Excelで角度を度からラジアンに変換する方法|RADIANS関数の使い方を徹底解説
ポイント
- 度をラジアンに変換するには、RADIANS関数の構文 =RADIANS(角度) を使用します。
- 関数ダイアログ(Macでは数式ビルダー)を使う場合は、結果を表示したいセルを選択し、数式 > 数学/三角 > RADIANS の順に進みます。
- または、角度にPI()関数を掛けて180で割ることでも変換できます(例:45*PI()/180)。
この記事では、Excel 2019、2016、2013、2010、およびMicrosoft 365版Excelで、度をラジアンに変換する方法を詳しく解説します。
Excel RADIANS関数の使用例
ここでは、RADIANS関数を使って45度の角度をラジアンに変換してみましょう。サンプルワークシートのセルB2にRADIANS関数を入力する具体的な手順を紹介します。

関数の入力方法は2通り
- 上の画像のセルC3のように、完全な関数式をセルB2に直接入力する
- 「関数の引数」ダイアログボックスを使って、関数と引数を選択しながら入力する
関数全体を手入力することも可能ですが、多くの方には関数ダイアログボックスを使う方法がおすすめです。括弧や引数の間のカンマなど、関数の構文を自動的に補完してくれるため、入力ミスを防げます。
関数ダイアログ(Macでは数式ビルダー)でRADIANSを入力する手順
ワークシートのセルB2をクリックします。ここに関数が入力されます。
リボンメニューの「数式」タブをクリックします。
リボンの「数学/三角」を選択し、関数のドロップダウンリストを開きます。
リストから「RADIANS」をクリックすると、「関数の引数」ダイアログボックスが表示されます。
ダイアログ内の「角度」の行をクリックします。
ワークシート上のセルA2をクリックすると、セル参照が関数の引数として自動的に入力されます。
「完了」(OK)をクリックして関数を確定します。45度をラジアンに変換した値0.785398163がセルB2に表示されます。
小数点以下の表示桁数が少ない場合は、セルの書式設定を変更して桁数を増やすことができます。
ワンポイント: セル参照の代わりに、ダイアログボックスへ数値を直接入力することも可能ですが、その場合は後から数式を修正・更新しにくくなるため注意しましょう。
PI()関数を使って角度をラジアンに変換する方法
RADIANS関数を使わない代替手段として、下の例のセルC4のように、角度にPI()関数を掛け、その結果を180で割る方法もあります。
=A2*PI()/180
この計算式は、数学的な定義「ラジアン=度×π÷180」をそのまま数式化したものです。
なぜExcelのRADIANS関数が必要なのか?
Excelには、直角三角形(90度の角を1つ含む三角形)のコサイン・サイン・タンジェントを簡単に求められる三角関数が標準搭載されています。
しかし、これらの三角関数には度ではなくラジアンで表された角度を渡す必要があるという問題があります。ラジアンとは円の半径をもとにした角度の単位で、角度の測り方としては正式なものですが、日常的に使い慣れている方は多くありません。
そこでExcelには、一般のユーザーでも簡単に度をラジアンへ変換できるよう、RADIANS関数が用意されています。
RADIANS関数の構文と引数
関数の構文とは、関数名・括弧・引数で構成される関数の書式のことです。RADIANS関数の構文は以下のとおりです。
=RADIANS(角度)
「角度」引数には、ラジアンに変換したい度単位の角度を指定します。度数を直接入力してもよいですし、ワークシート上の該当データが入ったセルへの参照を指定することもできます。

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