Microsoft ExcelでPMT関数を使う方法|ローンの毎月返済額を簡単に計算
PMT関数は、Microsoft Excelに搭載されている財務関数の一つで、借入金額と金利をもとに、ローンの定期的な返済額を計算するために使われます。PMT関数の書式は =PMT(rate, nper, pv, [fv], [type]) です。
PMT関数の引数(構文)
- Rate(利率): ローンの金利を指定します。(必須)
- Nper(期間): ローンの支払回数の合計を指定します。(必須)
- Pv(現在価値): 将来にわたる一連の支払いの現在時点での価値、つまりローンの元本を指定します。(必須)
- Fv(将来価値): 最終回の支払い完了後に残したい残高、または将来価値を指定します。(省略可能)
- Type(支払期日): 支払いの時期を示す数値。0は期末、1は期初を表します。(省略可能)
ExcelでPMT関数を使う手順
このチュートリアルでは、「毎月の返済額」を求める方法を解説します。
まずMicrosoft Excelを開きます。
既存の表を使用するか、新しい表を作成してください。

「毎月の返済額」を表示したいセルに =PMT( と入力し、括弧を開きます。
括弧内にはまず B3 を入力します。これは金利が入力されているセルです。年利を月利に変換するため、B3/12 のように12で割ります。その後、カンマ(,)を入力します。
次に B4 を入力します。このセルにはローンの借入年数が入っています。毎月返済の場合は、年数に12を掛けて支払回数へ変換する必要があるため、B4*12 と入力します。続けてカンマを入力します。
さらに、ローンの現在価値(Pv)、つまり借入金額が入力されているセル B2 を指定します。

最後に括弧を閉じてEnterキーを押すと、計算結果が表示されます。
PMT関数のもう2つの入力方法
PMT関数は、数式を直接入力する以外にも、以下の2つの方法で利用できます。

方法1:「関数の挿入」ダイアログボックスを使う
シート上部にある「関数の挿入」(fx)ボタンをクリックします。
「関数の挿入」ダイアログボックスが表示されます。
ダイアログボックス内で「財務」カテゴリを選択します。
「関数名」の一覧から PMT を選択し、「OK」をクリックします。

「関数の引数」ダイアログボックスが表示されます。
「Rate(利率)」の欄には B3/12 と入力します。
「Nper(期間)」の欄には B4*12 と入力します。
「Pv(現在価値)」の欄には B2 と入力し、「OK」をクリックすると結果が表示されます。
Fv(将来価値)と Type(支払期日)は省略可能な引数のため、入力しなくても問題ありません。

方法2:「数式」タブから選択する
リボンの「数式」タブをクリックします。
「数式」タブの関数ライブラリグループにある「財務」ボタンをクリックし、一覧から PMT を選択します。
「関数の引数」ダイアログボックスが表示されます。
表示されたダイアログボックスでは、方法1と同じ手順で各引数を入力すれば、結果を確認できます。
まとめ
PMT関数を使えば、複雑な計算式を組むことなく、ローンの毎月の返済額を簡単に求められます。住宅ローンや自動車ローンなどの返済計画を立てる際に、ぜひ活用してみてください。
ご不明な点がありましたら、下のコメント欄からお気軽にお問い合わせください。
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