PowerPointのズームアニメーションでプレゼンを魅力的に!作成手順を徹底解説
画面録画やモーフトランジションなど、PowerPointの最新機能を使えば、プレゼンテーションの印象は大きく変わります。これらのツールを上手に活用することで、他にはない個性あるスライドを作ることが可能です。その代表例がズームアニメーションです。
本の章立てのように、長くて複雑なプレゼンテーションも、PowerPointのズームアニメーション機能を使えば、ぐっと生き生きとしたものにできます。この記事では、ズームアニメーションの基本と、実際の設定手順をわかりやすく解説します。
PowerPointのズームアニメーションとは
プレゼンのすべてのスライドを特別なものにしたいのは誰でも同じですが、ズーム機能を使えば、さらに印象的な演出が実現できます。以下、具体的な手順を見ていきましょう。
1. タイトルと画像を挿入する
まず、スライドに適切なタイトルとサブタイトルを入力します。次に画像を挿入するには、「挿入」タブから「オンライン画像」を選択し、キーワードで関連画像を検索します。目的の画像が見つかったら選択して、スライドに挿入しましょう。

2. スライドを複製する
ズームアニメーション効果を追加するために、まずスライドを複製します。左側のスライド一覧で対象のスライドを選択し、右クリックして「スライドの複製」を選びます。これで同じスライドが2枚作成されます。

3. 焦点を当てる部分を決める
次に、どの部分に注目させたいかを決めます。たとえば心臓の病気に関するプレゼンであれば、心臓の部分に焦点を絞るといった具合です。
図形ギャラリーのドロップダウン矢印をクリックし、「基本図形」の中から「楕円」ツールを選択します。続けて、Shiftキーを押しながらドラッグすると、フォーカスしたい範囲を囲む正円を描けます。

4. 円の塗りつぶしと輪郭を設定する
描いた円をクリックし、「図形の塗りつぶし」のドロップダウン矢印から「塗りつぶしなし」を選択します。

続いて、円の輪郭色を設定します。「描画」セクションの「図形の輪郭」のドロップダウン矢印をクリックし、好みのテーマカラーを選びましょう。既定より太い線にしたい場合は、「図形の輪郭」の「太さ」から希望の値を選択します。

5. 画像を円形に切り抜く
次は、焦点を当てたい部分だけを残し、画像のそれ以外を切り取ります。画像全体を選択し、リボンメニューの「書式」タブにある「トリミング」ツールを選択します。
ドロップダウン矢印をクリックし、「図形に合わせてトリミング」>「基本図形」>「楕円」の順に選択します。詳細は下のスクリーンショットを参照してください。

すると画像全体が楕円で囲まれます。これを正円に変更するには、再び「トリミング」から今度は「縦横比」を選択し、1:1を指定します。瞬時に楕円が完全な円へと変わります。

あとは、Shiftキーを押しながら円をドラッグし、ハンドルを調整して、フォーカスしたい範囲にぴったり収まるようにしましょう。参考画像は下記の通りです。

6. 画像を統合して複製スライドを削除する
仕上がりに問題がなければ、図形を選択してCtrl + X(切り取り)を押し、最初のスライドに戻ってCtrl + V(貼り付け)を実行します。これで2つの画像が統合されます。
複製したスライドはもう不要なので削除し、元のスライドに移動しておきましょう。
7. ズームアニメーションを設定する
いよいよズームアニメーション効果を設定します。マウスカーソルを画像の外側に置いてドラッグし、フォーカスしたい領域を選択します。
「アニメーション」タブを開き、「強調」セクションから「拡大縮小」を選択します。

8. アニメーションにバリエーションを加える
最後に、ズームアニメーションに変化をつけたい場合は、「高度なアニメーション」グループの「アニメーションウィンドウ」を開き、「アニメーションの追加」を選択します。ここで「車輪(Wheel)」アニメーションを選びましょう。

これでスライドにもうひとつのアニメーション効果が追加されます。再生順序を変更したい場合、たとえば「車輪」を先に表示して「拡大縮小」を後にしたいときは、右側ペインの再生リスト上でアニメーションをドラッグして順番を入れ替えるだけです。

以上で完成です!
もちろん、ズームアニメーションだけで出来の悪いプレゼンを補うことはできません。しかし、正しく使えば、プレゼン全体に自然で流れるような印象を与え、魅力を大きく高めてくれるでしょう。
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