【解決済み】VirtualBoxで「仮想マシンのセッションを開けませんでした」エラーが出たときの直し方
先日、Windows 10 PCでOracle VM VirtualBoxから仮想マシンを起動しようとしたところ、「仮想マシンのセッションを開けませんでした(Failed to open a session for the virtual machine)」というエラーが表示されると、あるクライアントから相談を受けました。エラーの内容は「仮想マシンは起動中に予期せず終了しました。終了コード1(0x1)」というものです。この問題は突然発生したもので、前日までは同じ仮想マシンが何の問題もなく起動していたとのことでした。
発生するエラーメッセージの内容
本記事で解説するのは、以下のVirtualBoxエラーです。
仮想マシンのセッションを開けませんでした。
仮想マシン 'VMachineName' は起動中に予期せず終了しました。終了コード1(0x1)。詳細については 'C:\Users\%Username%\VirtualBox VMs\%VMachineName%\Logs\VBoxHardening.log' を確認してください。結果コード:E_FAIL (0x80004005)
コンポーネント:MachineWrap
インターフェース:IMachine {b2547866-a0a1-4391-8b86-6952d82efaa0}
このエラーは、保存された仮想マシンの状態の破損や、VirtualBox本体の不具合、Windows Update後のドライバー競合など、さまざまな原因で発生します。以下に、効果が確認されている解決策を順番に紹介します。
VirtualBoxエラー(終了コード 0x1 / E_FAIL 0x80004005)の解決方法
方法1:保存された状態を破棄する
仮想マシンを正常にシャットダウンせずに「状態を保存」して閉じた場合、保存された状態が破損していることがあります。まずは保存された状態を破棄してから、起動できるかどうかを確認しましょう。
1. VirtualBoxマネージャーで対象の仮想マシンを右クリックし、「保存された状態を破棄(Discard Saved State)」を選択します。
2. 仮想マシンを起動してみます。問題が解決しない場合は、次の方法に進んでください。
方法2:VirtualBoxをアンインストールして再インストールする
特にWindows Updateを実行した後に問題が発生した場合は、VirtualBoxを一度アンインストールし、最新版を入れ直すことで解決することがよくあります。
1. コントロールパネルからVirtualBoxをアンインストールします(仮想マシンのデータは削除されないので安心してください)。
2. PCを再起動します。
3. 公式サイトから最新版のVirtualBoxをダウンロードします。
4. ダウンロードしたファイルを右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
5. 画面の指示に従ってインストールを進めます。
6. インストール完了後、PCを再起動します。
7. VirtualBoxマネージャーを開き、仮想マシンを起動します。
8. 正常に起動できたら、必要に応じてGuest Additions(ゲストアディションズ)やExtension Pack(拡張パック)をインストールしておきましょう。
方法3:Hyper-Vを無効化する
上記の方法でも改善しない場合は、Windows標準の仮想化機能「Hyper-V」がVirtualBoxと競合している可能性があります。以下の手順でHyper-V関連の機能をオフにしてみてください。
1. コントロールパネル →「プログラムと機能」→「Windowsの機能の有効化または無効化」を開きます。
2. 「Hyper-V」「仮想マシンプラットフォーム」「Windowsハイパーバイザープラットフォーム」のチェックを外します。
3. PCを再起動し、仮想マシンが起動するか確認します。
また、原因を特定したい場合は、エラーメッセージに記載されている VBoxHardening.log を確認するのも有効です。サードパーティ製ウイルス対策ソフトがVirtualBoxの起動を妨げているケースもあるため、一時的に無効化して試す価値があります。
以上で解決手順は完了です。このガイドがお役に立てた場合は、ぜひコメントで体験談をお聞かせください。他の方の助けにもなりますので、記事のシェアにもご協力いただければ幸いです。
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