Excelで先頭3文字を削除する4つの方法|RIGHT・REPLACE・MID関数とVBA
構造化されていない生データを扱っていると、必要な情報だけを取り出したい場面がよくあります。たとえば、文字列の先頭から1文字目、2文字目、あるいは3文字目を取り除いて値を取得したいケースです。Excelには、こうした作業を簡単に行える関数がいくつか用意されています。さらに、独自のカスタム関数を作成して文字列から文字を削除することも可能です。この記事では、Excelで先頭3文字を削除する4つの方法を詳しく解説します。
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Excelで先頭3文字を削除する4つの方法
生データが入ったデータベースがあり、各データの先頭3文字が不要になっている状況を想定しましょう。ここでは、その先頭3文字をExcelで削除する方法を順番に紹介します。

方法1:RIGHT関数とLEN関数を組み合わせる
RIGHT関数とLEN関数を組み合わせると、セル内のデータから先頭3文字を削除できます。具体的な手順は以下の通りです。
ステップ1:
- セルC4に、LEN関数を入れ子にしたRIGHT関数を入力します。数式は次の通りです。
=RIGHT(B4,LEN(B4)-3)
- ここでB4は、先頭3文字を削除したい元の文字列があるセルです。
- LEN(B4)-3はnum_chars(文字数)の引数として使用します。LEN関数で文字列全体の長さを取得し、そこから3を引くことで、先頭3文字分を除外した長さを指定できます。

ステップ2:
- 数式が入力できたら、Enterキーを押して結果を表示します。

- 結果が表示されたら、セルの右下隅にマウスカーソルを移動します。カーソルが十字(フィルハンドル)に変わったらダブルクリックすると、残りのすべてのセルに同じ数式を一括適用できます。

方法2:REPLACE関数を使う
REPLACE関数は通常、文字列の一部を別の文字列に置き換えるために使われる関数ですが、置換後の文字列を空欄("")に指定することで、文字を「削除」する用途にも活用できます。具体的な手順を見ていきましょう。
ステップ1:
- セルC4にREPLACE関数を入力します。数式は次の通りです。
=REPLACE(B4,1,3,"")
- B4:元の文字列(old_text)
- start_num(開始位置):1。文字列の最初から処理を開始します。
- num_chars(文字数):3。先頭3文字を対象にします。
- new_text(新しい文字列):空欄("")を指定することで、該当部分が削除されます。

- Enterキーを押すと結果が表示され、数式が正しく機能していることが確認できます。

- あとは同じ数式を必要なすべてのセルに適用すれば完了です。

方法3:MID関数を使う
MID関数とLEN関数の組み合わせでも、方法1と同じ処理を実現できます。こちらも実際のデータセットに適用してみましょう。
ステップ1:
- セルC4に入力する数式は次の通りです。
=MID(B4,4,LEN(B4)-3)
- text(対象の文字列):B4
- start_num(開始位置):4。先頭3文字をスキップし、4文字目から抽出します。
- num_chars(抽出する文字数):LEN(B4)-3 を指定します。

- Enterキーを押して結果を確認し、すべてのセルに数式を適用すれば完成です。

方法4:ユーザー定義関数(UFD)を作成する
VBAコードを書けば、自分専用のカスタム関数を作ってこの作業を行うこともできます。以下の手順で詳しく解説します。
ステップ1:
- まず、Alt+F11キーを押してMicrosoft Visual Basic for Applications(VBE)ウィンドウを開きます。

- 新しいウィンドウが開いたら、「挿入」メニューから「標準モジュール」を選択して、モジュールを追加します。

ステップ2:
- 開いたモジュールに、先頭3文字を削除するユーザー定義関数を作成するVBAコードを記述します。以下のコードをコピーしてそのまま利用できます。関数名はRemoveFirst3です。
Public Function RemoveFirst3(rng As String, cnt As Long)
RemoveFirst3 = Right(rng, Len(rng) - cnt)
End Function

ステップ3:
- コードの記述が完了したら、ワークシートに戻り「=RemoveFirst3」と入力します。関数が正しく登録されていることが確認できます。

- セルC4に関数を適用します。入力する数式は次の通りです。
=RemoveFirst3(B4,3)

- Enterキーを押して結果を表示します。

- カスタム関数が正しく動作していることを確認したら、残りのセルにも適用して最終結果を得ましょう。

注意点
👉 カスタム関数には、通常のVBAマクロよりも多くの制限があります。ワークシートやセルの構造・書式を変更することはできません。
👉 このユーザー定義関数を使えば、第2引数の数値を変更するだけで、任意のN文字をセルから削除できます。
まとめ
このガイドでは、Excelでセルから先頭3文字を削除する4つのアプローチを紹介しました。RIGHT関数、REPLACE関数、MID関数といった標準関数を使う方法から、VBAによるユーザー定義関数の作成まで、目的やスキルレベルに合わせて使い分けてください。ご質問やご不明な点があれば、お気軽にコメント欄でお知らせください。フィードバックもお待ちしています。ご覧いただきありがとうございました。
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