Microsoft Officeで「測定単位の変換(Measurement Converter)」を使う方法
Microsoft Word、Excel、PowerPoint、Outlookには、測定単位コンバーター(Measurement Converter)という便利な機能が標準搭載されていることをご存じでしょうか。この機能を活用すれば、単位の換算を手作業で行う必要がなくなり、作業効率が大幅に向上します。ただし、Excelの場合のみ、数式(CONVERT関数)の知識が必要となります。
Officeで測定単位を自動変換する
実は、この測定単位変換機能はMicrosoftがほとんど宣伝しておらず、Officeユーザーの大半はその存在すら気づいていません。本記事では、この隠れた便利機能の使い方を詳しく解説します。
なお、この機能はデフォルトでは無効になっています。そこで、有効化・無効化の手順についてもあわせてご紹介します。
- WordとPowerPointで測定単位コンバーターを有効にする
- Outlookで測定単位コンバーターを有効にする
- 実際に測定単位コンバーターを使ってみる
- Excelで測定単位変換の数式を使う
それでは、順番に見ていきましょう。
1. WordとPowerPointで測定単位コンバーターを有効にする

測定単位コンバーターを活用するには、まず機能を有効化する必要があります。ここで少し注意点があります。WordとPowerPointでは手順が共通していますが、Outlookでは手順が異なるのです。
機能をオンにするには、まずファイルをクリックし、オプションを選択します。次に、文章校正 > オートコレクトのオプションへと進みます。表示されたダイアログで操作タブを開き、「右クリックメニューで追加操作を有効にする」にチェックを入れます。
最後に、一覧から「Measurement Converter(測定単位の変換)」を選択してOKをクリックすれば、設定は完了です。
2. Outlookで測定単位コンバーターを有効にする

Outlookでこの機能を有効にする場合は、WordやPowerPointよりもひと手間かかります。
まず、ファイル > オプションをクリックします。続いてメールを選択します。次にエディターのオプションをクリックし、開いたウィンドウで文章校正を選びましょう。最後にオートコレクトのオプションをクリックすると、ダイアログが表示されます。
そのダイアログで操作タブを開き、「右クリックメニューで追加操作を有効にする」にチェックを入れます。
一覧から「Measurement Converter(測定単位の変換)」を選択し、忘れずにOKボタンをクリックして設定を完了させてください。
3. 実際に測定単位コンバーターを使ってみる

有効化した機能を実際に使うときは、ドキュメント内の変換したい数値や単位をドラッグで選択(ハイライト)し、右クリックします。表示されるメニューから追加の操作を選択すると、変換オプションの一覧がポップアップ表示されるので、目的のものを選びましょう。
関連記事: OfficeのInformation Rights Managementサービスでドキュメントへのアクセスを制限する方法
4. Excelで測定単位変換の数式(CONVERT関数)を使う

Excelで単位を変換するには、まずワークシートを開き、A列に変換元の単位名を入力します。B列には、A列の値を変換したい先の単位名を入力しましょう。
例として、ここではキロメートルをマイルに、ポンドをキログラムに変換してみます。
キロメートルをマイルに変換する場合は、次の数式を入力します。=CONVERT(B5,"km","mi")
ポンドをキログラムに変換する場合は、=CONVERT(B8,"lbm","kg")を使用します。なお、入力中にExcelが候補を自動的に表示してくれるので、それを選択しても構いません。
数式をコピーアンドペーストするのではなく、自分で入力することをおすすめします。そうすることで、さまざまなケースに応じた単位変換に柔軟に対応できるようになります。
さらに多くの測定単位システムを確認したい方は、Microsoftの公式ドキュメントを参照してみてください。
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