1つのワークシートに結合する方法
  • Excel VBAで日付と時刻を結合する方法(3つの方法)
  • マクロを使って複数のExcelシートを1つにまとめる方法(3つの方法)
  • Excelで氏名と日付を結合する方法(7つの方法)
  • 複数のシートから行を抽出してExcelで結合する方法(4つの簡単な方法)
  1. Excelで依存関係をトレースする2つの簡単な方法

    Excelでデータを扱う際、依存関係のトレース(Trace Dependents)の使い方を知っておくことは非常に重要です。あるセルの値が他のどのセルに依存しているのかを把握できれば、ワークブック全体の構造理解やトラブルシューティングが格段にしやすくなります。この記事では、Excelで依存関係をトレースする2つの簡単で実用的な方法を解説します。 練習用ワークブックをダウンロードして、実際に手を動かしながら試してみてください。 Excelで依存関係をトレースする2つの方法 ここでは、「ABC商事の上半期売上」というサンプルデータセットを使用します。データは3列構成で、列B・C・Dにはそれぞれ月・

  2. Excelでハイパーリンクをすべて削除する5つの方法【テキストはそのまま残す】

    Excelでは、URLを入力すると自動的にハイパーリンクへ変換されます。便利な機能ですが、必ずしも望ましいとは限りません。誤ってハイパーリンク付きのセルをクリックすると、意図せずWebサイトが開いてしまうこともあります。そこで「テキストは残したまま、ハイパーリンクだけを削除したい」というニーズが生まれます。本記事では、Excelの文字列を保持しながら、すべてのハイパーリンクを削除する基本的な方法を5つご紹介します。 練習用ワークブックについて 以下の手順は、実際にハイパーリンクが設定されたサンプルデータを使って確認できます。ご自身のブックでも同じ流れで試してみてください。 Excelですべ