おすすめMarkdownエディター12選|Windows・Mac・Linux・オンライン対応
Markdownエディターをお探しですか?すでにMarkdownの使い方や仕組みをご存じの方も多いでしょう。簡単に説明すると、Markdownとはテキストを素早く手軽に書式設定するための記法です。HTMLよりもはるかにシンプルで、ウェブ上で広く活用されています。
当サイトでは無料で使えるオンラインMarkdownエディターについても紹介してきました。しかし、Mac、Linux、Windows向けのMarkdownエディターを探している方もいるはず。この記事では、あらゆるプラットフォームおよびオンラインで使える優れたMarkdownエディターをまとめました。
優れたMarkdownエディターの条件とは?
Markdownエディターに対する好みは、書き手のスタイルと同じくらい多種多様です。何があなたにとってベストかは断言できませんが、良いMarkdownエディターには少なくとも次のような機能が求められます。
- ライブプレビュー機能
- WordやPDFなど一般的なドキュメント形式へのエクスポート
- WordPressなどのブログプラットフォームへの公開機能
さらに言えば、理想のMarkdownエディターは無料であるべきでしょう。どれが一番かを明確に決める方法がないため、このリストはアルファベット順に並べています。意外にも多くのエディターが本格的なプログラミング環境としても使える点は、あなたにとってプラスになるかもしれません。
Atom
価格:無料
対応OS:Windows、Mac、Linux
Atomは「21世紀のためのハッカブルなテキストエディター」を自称しています。これは、Atomが無限にカスタマイズ可能である一方、ある程度自分で組み立てる必要があることを意味します。まずAtomをインストールし、Markdownパッケージを追加することで、自分好みのエディターを作り上げましょう。
複数ページを開いたり、テーマを追加したり、数千あるパッケージから選んであらゆる種類の編集やプログラミングに対応させたりできます。
※補足:GitHubは2022年12月にAtomの開発終了を発表しました。既存ユーザーは後継の「Pulsar」などへの移行も検討するとよいでしょう。
Byword
価格:iOS版5.99ドル/Mac版10.99ドル
対応OS:Mac OS、Apple iOS
MacからiPhoneやiPadへ頻繁に行き来する方なら、Bywordが最適なMarkdownエディターかもしれません。Appleデバイス間で同期できるのが最大の強みです。PDFやHTMLへのエクスポートに加え、WordPress、Blogger、Medium、さらにはEvernoteなど、お気に入りのブログプラットフォームへの公開にも対応しています。
Caret
価格:無料トライアル後29ドル
対応OS:Windows、Mac、Linux
Caretは、このリストの中でも最も洗練されたルック&フィールを持つと言えるでしょう。しかし、そのシンプルな外見に騙されてはいけません。Caretはフル機能を備えており、オートコンプリート、スペルチェックなどのコンテキストメニュー、複数箇所を同時に編集できるマルチカーソル、LaTeXのインライン表示機能などを搭載しています。
LaTeXを扱えるため、科学・技術・工学・数学(STEM)分野の方に理想的なエディターです。
GhostWriter
価格:無料
対応OS:Windows、Linux
Markdownを使う多くの人は、集中モード(邪魔の入らない)エディターも求めています。GhostWriterはそんな人にとって最高の選択肢かもしれません。見た目は質素ですが、その実力は強力です。
ライブHTMLプレビューを備えており、コンテンツがウェブ上でどう表示されるかを確認できます。標準でHTMLへのエクスポートに対応しており、Pandocなどの拡張機能を追加すれば、Word、ePub、LaTeXなどさまざまな形式に出力可能です。
Haroopad
価格:無料(寄付歓迎)
対応OS:Windows、Mac、Linux
Haroopadは、このリストの中でも特に多機能なMarkdownエディターの一つです。オートコンプリートやテーマといった標準的な機能に加え、YouTube、Instagram、Twitterなどのオンラインコンテンツの埋め込みにも対応しています。
HTMLやPDFへのエクスポートも可能で、内容をEvernoteやWordPressに送ったり、メールで共有したりすることもできます。MathJaxによるLaTeXサポートも備えています。
iA Writer
価格:29.99ドル
対応OS:Windows、Mac、iOS、Android
これまで紹介したエディターはプログラマーやSTEM分野の人々に寄り添っていましたが、iA Writerはクリエイティブなライターやジャーナリスト向けです。構文ハイライトがStyle Checkと連携し、まるでバーチャル編集者のように原稿をチェックしてくれます。
iCloud、Dropbox、Google Drive、OneDriveなどのクラウドサービスとの連携も強力な機能の一つです。
Notepad++
価格:無料
対応OS:Windows
Notepad++は、Windowsのメモ帳の代替として生まれたテキストエディターです。シンプルでクリーンな見た目、高速な動作が人気の理由でした。すでにNotepad++を使っているなら、GitHubのnppPluginListで提供されているMarkdownプラグインをチェックしてみてください。
Notepad++を使ったことがなく、基本的なMarkdownエディターだけを求めているなら、他の選択肢のほうが向いているかもしれません。
Remarkable
価格:無料
対応OS:Linux
RemarkableはまだWindows版がありませんが、開発が進められています。それまでの間、Linuxユーザーにとって優れたMarkdownエディターとして活躍します。構文ハイライトはCSSファイルで好みに合わせて調整可能です。
ライブプレビューには同期スクロール機能があり、Markdownの各行と完成品を比較しながら作業できます。数式記号を使いたい人のためにMathJaxサポートも用意されています。
StackEdit
価格:無料
対応OS:オンライン(ブラウザ)
StackEditは無料で、ブラウザベースなのであらゆるプラットフォームで動作し、GitHubユーザーの間でも高い人気を誇ります。トップ候補と言えるでしょう。しかもそれだけではありません。StackEditはMarkdown Extra、GFM、CommonMarkなどさまざまなMarkdown方言に対応しており、それぞれ異なる強みがあるので、用途に合ったものを選べます。
LaTeX、UML(統一モデリング言語)図、楽譜記法、そして欠かせない絵文字までサポート。STEM分野にもアートにも、純粋な楽しみにも応えてくれる万能エディターです。
Typora
価格:無料
対応OS:Windows、Linux、OS X
Typoraの開発者は謙虚ですが、Typoraには誇るべき点がたくさんあります。開発者自身は自作アプリを「まともなMarkdownエディター」と呼んでいます。Typoraは他のMarkdownエディターができることのほぼすべてを、スタイリッシュでクリーンなインターフェースで実現します。もちろん、テーマによるカスタマイズも可能です。
Pandoc拡張機能をインストールすれば、PDF、Word、OpenOffice、MediaWiki、ePubなどへのインポート・エクスポートが可能になります。StackEditとTypora、どちらを選ぶかは難しいところです。
※補足:現在のTyporaは有料化されています(買い切り14.99ドル)。導入前に公式サイトで最新情報を確認しましょう。
Ulysses
価格:月額5.99ドル/年額49.99ドル
対応OS:Mac OS、iOS
Ulyssesは有料アプリでApple製品限定ですが、取り上げる価値のある一本です。Markdown編集機能が他と同等以上というだけでなく、統合的な執筆環境が大きな魅力だからです。ストレージライブラリ、階層的な整理、検索フィルター、自動保存、自動バックアップを備え、データを失う心配がなく、必要なものをすぐに見つけられます。
WordPressやMediumへの直接公開、PDF、Word、HTML、ePub、RTFへのエクスポート、iCloudとの同期にも対応。デスクトップとiPadの両方に入れておけば、作業をシームレスに引き継げます。
Visual Studio Code
価格:無料
対応OS:Windows、Mac、Linux
Atomと同様、Visual Studio Code(VS Code)は主に開発環境として知られています。Markdownエディターとしても使えることを知らない開発者もいるかもしれません。VS Codeはほとんどのプログラミング言語向けのプラグインで拡張できるため、Markdown拡張機能が豊富にあるのも当然です。得られるMarkdown機能は、選択する拡張機能によって変わります。
選ぶのはあなた次第
この中のどれかのMarkdownエディターが、きっとあなたに合っているはずです。一見するとどれも似ていますが、使い込むとその違いは大きいことに気づくでしょう。いくつか実際に試してみて、自分のワークフローに最適な一本を見つけてください。ここで紹介していないお気に入りのMarkdownエディターがあれば、その魅力をぜひ教えてください。
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