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Microsoft ExcelでTRUNC関数を使う方法!ROUND関数との違いや活用例を解説

日常の計算の中で、小数点以下が長く続く数字を短く処理した経験は誰にでもあるはずです。「切り捨て(Truncate)」や「四捨五入(Round)」という言葉に聞き覚えがあるなら、この記事の内容はすぐに理解できるでしょう。本記事では、Microsoft ExcelTRUNC関数を使う方法を詳しく解説します。

TRUNC関数とROUND関数の基本的な違い

まず、TRUNC(切り捨て)とROUND(四捨五入)の根本的な違いをおさらいしましょう。例えば「5.678」という小数を処理する場合、TRUNC関数を使うと「5.67」になり、ROUND関数を使うと「5.68」になります。違いにお気づきでしょうか?ROUND関数は次に大きい数字へ丸めるのに対し、TRUNC関数はその真逆の動作、つまり小さい方へ切り捨てるのです。

TRUNC関数とは

TRUNC関数は、Excelの他の関数や数式と同じように引数(パラメーター)を受け取ります。1つ目の引数は切り捨ての対象となる数値、2つ目は桁数(小数点以下の桁数)です。簡単に言えば、TRUNC関数は数値を指定した小数点以下の桁数に切り捨てるための関数です。

TRUNC関数の構文

TRUNC(数値, [桁数])

2つ目の引数「桁数」は省略可能で、既定値は0です。つまり、値を指定しなかった場合はすべての小数点以下の桁が削除され、元の数値より小さい最も近い整数へと切り捨てられます。

なお、負の数の場合は結果が逆になる点に注意してください。負の数では、ゼロに近い方向(大きい側)へと切り捨てられます。

ExcelでTRUNC関数を使う手順

TRUNC関数の使い方は、実際の例を見るのが一番わかりやすいでしょう。操作自体はとても簡単です。

  • Excelファイル内で、切り捨てた結果を表示したいセルを選択します。
  • セルをダブルクリックして編集モードにし、「=TRUNC(C4, 2)」と入力します。C4は数値が入力されているセルです。
  • 「TRUNC」と入力すると、任意のセルを参照できるようになります。括弧を閉じてEnterキーを押します。
  • エラーがなければ、切り捨てられた値が表示されます。

桁数指定の注意点

TRUNC関数を使う際、すべての小数に対して同じ桁数パラメーターを適用できるわけではありません。例えば、小数点以下が1桁しかない数値に対して桁数として「3」を指定しても、結果には何の影響もありません。先ほどの例では、51.4は小数点以下が1桁しかないため、それより大きな桁数を指定しても「51.4」のまま変化しません。同様に、桁数の値を大きくしても、表示される桁が増えることはありません。

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TRUNC関数の活用シーン

TRUNC関数が役立つ場面はいくつかあります。

  • 日時データの処理: セルに日付と時刻が両方入っている場合、TRUNC関数を使うと時刻部分を削除し、日付だけを抽出できます。
  • 小数点以下の削除: 整数だけが必要な場合は、桁数引数を省略してTRUNC関数を使います。
  • 負の桁数の指定: 桁数引数に負の数を渡すと、小数点より前の位で切り捨てられます。例えば28.99は20になります。
  • 整数の切り捨て: 整数を下位の桁へ切り捨てることもできます。例えば29は20になります。

学校の数学で学ぶ四捨五入とは異なり、TRUNC関数は常に切り捨てのみを行います。ROUND関数はTRUNC関数とは正反対の動作をするのです。

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