【初心者向け】Excelで平均値を計算する方法|AVERAGE関数の使い方を徹底解説
複数の数値の平均値を求めたいとき、Microsoft Excelならわずか数分で計算できます。AVERAGE関数を使えば、シンプルな数式だけで算術平均(いわゆる「平均」)を簡単に求められるのです。
この記事では、AVERAGE関数を使った平均値の計算方法を、具体例とともにいくつかご紹介します。どの方法もほぼあらゆるデータセットに対応でき、データ分析の効率アップに役立ちます。
平均値(平均)とは?
「平均(mean)」は、一連の数値を表すための統計用語で、主に3つの種類があります。算術平均・幾何平均・調和平均です。
この記事では、数学でいうところの「平均(average)」にあたる算術平均の計算方法を解説します。
算術平均は、すべての値を合計し、その結果を値の個数で割ることで求められます。例として、2、4、6、8という4つの数値の平均を求めてみましょう。
=(2+4+6+8)/4
=20/4
=5
まず2+4+6+8を足して合計20を出し、次にその20を値の個数である4で割ります。これで平均値は5となります。
AVERAGE関数の基本
Excelにおいて、AVERAGE関数は集計系関数の一つで、一連の値の平均を求めるために使います。
数式の構文は「AVERAGE(値1, 値2, …)」で、最初の引数のみ必須です。引数には最大255個まで、数値・セル参照・セル範囲を指定できます。
また、数値・セル参照・セル範囲を組み合わせて指定することも可能です。

AVERAGE関数を使う際に注意したいのは、「空白セル」と「0が入力されたセル」は別物だという点です。計算結果が歪まないよう、本来0であるべき空欄セルには、きちんと0を入力しておきましょう。
さらに、文字列が含まれていると誤った結果になることがあります。数式で参照するセルには数値だけを入れるようにしてください。文字列を含むデータを扱いたい場合は、代わりにAVERAGEA関数を検討してみてください。
それでは、AVERAGE関数を使って平均を計算する具体的な例を見ていきましょう。
方法①:「合計」ボタンで平均を求める
AVERAGE関数の数式を入力する最も手軽な方法のひとつが、ボタン操作です。Excelが自動的に対象となる数値を認識してくれるので、素早く平均を計算できます。
- 平均値を表示したいセルを選択します。
- リボンの「ホーム」タブを開き、「編集」グループにある「合計(Σ)」のドロップダウン矢印をクリックします。
- 一覧から「平均」を選択します。

- 選択したセルに、Excelが自動生成した数式が表示されます。

- 提案された数式が正しければ、Enterキーを押して確定すると、計算結果が表示されます。

もし自動挿入された数式が意図したものと異なる場合は、後述の方法で修正しましょう。
方法②:AVERAGE関数で数式を自作する
先ほど紹介した構文をもとに、数値・セル参照・セル範囲、そしてそれらの組み合わせに対して、AVERAGE関数の数式を手動で作成することもできます。
数値を直接入力して平均を求める
平均を求めたい数値を直接入力する場合は、引数として数式内にタイプします。数値同士はカンマで区切ってください。
次の数式では、10、20、30、40の平均を求められます。
=AVERAGE(10,20,30,40)
Enterキーを押すと、数式を入力したセルに結果が表示されます。この例では「25」です。

セル参照を使って平均を求める
特定のセルに入力された値の平均を求めたい場合は、セルを選択するか、セル参照を直接入力します。
ここでは、B2、B4、B6、B8の各セルの平均を、次の数式で求めてみましょう。入力後にEnterキーを押します。
=AVERAGE(B2,B4,B6,B8)
「=」と関数名、開き括弧を入力したら、対象セルを順番にクリックして数式に追加し、最後に閉じ括弧を入力すればOKです。もちろん、セル参照を手入力しても問題ありません。

こちらも、数式を入力したセルにすぐ結果が表示されます。

セル範囲を指定して平均を求める
連続したセル範囲や、複数の範囲の平均を求めたい場合もあるでしょう。その場合は、範囲を選択するか、カンマ区切りで範囲を入力します。
次の数式では、B2からB6までのセル範囲の平均を計算できます。
=AVERAGE(B2:B6)
「=」と関数名、開き括弧を入力してから、対象のセル範囲をドラッグで選択すれば、自動的に数式へ反映されます。手入力でももちろん可能です。

Enterキーを押せば、結果が表示されます。

離れた複数の範囲を指定することもできます。次の数式では、B2〜B6とD2〜D6の2つの範囲の平均を一度に計算します。
=AVERAGE(B2:B6,D2:D6)
結果は、数式を入力したセルに表示されます。

数値・セル・範囲を組み合わせて平均を求める
最後に、セル範囲・単一セル・数値を混在させた例をご紹介します。
ここでは、B2〜B6の範囲、C2とD2のセル、そして数値の10と15を組み合わせて平均を求めます。
=AVERAGE(B2:B6,C2,D2,10,15)
先ほどの数式と同じように、セルの選択と数値の入力を自由に組み合わせられます。

閉じ括弧を入力してEnterキーを押せば、数式が適用され、結果を確認できます。

おまけ:ステータスバーで平均をひと目確認
もうひとつ便利なテクニックをご紹介します。数式や結果をシート上に残す必要がない場合は、ステータスバーを使えば平均を瞬時に確認できます。
まず、この機能が有効になっているか確認しましょう。タブ行の下にあるステータスバーを右クリックし、「平均」にチェックが入っていることを確認してください。

あとは、平均を知りたいセルを選択するだけで、ステータスバーに結果が表示されます。

Excelで平均値を求めたいときは、AVERAGE関数が大活躍します。電卓を取り出す必要はもうありません。目的に合わせてこれらの方法を使い分けて、必要な結果を素早く得ましょう。
関連記事として、複数の条件を満たす値だけを平均できるAVERAGEIFS関数の使い方もぜひチェックしてみてください。
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