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失くしたWord文書を復元する方法【バージョン別の対処法と予防策】

失くしたWord文書を復元する方法【バージョン別の対処法と予防策】

Microsoft Wordを日常的に使っている方なら、数分おきに保存アイコンをクリックする習慣が身についていることでしょう。それでも、停電やソフトウェアのクラッシュ、うっかり保存し忘れなど、せっかくの作業が失われるリスクはゼロにはできません。しかし、慌てる必要はありません。実は、失われたWord文書を復元する方法はいくつも用意されているのです。

Word 2013 / 2016で未保存の文書を復元する

失くしたWord文書を復元する方法【バージョン別の対処法と予防策】

Word 2013および2016には、保存されていない文書を復元するための機能が標準で搭載されています。手順は以下のとおりです。

まずWordを起動し、「ファイル」タブをクリックして「情報」パネルを開きます。次に「ドキュメントの管理」というボタンをクリックすると、オプションが含まれたドロップダウンリストが表示されます。ここから「保存されていない文書の回復」を選択すると、新しいウィンドウが開き、未保存のWord文書の一覧が表示されます。

探していた文書がこの一覧に見つかれば、あとはそれを開いて通常どおり保存すれば完了です。復元後の保存を忘れないよう注意しましょう。

Word 2007 / 2010でバックアップファイルを探す

古いバージョンのWordを使っている場合でも、プログラム自体を使って失った文書のバックアップを検索できます。以下の手順で試してみてください。

1. Wordを起動し、「ファイル」タブ(Word 2010の場合)またはOfficeスタートボタン(Word 2007の場合)をクリックします。

2. 「開く」を選択すると、エクスプローラーのウィンドウが開きます。対象の文書を最後に保存した場所を選択してください。多くの方の場合、「マイ ドキュメント」フォルダになるはずです。

失くしたWord文書を復元する方法【バージョン別の対処法と予防策】

3. 「ファイル名」テキストボックスの横には、ファイル形式を選択するドロップダウンリストがあります。初期設定では「すべてのWord文書」が選択されていますが、これを「すべてのファイル」に変更します。バックアップファイルには「Backup of (文書名)」という名前が付けられています。

4. 該当するファイルを見つけたら、それを開き、正しく保存し直しましょう。

一時ファイルからデータを救出する

上記の方法で復元できない場合は、少し踏み込んだ手段が必要になります。その切り札となるのが「一時ファイル」の探索です。一時ファイルとは、新しいファイルを作成している間に情報を一時的に保持するために作られるファイルで、拡張子は「.tmp」です。文書全体、あるいは一部が失われた場合でも、この一時ファイルから失われたデータを取り戻せる可能性があります。

失くしたWord文書を復元する方法【バージョン別の対処法と予防策】

一時ファイルを探すには、まずスタートボタンをクリックします。Windows 10をお使いの場合は、タスクバーの検索ボックスに直接入力できるので便利です。検索ボックスに「.tmp」と入力してEnterキーを押しましょう。なお、Windows 10では「%temp%」と入力する必要がある点にご注意ください。

検索を実行すると、結果の一覧ウィンドウが表示されます。そこで、文書を編集していた日時と一致するタイムスタンプを持つファイルを探します。また、一部の一時ファイルはチルダ(˜)記号で始まる名前になっていることもあります。その場合は、同じ手順で「.tmp」の代わりに「˜」を検索してみてください。

もし怪しい一時ファイルが見つかっても、開こうとしても開けないことがあります。これはファイルが破損している可能性を示しています。ただし、諦めるのはまだ早いです。Microsoftは破損したファイルへの対処法や、そこから情報を復旧する方法について詳細な公式ドキュメントを公開しています。そちらを参考にすれば、データを救出できるかもしれません。

自動保存とAutoRecoverを設定して文書消失を防ぐ

失われた文書を必死に探す手間を省くためにも、事前にWordの設定を見直しておきましょう。まずWordを起動し、「ファイル」タブから「オプション」を選択します。Word 2007の場合は、Officeスタートボタンをクリックして「Wordのオプション」ボタンを押してください。

失くしたWord文書を復元する方法【バージョン別の対処法と予防策】

開いたウィンドウの左側の列にある「保存」をクリックします。すると、「**分ごとに自動回復用情報を保存する」という項目が表示されます。まずは、このオプションのチェックボックスにチェックが入っていることを確認してください。

続いて、AutoRecoverによるバックアップの保存頻度を設定します。初期設定では10分間隔ですが、自分が安心できる間隔に自由に変更できます。さらに、AutoRecoverのバックアップファイルの保存先も変更できるため、いざというときにアクセスしやすい場所へ移動しておくのもおすすめです。

失くしたWord文書を復元する方法【バージョン別の対処法と予防策】

Office 365のサブスクリプションをご利用の方は、「自動保存(AutoSave)」機能の設定も確認しておきましょう。有効化は非常に簡単で、Wordウィンドウ左上にある自動保存のトグルスイッチをオンにするだけです。以降は、文書への変更がリアルタイムで自動的に保存されます。

ただし注意点があります。自動保存機能が働くのは、ファイルがOneDriveまたはコラボレーションプラットフォームのSharePointに保存されている場合のみです。一方、Word Onlineを使用している場合は何も設定する必要がありません。すべての変更は自動的に保存される仕組みになっています。

あなたはWord文書を失った経験がありますか?無事に復元できましたか?もしよろしければ、その方法をぜひコメント欄で教えてください!

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