【解決策】Microsoft OutlookがKERNELBASE.dllでクラッシュするエラーの直し方
Microsoft Outlookをお使いの方の中には、アプリケーションが突然クラッシュする「APPCRASH」エラーに悩まされている方がいらっしゃるかもしれません。Outlookを起動するたびに「Microsoft Outlookは動作を停止しました」というエラーメッセージが表示され、正常に使用できない状態になります。
エラーダイアログの「詳細の表示」をクリックすると、イベント名がAPPCRASH、障害モジュール名がKERNELBASE.dllであることが確認できます。この問題の影響は人によって異なり、Outlook自体がまったく起動できなくなる方もいれば、メールを開いた瞬間にだけクラッシュする方もいます。後者の場合、Outlookの起動自体は可能でも、メール操作を行うと強制終了してしまうのです。
考えられる主な原因
この問題の原因として最も多いのは、以下の3つです。
- 破損したOutlookプロファイル — 最も可能性が高い原因です
- PST(個人用フォルダーファイル)またはOST(オフラインフォルダーファイル)の破損
- 不具合や破損を抱えたアドイン
アドインは業務効率を高める便利な機能ですが、バグを含んでいたりファイルが壊れていたりすると、Outlook本体と連動して動作するため、アプリケーション全体をクラッシュさせる原因になり得ます。多くの場合は新しいプロファイルを作成するだけで解決しますが、まずは順番に試していきましょう。
方法1:新しいOutlookプロファイルを作成する
原因として最有力なのがプロファイルの破損です。既存のプロファイルを作り直すだけで、問題が解消されるケースが非常に多くあります。
プロファイルを再作成する手順
- まず、Outlookが完全に閉じていることを確認します。
- Windowsキーを押しながらRキーを押します。
- 「control panel」と入力し、Enterキーを押してコントロールパネルを開きます。

- 右上の「表示方法」をクリックし、ドロップダウンメニューから「小さいアイコン」を選択します。

- 「メール(Microsoft Outlook)」をクリックします。

- 「プロファイルの表示」ボタンをクリックします。

- 「追加」をクリックします。

- 新しいプロファイルに付ける名前を入力し、「OK」をクリックします。

- 「新しいアカウントの追加」というダイアログが表示されます。ここではアカウント情報を入力します。通常は自動入力されますが、入力されていない場合はメールアドレスなどの必要事項を記入して「次へ」をクリックしてください。
- 完了したら「完了」をクリックします。
- 「常にこのプロファイルを使用する」オプションが選択されていることを確認します。
- そのすぐ下にあるドロップダウンメニューから、新しく作成したプロファイルを選択します。

- 「適用」をクリックし、続けて「OK」を押します。
これでOutlookを起動し、問題が解決したかどうかを確認しましょう。
方法2:アドインを無効化して原因を特定する
この方法は、Outlookの起動時またはメールを開く・クリックしたときにクラッシュする方向けの対処法です。Outlookを開けることが前提となるため、起動すらできない場合は先に方法1を試してください。
Outlookのアドインのうち1つ(または複数)に問題があるケースがあります。原因がアドインかどうかを確認する最も確実な方法は、すべてのアドインを一旦無効化し、クラッシュを引き起こしていたメールを開いてみることです。問題が再現しなければ、原因はアドインにあると断定できます。
アドインを無効にする手順
- Outlookを起動します。
- 左上の「ファイル」をクリックします。
- 「オプション」を選択します。

- 左側のメニューから「アドイン」を選択します。
- 画面下部の「管理」欄の横にある「設定(Go)」ボタンをクリックします。

- 一覧に表示されたすべてのアドインのチェックボックスをオフにします。これで各アドインが無効になります。
- 完了したら「OK」をクリックします。

原因のアドインを特定して削除する
すべてのアドインを無効化したら、問題が解決したかどうかを確認します。
- 問題が残っている場合:同じ手順を繰り返し、使いたいアドインのチェックをオンに戻せば元の状態に復元できます。
- 問題が解消された場合:原因はアドインのいずれかにあります。そこで、同じ手順を繰り返しながらアドインを1つずつ有効化していきましょう。「OK」をクリックするたびに問題が再発するかどうかを確認します。問題が再現しなければそのアドインは安全で、再発すれば犯人が特定できます。
問題を引き起こしているアドインが判明したら、同じ画面でそのアドインを選択し、「削除」をクリックしてアンインストールします。最後に「OK」を押せば、Outlookは安定して動作するようになるはずです。
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