PowerPointでシルエットを作成する方法|背景削除と明るさ調整だけで簡単にできる
記事のタイトルを見て「シルエットを作成する?」と不思議に思った方もいるかもしれません。そもそも、なぜシルエットを作る必要があるのでしょうか。その答えは、シルエットという言葉の意味にあります。シルエットとは、「物の輪郭線、特に人間の横顔などで構成され、単一の色で塗りつぶされた図形」のことを指します。
シルエットは、プロフェッショナルな印象のプレゼンテーション資料作りに大いに役立ちます。「どのように役立つの?」と思われるかもしれませんね。具体例を挙げてみましょう。例えば、プレゼンテーションである都市の人口統計(デモグラフィック)を紹介したいとします。男性・女性という2つの性別を表現する場合、実写の写真とシンプルな図版のどちらを使いたいでしょうか?
ビジネスや学術の場でのプレゼンテーションでは、一般的に特定の性別、信条、人種、宗教に偏った表現は避けるのが鉄則です。そのため、実写写真ではなく中立的な図式的表現、つまりいわゆる「シルエット」を使用するのが最適です。
PowerPointでシルエットを作成する手順
それでは、具体的な作成方法を順番に見ていきましょう。
1. PowerPointを起動して画像を挿入する
まずMicrosoft PowerPointを開き、シルエットとして表現したい画像をスライドに挿入します。
2. 背景を削除する
次に、画像の背景を削除します。リボンの「背景の削除」をクリックすると、「保持する領域としてマーク」や「削除する領域としてマーク」などのオプションが表示された編集画面が現れます。
残したい部分と削除したい部分のマーキングが完了したら、「変更を保持」をクリックしましょう。これで不要な背景が取り除かれます。
3. 図の書式設定で明るさを変更する
背景を削除した後に残った画像を右クリックします。
メニューから「図の書式設定」を選択し、画像補正の項目で明るさのレベルを-100%に変更します。
これでシルエットの完成です。この記事の例では完璧な仕上がりには見えないかもしれませんが、それは筆者のデザイン力の問題であり、領域のマーキングを丁寧に行えば、誰でも美しく正確なシルエットを作成できます。
ポイントは、背景削除時に人物や物体の輪郭を丁寧になぞることです。細部まで正確にマーキングすれば、明るさを下げたときに輪郭がくっきりとした、洗練されたシルエットになります。
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