Officeの更新が「更新中です。しばらくお待ちください」で止まる時の対処法
Microsoft Officeは、デフォルトで自動更新されるように設定されています。しかし、「Officeを更新しています。しばらくお待ちください」というメッセージが表示されたまま消えない、あるいはOfficeが自動更新されないといったトラブルに遭遇することがあります。この記事では、その問題を解決するための具体的な方法を詳しく解説します。
この問題は、更新機能が手動で無効化されていたり、グループポリシーによって管理されていたりする場合に発生します。また、更新関連のファイルが破損していることが原因の場合もあります。状況によっては、Officeアプリケーションエラー0xc0000142が続いて発生することもあります。
「Officeを更新しています。しばらくお待ちください」で固まる場合の対処法
Microsoft Officeがこのメッセージで停止している、または自動更新されない場合は、以下の4つの方法を順番に試してみてください。
- Office更新プログラムを有効にする
- レジストリを確認する
- グループポリシーを確認する
- Officeをオンライン修復する
なお、2番目と3番目の方法は特定のOfficeバージョンでのみ有効で、実行には管理者権限が必要です。
1. Office更新プログラムを有効にする
Officeの更新はバックグラウンドで行われ、新しいリリースがあるたびに各アプリケーションが個別に更新されます。これが機能していない場合は、以下の手順で設定を確認・修正しましょう。
- WordやExcelなど、任意のOfficeアプリケーションを開く
- 「ファイル」>「アカウント」をクリックする
- 「Office更新プログラム」セクションを見つけてクリックする
- 「更新プログラムを有効にする」というボタンが表示されている場合はクリックする
- 表示が「更新プログラムを無効にする」に変われば設定完了
これで、Officeがバックグラウンドで自動的に更新できるようになります。
2. レジストリを確認する
2番目と3番目の方法は、手動での操作ができない場合にレジストリ経由で設定を変更するものです。ただし、対象となるのはMicrosoft 365 Apps for enterprise、Office LTSC 2021、Office 2021/2019/2016です。
Win + Rキーで「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力してShift + Enterキーを押すと、管理者権限でレジストリエディターが起動します。以下の場所へ移動してください。
HKEY_LOCAL_MACHINE\software\policies\microsoft\office\16.0\common\OfficeUpdate
DWORD値「EnableAutomaticUpdates」を「1」に、「HideEnableDisableUpdates」を「0」に変更します。変更後、レジストリエディターを終了してください。
このレジストリ編集により、そのPC上のグループポリシーの設定が上書きされ、手動でOffice更新を有効化できるようになります。
3. グループポリシーを確認する
グループポリシーエディターを開き、以下のパスへ移動します。
コンピューターの構成 > ポリシー > 管理用テンプレート > Microsoft Office (Machine) > 更新プログラム(グループポリシー管理コンソール内)
ポリシーが見つからない場合は、Microsoftの公式サイトからOffice ADMXファイルをダウンロードしてインストールする必要があります。手順は以下の通りです。
- *.admxファイルを「C:/Windows/PolicyDefinitions/」フォルダーにコピーする
- 言語ロケールのサブフォルダーから*.admlファイルを、「C:/Windows/PolicyDefinitions/」配下の対応する言語ロケールフォルダーにコピーする
4. Officeをオンライン修復する
更新関連のファイルが破損している場合は、Officeの修復を実行することで問題が解決することがあります。以下の手順でオンライン修復を行いましょう。
- 検索バーに「設定」と入力し、設定アプリを開く
- 設定画面の左ペインから「アプリ」をクリックする
- 右側の「アプリと機能」をクリックする
- Microsoft Officeの項目までスクロールし、横の「…」(ドット)をクリックして「変更」を選択する
- 「Officeプログラムの修復方法を選んでください」というダイアログが表示され、「クイック修復」と「オンライン修復」の2つの選択肢が出る
- 「オンライン修復」を選択する
SDXHelper.exeとは何ですか?
Office SDX Helperは、Microsoft 365 Appsのユーザーごとにスケジュールされたタスクで、定義されたポリシーに基づいて機能更新プログラム(Office Feature Updates)をダウンロードする役割を担っています。CPU使用率が高くなっている場合は、Officeインストールの修復を実行することをおすすめします。
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Officeインストール時にエラーが頻発する場合は、Microsoft Officeインストールの修復を試みてください。この問題は、インストール内のファイルが破損していたり、インストール処理が途中で中断されたりした場合によく発生します。
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