ExcelのROUND関数で数値を丸める方法|四捨五入をわかりやすく解説
Excelで資料を見やすく整えたいとき、数値を小数点以下や整数単位で丸めると、ぐっと読みやすくなります。数値を丸めるということは、重要度の低い桁を取り除くことを意味します。その結果、必要な精度を保ちながら、より見栄えの良い値に仕上げることができます。
丸め処理は、概算を示したり、数値を扱いやすくしたりする目的でよく使われます。たとえば、割引率を計算して「17.3587563」という数値が出た場合、小数第1位で丸めれば「17.4%」となり、はるかに見やすくなります。この記事では、ROUND関数を使って数値を丸める方法を詳しくご紹介します。
ExcelのROUND関数とは
ROUND関数は、Excelで数値を丸める際に最も人気が高く、最も広く使われている関数です。指定した桁数をもとに、最も近い数値へ四捨五入します。右隣の桁が0〜4の場合は切り捨てられ、5〜9の場合は切り上げられます。つまり、「7.82564」を小数第2位で丸めると「7.83」になります。それでは、ExcelのROUND関数の使い方を見ていきましょう。
1. 元データのある既存のExcelブックを開くか、新しいワークシートを作成します。次に、丸めたい値のすぐ隣に新しい列を作成し、見出しを付けておきましょう。

2. 丸めた結果を表示したいセルをクリックして選択します。

3. リボンの「数式」タブをクリックします。

4. 数式のオプション一覧から「数学/三角」を選択してクリックします。

ドロップダウンメニューが開くので、一覧の中から「ROUND」関数を選びます。

5. 関数の引数ダイアログが開くので、ここで希望の結果になるよう設定を行います。「数値」フィールドには、丸めたい数値を入力します。もっとも簡単なのは、参照先のセル番号を指定する方法です。ここでは、値の列の一番上のセルとして「B4」を指定します。
続いて「桁数」フィールドに、丸める桁数を入力します。これは、結果の数値を何桁にするかを指定するものです。たとえば小数第2位まで求めたい場合は「2」を入力します。

なお、10の位や100の位などに丸めたい場合は、「桁数」フィールドに負の数を入力します。こうすることで、小数点の左側(整数部分)が丸められます。たとえば「-1」を指定して427.13を丸めると、結果は430になります。
6. 「OK」をクリックすると、結果列に丸められた数値が表示されます。
7. 最後に、ほかのすべてのセルにも同じ数式を適用しましょう。セルの右下隅をつかんで、残りのセルまでドラッグするだけでOKです。

これで完成です。すべての数値が、希望どおりの桁数で丸められました。
ROUND関数の構文を直接入力する方法
もうひとつの方法として、関数の構文を直接入力するやり方もあります。こちらの方が、上記の手順よりも手軽に行えます。
関数の構文とは、関数名・括弧・引数で構成される数式のことです。ROUND関数の引数は「数値(Number)」と「桁数(Num_digits)」の2つです。
ROUND関数の構文は次のとおりです。
=ROUND(数値, 桁数)
「数値」は丸めの対象となる値、「桁数」は丸め先の桁数を表します。
ROUND関数の構文を使う場合は、以下の手順に従ってください。
1. 結果を表示したいセルを選択します。
2. カーソルを数式バーに移動し、クリックして編集状態にします。

3. ROUND関数の構文を入力します。実際に入力すると、次のように表示されます。

4. Enterキーを押すと、丸められた値が結果列に表示されます。あとは下方向へドラッグすれば、残りのセルにも数式を一括適用できます。
まとめ
数値を丸めることは、Excelワークシートをすっきりと見栄え良く仕上げるための有効な手段です。さらに、ExcelのROUND関数は数学的な四捨五入のルールに従っているため、実際の数値を正確に反映した、信頼性の高い結果が得られます。
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