Chromeアクションとは?アドレスバーで使える便利なコマンド10選と使い方
Chromeアクションとは、Chromeのアドレスバー(オムニボックス)に入力するだけで、各種機能の利用や設定変更ができるコマンドの一覧です。Chrome M87で初めて搭載され、Googleは現在も新しいアクションを追加し続けています。
Chromeアクションを活用すれば、ウェブ閲覧にかかる時間を大幅に節約できます。この記事では、特に役立つChromeアクションを厳選してご紹介します。
Chromeアクションの基本的な使い方
以下の手順でChromeアクションを実行できます。
- 新しいChromeのウィンドウまたはタブを開く。
- 実行したいアクションをアドレスバーに入力する。
- ドロップダウンリストに表示されたChromeアクションボタンを選択する。
手順は非常にシンプルです。ただし、アドレスバーに入力したすべての文字列がアクションとして機能するわけではありません。ショートカットを効果的に使いこなすには、どのコマンドがChromeアクションとして認識されるのかを知っておくことが重要です。
1. 安全チェックを実行
「run Chrome safety check」は比較的新しいChromeアクションの一つで、Chromeの安全性管理へのショートカットです。安全チェックは、パソコンで実行するウイルススキャンに似ており、漏洩したパスワードの有無、アップデートの状態、セーフブラウジングのステータスなどを確認します。
パソコン版では、有害な拡張機能や有害なソフトウェア(Windowsのみ)のチェックも行われます。以下のコマンドでも同様に安全チェックを起動できます:「security check」「run safety check」「use password checkup」「run security checkup」。
2. 閲覧データを削除
「clear browsing data」と入力すると、閲覧履歴、Cookie、キャッシュされた画像・ファイルなどのデータを消去できるダイアログが開きます。削除対象の期間は、直近1時間、24時間、7日間、4週間、全期間の中から選択可能です。
より詳細に制御したい場合は、ダイアログの詳細設定タブをクリックしてください。現在使っている端末のデータだけを削除したい場合は、あらかじめGoogleアカウントからサインアウトしておきましょう。サインインしたままだと、同期中のすべての端末からデータが削除されます。次のフレーズでも同じダイアログを開けます:「delete history」「clear cache」「wipe cookies」「delete chrome cookies」。
3. Googleアカウントを管理
このChromeアクションを使えば、Googleアカウントページへ素早くアクセスできます。個人情報、お支払い方法、サブスクリプションなどをまとめて管理可能です。「manage my Google account」「fix Google account」「control my Google account」でも同じアクションを起動できます。
4. パスワードを管理
Chromeをメインブラウザとして使っているなら、パスワードマネージャーとしても活用しているケースが多いでしょう。「manage passwords」を使えば、Chromeに保存されたすべてのパスワードへすばやくアクセスできます。パスワードリストの検索、漏洩パスワードの確認、自動ログインの有効/無効の切り替えなどが可能です。
目のアイコンをクリックすると保存済みパスワードを表示できます。アイコンの横にある3点メニューから、パスワードのコピー・編集・削除も行えます。これらの設定を変更する際は、パソコンのパスワード入力による本人確認が必要です。
「edit passwords」「change password」「update credentials」でも同じアクションを呼び出せます。
5. シークレットウィンドウを開く
アドレスバーに「incognito」と入力すると、シークレットウィンドウが開きます。シークレットモードでは、閲覧履歴、Cookie、サイトデータ、フォームに入力した情報などがChromeに保存されません。ただし、Google、Facebook、Amazonなどのサービスにログインしたままの場合は、追跡される可能性がある点に注意が必要です。
また、ウェブサイト側や勤務先・学校の管理者、ISP(プロバイダ)は、シークレットモードでもユーザーの活動を把握できる場合があります。「launch private tab」「open private window」でも起動できます。
6. お支払い方法を管理
クレジットカード情報をChromeに保存している方にとって便利なアクションです。保存済みカードの一覧へ直接移動でき、お支払い方法の編集や新しいカードの追加が行えます。この画面から、オートフィルや生体認証(Touch IDなど)の設定を変更することもできます。
「edit credit card」「update card info」「manage payment methods」などのコマンドでも起動できます。
7. Chromeを更新
このアクションを使えば、最新バージョンのChromeを使っているかどうかを簡単に確認できます。現在のバージョンが表示され、新しいバージョンが公開されていれば、その場で更新できます。
この画面から自動更新を有効にすることも可能です。「update browser」「upgrade google chrome」「chrome updates」でも同じアクションが起動します。
8. ページを翻訳
Chromeは外国語ページの自動翻訳がかなり得意ですが、まれに自動翻訳されないページに出くわすこともあります。そんなときに使いたいのが「translate page」です。このアクションで翻訳用のポップアップが開きます。
Chromeはページの言語を自動検出し、その言語からの翻訳を選択できます。正しく翻訳されない場合は、ポップアップ内の3点メニューから正しい言語を手動で指定しましょう。
ポップアップからは、その言語を常に翻訳する設定や、翻訳機能自体をオフにすることもできます。「change language page」「translate this page」「translate web page」でも起動できます。
9. Googleパスワードを変更
このアクションを使えば、Googleアカウントのパスワードを素早く変更できます。変更前には本人確認のため、現在のGoogleパスワードを再入力する必要があります。確認後、パスワード変更ページへ移動します。
「change Gmail password」「reset Gmail password」「change my Gmail password」でも同じアクションを起動できます。
10. 同期を管理
Chromeでは、ブックマーク、履歴、パスワードなどのプロフィール情報をすべての端末で同期できます。「manage sync」コマンドを使えば、同期設定をいつでも編集可能です。
このアクションでは、すべてを同期するか、端末ごとに同期内容をカスタマイズするかを選択できる画面へ移動します。「edit sync」「change Chrome sync」「manage sync」でも表示できます。
Chromeアクションで作業時間を短縮しよう
Googleは、アドレスバーから素早く操作できるよう、新しいChromeアクションを継続的に追加しています。安定版に搭載される前に「create doc(ドキュメントを作成)」「create event(予定を作成)」「create form(フォームを作成)」「create presentation(プレゼンテーションを作成)」「create sheet(スプレッドシートを作成)」「create site(サイトを作成)」といった最新のアクションを試したい方は、Chrome Betaをダウンロードしてみましょう。
Chromeアクションは、Google Chromeを効率的に使いこなすための強力な味方です。何度も画面を行き来して設定項目を探す代わりに、目的の画面へ直接ジャンプできるのが大きな魅力です。
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