Gmailで複数のメールをまとめて転送する方法|添付ファイルとして送る手順を解説
以前のGmailでは、複数のメールを一度に転送することができませんでした。そのため、Chrome拡張機能を使って「メールを添付ファイルとして転送する」機能を追加する必要がありました。
しかし2019年、GoogleはGmailに多数の新機能を追加しました。そのひとつがこの「複数メールの一括転送」機能です。現在ではChrome拡張機能は不要になっています。この記事では、Gmailで複数のメールを転送するいくつかの方法をご紹介します。どの方法を選ぶかは、受信者にどのような形式でメールを受け取ってほしいかによって変わります。
メールを添付ファイル(.eml)として個別に転送する
Gmailでメールを添付ファイルとして転送する最も速い方法は、受信トレイから直接操作することです。転送したいメールを右クリックし、「添付ファイルとして転送」を選択するだけです。

すると、新規メール作成画面が開き、選択したメールが自動的に.eml形式のファイルとして添付されます。

.emlは標準的なメールファイル形式で、Microsoft Outlook、Apple Mail、Thunderbirdなど、主要なメールクライアントとの互換性があります。必要であれば、Internet Explorerで.emlファイルを開くことも可能です。つまり、受信者がGmailアカウントを持っていなくても問題なく開けるため、メールの転送に最適な形式といえます。
複数のメールをまとめて添付して転送する方法
上記の方法は、複数のメールを一度に転送する場合にも使えます。手順は簡単で、転送したい複数のメールを選択してから右クリックし、「添付ファイルとして転送」を選ぶだけです。

これにより、新しいメール作成画面に複数の.emlファイルが添付されます。
もうひとつの方法として、以下の手順でも複数メールを転送できます。
- 転送したいメールをすべて選択します。
- 受信トレイ上部のアイコンバー右側にある「三点リーダー(縦に並んだ3つの点)」をクリックします。
- 「添付ファイルとして転送」を選択します。

すると新規メール作成画面が開き、選択したメールごとに1つずつ、複数の.emlファイルが添付されます。
送信前にメールを自分のPCに保存しておく方法
上記の方法でGmailから直接転送した場合、自分のPCやクラウドにはメールのコピーが残りません。もし控えを残しておきたい場合は、転送前にあらかじめファイルとして保存しておく方法が便利です。
メールをダウンロードするには、対象のメールを開き、メッセージ右上の「三点リーダー」をクリックして、「メッセージをダウンロード」を選択します。

これで.emlファイルをPC内の任意の場所に保存できます。「名前を付けて保存」を選び、保存先のフォルダを指定しましょう。

.emlファイルは、件名がそのままファイル名になって保存されます。必要な数だけメールをフォルダに保存してから、新規メッセージを作成して添付すればOKです。

メールを送信する準備ができたら、Gmailに戻り、受信トレイ左上の「作成」ボタンをクリックして新規メッセージを開きます。
メールファイルを添付するには、メッセージ下部のクリップ(添付ファイル)アイコンをクリックします。保存しておいたメールファイルがあるフォルダへ移動し、すべてのファイルを選択して「開く」をクリックしてください。

これで、前述の方法と同じようにすべてのメールファイルが添付されます。この方法の唯一の違いは、自分のPCにもメールのコピーが保存されるという点です。

あとは宛先を入力し、件名を付け、本文を書いて送信するだけです。受信者は、手持ちのどんなメールクライアントでも添付されたメールを開けます。
メールをPDFファイルとして添付して転送する
受信者に.emlファイルを扱ってほしくない場合は、メールをPDFファイルとして保存・転送する方法もあります。
この方法は少し手間がかかりますが、受け取った人が閲覧しやすくなるというメリットがあります。
まず、転送したいメールを開きます。メッセージ右上の「三点リーダー」をクリックし、「印刷」を選択してください。

Chromeの印刷画面が表示されるので、「送信先」のドロップダウンから「PDFに保存」を選びます。

「保存」をクリックすると、PDFファイルとしてPC内の任意のフォルダに保存できます。
転送したいメールの数だけこの作業を繰り返します。完了すると、件名がファイル名になった複数のPDFファイルが用意できているはずです。
これらのメールを添付ファイルとして転送するには、受信トレイ左上の「作成」をクリックします。新規メッセージウィンドウで添付ファイルアイコンをクリックし、保存したPDFファイルをすべて選択して「開く」を押せば添付完了です。

あとは宛先と件名を入力し、本文を書いて送信するだけです。すべてのメールがPDFファイルとしてメッセージに添付されているのが確認できます。
Gmailで複数のメールを転送するメリットとは?
1通のGmailメッセージに複数のメールを添付したい場面は意外と多くあります。たとえば、チームメンバーからの複数のレポートを上司にまとめて送りたい場合、それらを1通のメールに添付できれば大幅な時間短縮になります。
また、会社や監査法人の担当者に、過去のメール履歴を複数まとめて提出しなければならないケースもあるでしょう。こうしたニーズが多かったため、Googleはこの機能をGmailの標準機能として搭載したのです。
今後は必要に応じてこの標準機能を活用できますし、メールのバックアップを残しておきたい方は、事前にファイルをPCへ保存してから送信する方法を試してみてください。
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